肴菜屋「わたり」

季節の魚・野菜を楽しめる和食の店が垂水にオープンしました!

爽涼の秋に・・

2020年10月11日 | 肴菜屋「わたり」

今年はあまりにも暑さが厳しかったせいでしょうか、むくげやハイビスカスなど夏の花々ですら戸惑い出遅れて、今頃ひょっこり咲き出したのよ・・と、まおちゃんのお茶友の先生がおっしゃったそうです。華やかな夏の残花は、楚々とした秋の草花と一緒に今、先生のお宅の庭を飾っているのだとか。

萩は秋の七草のひとつ、その花が散り落ちることを”こぼれる”というそうです。桜は”舞う”、萩は”こぼれる”・・言葉の使い分けに風情があり、情景が目に浮かびますね。

昨日
のお茶の稽古は”中置(なかおき)”。これは少し冷え込む日もある10月の点前で、風炉を客の方に少し近づけてしつらえます。11月には開炉、風炉から炉になり火の暖かさが客に最も近くなります。つまり”中置”は夏の名残りであり、冬季の炉になる前のつなぎの工夫というところでしょうか。お茶の稽古は日常とは少しかけ離れた空間で、月一くらいがちょうど良い楽しみとまおちゃん。もっとも、お稽古とは名ばかりで、彼女の場合は専らお菓子とお茶をいただく”係”らしいですが・・。


ところで、世の中では日々色んな事が起こって、うっそーと思うニュースも多いようです。米国の大統領、コロナに感染しようが、ホワイトハウスがクラスターになろうがおかまいなし・・というあのエネルギー、執念の凄まじさには唖然としてまいます。それにしても74才と77才の高齢対決って凄いですよね。大きな国なのにもっと若い人材はおらんのかい!あらら~、お茶や日本語の繊細について語っておりましたのに、大統領選の話になると、ついつい言葉使いが乱れる、討論会の影響でしょうか・・

さて、季節感は和食にとっても大切なもの。名残りの鱧や、さまざまな秋魚、秋野菜・・秋の味覚を当店でお楽しみいただければ幸いです。

【お知らせ】
11月の休業日は水曜日と12(木)、26(木)、です。連休を2回戴きます。
☆お昼の営業ですが、休業日(水)、もしくは(水木)の翌日はお休みさせていただいておりますのでご了承ください。なお、仕込みの都合等で不定休させていただく場合もありますので、お店の掲示板またはお電話で確認くださいますようお願い致します。
☆お昼限定の”御膳”は、しばらくお休みとさせていただきます。
以上どうぞよろしくお願い申し上げます。

肴菜屋「わたり」
神戸市垂水区坂上2丁目1-25 
電話番号 (078)751ー7588) 
営業時間: 
(昼)11:30~14:00 (ラストオーダー13:30)
(夜)17:00~22:00 (ラストオーダー21:30)   
 定休日:水曜日(原則)

 

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