「今年はまだですか・・?」と何人もの方が聞いて下さるので実は内心驚いておりました。
お待たせしました・・牡蛎が入荷いたしました!ランチメニュー”かきフライ定食”(900円)、夜の一品”かきフライ”(800円)がスタートです。当店は、瀬戸内海国立公園日生諸島の恵まれた自然環境の中で養殖された”日生の牡蛎”を直送してもらっております。ぷりぷりでしかもジューシーな当店のかきフライを是非お楽しみくださいませ~。
牡蛎は、さまざまな料理で楽しめる食材で、フライはもちろん、酒蒸しや鍋もいいですね。ところで、この牡蛎、美味しいだけでなく”海のミルク”と言われるほど栄養価も満点・・タウリン、鉄分、カルシウム、グリコーゲン(糖原)の他、ビタミンA, B1, B2など多くの栄養素を含んでいるそうです。タウリンは、コレステロールや血圧を下げる働きがありますので、動脈硬化や高血圧など成人病の予防に効果あると言いますし、鉄分は貧血に悩む女性に必要不可欠な栄養素・・これらを豊富に含んでいるという牡蛎はなんと嬉しい食べ物でしょう!まさに”海のミルク”、”海の恵み”!
本日のテーマ、”牡蛎”にまつわる小ネタをいくつか・・
◆かきを漢字で”牡蛎”と書くのは、カキには牝がなくて牡ばかりだと考えられていたためだとか。
◆日本のカキの多くは”マガキ”で、これには牡牝の別はあるが、その年に牡であったものが翌年には牝になったりと、年によって性別が変わる特徴があるそうな。さしずめマツコ・デラックスみたいなもんか。
◆英語圏では、月の名前に"R"がつく月(May~August以外)が牡蛎を食べる時季だと言う。
◆カキの殻はとても固くて開けるのが超困難・・なので、ペラペラとお喋りしない人をたとえる時に牡蛎を使うそうな。”あの人は牡蛎のように口が固い”とか”牡蛎のように無口”とか。英語でも同様の表現をするらしい。
◆同じく硬い殻をかぶったアワビは餌を求めて常に動き回る流浪型だが、プランクトンを食べる牡蛎は一旦付着したらそこから離れない定住型・・だから養殖に適しているそうな。
◆”グリコ”の社名の由来はグリコーゲン。グリコの創業者が牡蛎の煮汁からグリコーゲンを採取して栄養菓子"グリコ"を創製したのが出発点だとか。
はい、いろいろ調べました!牡蛎を食べながらちょっと一杯・・って時の”話のネタ”にしていただければ幸いです。
【お知らせ】
11月の休業日は、水曜日および24日(木)とさせていただきます。(23-24は連休)
なお、11月5日(土)は、昼夜とも貸し切りのご予約を承っております。ご了承くださいませ。
☆ ランチメニュー「肴菜御膳」(1800円)および「わたり御膳」(2700円)は、恐れ入りますが、前日までに(できれば3日前くらいまでに)予約をお願いします。
☆ 団体様(18名様まで)のご予約も歓迎!ご予算ご希望に応じますのでご用命ください。
肴菜屋「わたり」
神戸市垂水区坂上2丁目1-25
電話番号 (078)751ー7588
営業時間:
(昼)11:30~14:00 (ラストオーダー13:30)
(夜)17:00~22:00 (ラストオーダー21:30)
定休日:水曜日(原則)
【”神戸っ子ゴハン”記事へのリンク:http://www.kobekko-gohan.jp/2010/06/-50.html】