11月の別名は霜月、朝夕めっきり冷え込む”霜降月”がその由来・・暖房器具が活躍しはじめましたね。
この頃には、茶道のお稽古場も夏の”風炉”から”炉”(囲炉裏)に変わります。炉に変えるのは、暖かい炭の火を客寄りに設え、暖をとっていただく”もてなし”の心、”夏は涼しく冬は暖かに”の実践だそうです。
茶道はやたら難しそうと思われがちですが、その根底にある教えは至って単純、心得ておくべき”大切なこと”ばかりだそうで、”利休七則”には、こう記されているそうです「茶は服の良きように、炭は湯の湧くように、夏は涼しく冬は暖かに、花は野にあるように、刻限は早いめに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ」
この7つの教え、茶道の世界だけでなく、人生の多くの場面で役に立つ哲学じゃったと、まおちゃんは言います。”相客に心せよ”この言葉は特に奥が深いようでございます。
先日友人の先生から炉開きの茶事(風炉から炉に変わる時に催す茶事、お茶の正月といわれるイベント)にお招きされた”まおちゃん”、露地待合、蹲(つくばい)から炭、懐石、濃茶、薄茶のフルコースを楽しませて頂いたそうです。
炉開きに相応しい壺飾りの趣向や、お菓子に頂いた善哉や猪子餅も嬉しく、何よりご亭主、相客との一座建立が居心地の良い楽しいお席だったと喜んでおりました。
さて・・話は変わりますが、サッカーW杯、強豪ドイツに勝利して大盛り上がり(ちょっとハシャギ過ぎた?)でしたのに、”勝つはず”だったコスタリカにまさかの敗戦・・よしもと新喜劇よろしくずっこけた人が多かったかもしれません。かくなる上は、さらに強いスペインに勝利し、”ジャイアントキラー”の名を不動のものにしましょう。ガンバレ~日本!
【牡蠣情報】
日生の牡蠣は今はまだ小さく、入荷までまだ時間がかかりそうです。今年は雨が少なく、山の栄養が海に流れにくくて牡蠣の成長が遅れているのだそうです。入荷しましたらお知らせしますので、どうぞよろしくお願いします。
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お待たせしました!日生の牡蠣が明日12/10(土)よりスタートします。出だしは幾分小ぶりですが、十分お楽しみいただけると思います。
なお、12/11(日)のお昼は”貸し切り”となりました。
よろしくお願いします。
【お知らせ】
☆12月は下記の日をお休みさせていただきます。
7(水)-8(木)、14(水)、21(水)-22(木)、31(土)。
なお、最終週の水曜28日は営業します。
☆お昼の営業につきましては、”休業日の翌日”はお休みさせていただいております。仕込みの都合等で不定休とさせていただく場合もありますので、お店の掲示板またはお電話で確認くださいますようお願い致します。
☆当店では”基本的な感染対策”を継続させて頂いていおります。マスクの着用などご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
肴菜屋「わたり」
神戸市垂水区坂上2丁目1-25
電話番号 (078)751ー7588)
営業時間(通常):
(昼)11:30~14:00 (ラストオーダー13:30)
(夜)17:00~22:00 (ラストオーダー21:30)
定休日:水曜日(原則)