肴菜屋「わたり」

季節の魚・野菜を楽しめる和食の店が垂水にオープンしました!

”黒豆”と”きんとん”と・・

2016年01月03日 | 肴菜屋「わたり」

新年明けましておめでとうございます
旧年中は格別のお引き立てを賜り有難うございました。
本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます。

今年はお天気も良く穏やかなお正月ですね。沖縄ではナント25℃の夏日を記録したそうです。ここ関西でも3月頃の気温とか、まおちゃんの住む加古川の駅前通り(名称は“ベルデモール”となかなかオシャレ)の寒桜が満開で、年末年始に慌ただしく行き交う人々がふと足を止めて時ならぬ“お花見”をしたそうです。

暖冬のせいばかりではないでしょうが、お正月の風景も年々変わってきましたね。昔は駅やデパートの前にドーンと飾ってあった門松や、家々の玄関のしめ飾りも最近は省略されることが多いようですし、おせち料理も“作るもの”というより今では”買うもの“になりつつあるようです。

“まおちゃん”のおせち料理も今年は随分と手抜きでしたが、“黒豆”と“きんとん”だけは美味しくできたと自画自賛しておりました。黒豆は、加古川組のエイコちゃん(のご主人)が丹精込めて作られた見事な黒いダイヤ・・錆びた釘を入れてコトコト弱火で煮た後は、秘密兵器の保温鍋で“美味しくな~れ”と呪文をかけると柔らかくてほんのり甘い黒豆が出来上がったそうです。エイコちゃん、いつも立派な黒豆さんをありがとう!

手抜きだけれど、毎年“まおちゃん”は、“きんとん”だけは大鍋いっぱい作るそうです。子供の頃、偏食だった彼女(チト信じがたいですが)は、おせち料理の中に食べたいものがほとんどなくて、唯一好物だったのが“きんとん”・・ま、これは料理というよりスイーツですからね。母ちゃんの”きんとん”作りを手伝って、だんだん甘くなっていくそれを指でなめて味見をするのが嬉しい役目だった・・そうです。

昔の人にしてはハイカラな母ちゃんの“きんとん”は、最後の仕上げにバターを入れる、いわばスイートポテトのような洋風“きんとん”。この味だけはお正月に欠かせないそうです。おせち料理にまつわる思い出の断片を集めると、”ファミリーヒストリー“になる・・それを再確認するのがお正月なのかもしれませんね。

【お知らせ】
1月のお休みは、水曜日と1日(金)、14(木)、21(木)です。
2日(土)の夜はお休み、昼のみ営業します。
9日(土)の昼はお休み、夜は通常通りは営業します。

【鍋のご予約 (お二人様より)】
☆てっちり:6500円 
☆和牛じゃぶじゃぶ:7000円

☆淡路島産いの豚しゃぶしゃぶ:4500円
☆播州地鶏水炊き:4000円
※三日前までにご予約お願いいたします。

【 お昼の御膳(要予約)
下記の三種類のお昼の御膳の年始のご予約は1月8日(金)より承ります。
☆ 「肴菜御膳」(2200円)、「雪月花御膳」(2650円)、「わたり御膳」(3200円)

☆団体様(18名様まで)のご予約も歓迎!ご予算ご希望に応じますのでご用命ください。

肴菜屋「わたり」
神戸市垂水区坂上2丁目1-25
電話番号 (078)751ー7588)
営業時間:
(昼)11:30~14:00 (ラストオーダー13:30)
(夜)17:00~22:00 (ラストオーダー21:30)
定休日:水曜日(原則) 


 

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