若い頃に島根へ旅行中、江の川で相方の親戚が鮎の屋形船を経営していた。屋形船とは別動隊で、カヌーのような舟上でタイマツを燃やし、水面をバシャバシャ叩いて鮎を定置網へ追い込んでいくのは鮎の火入れ漁というらしい。網にかかった鮎が勢いよく飛び跳ねていた光景が、鮮明な記憶で残っている。しかし屋形船のモーターが運悪く故障して、船頭さんが櫓で漕ぐことになり船体がゆら~りゆら~り。
活きの良い獲りたての鮎を、次から次へと塩焼きにされてワシの席へ運ばれるが、既に船酔いしていたワシは無理して2匹くらい胃に押し込んだのが残念な想い出だ。同乗していた人たちは、10匹を超える鮎を美味しく食っていたし、その場で生きたまま刻んで瓶詰めし、塩を放り込んで「うるか(鮎の塩から)」作りを始める人も。ここでワシは目を潤ませて、先ほど詰め込んだ鮎を撒き餌のように川面へぶちまけてしまった。
極端に船酔いに弱いワシの失敗談でもあるが、あの頃は珍味にも興味が無かったし、鮎に対する好奇心がそんなに湧いてこず、普通にスルーしてしまったのもまた残念な結末で‥‥‥。いまあの時の後悔を取り戻すべく、鮎の塩焼きを楽しんでから、焼き鮎を放り込んで炊飯する鮎めしへと駒を進めた。
活きの良い獲りたての鮎を、次から次へと塩焼きにされてワシの席へ運ばれるが、既に船酔いしていたワシは無理して2匹くらい胃に押し込んだのが残念な想い出だ。同乗していた人たちは、10匹を超える鮎を美味しく食っていたし、その場で生きたまま刻んで瓶詰めし、塩を放り込んで「うるか(鮎の塩から)」作りを始める人も。ここでワシは目を潤ませて、先ほど詰め込んだ鮎を撒き餌のように川面へぶちまけてしまった。
極端に船酔いに弱いワシの失敗談でもあるが、あの頃は珍味にも興味が無かったし、鮎に対する好奇心がそんなに湧いてこず、普通にスルーしてしまったのもまた残念な結末で‥‥‥。いまあの時の後悔を取り戻すべく、鮎の塩焼きを楽しんでから、焼き鮎を放り込んで炊飯する鮎めしへと駒を進めた。
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酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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炎クリさん♪
6月スタート!!
今月の花、紫陽花に。。
これまた鮎が。。(神奈川では今日アユ釣り解禁なんですよ~)
冒頭から、、何とも日本の情緒を感じさせてくれますね~
炎クリさんのblogで、いつも季節の移り変わりや、旬を感じさせていただける事に改めて感謝しなくては~ありがとうございます。
わぁ~立派な鮎ですね~歯も鋭くて、目もキラリ(笑
くにちゃんのおめめは~??
この鮎ご飯に「全集中」(笑
おうちにて、こんな最高級なメニューを頂けるなんて。
炎クリさんご一家は、料亭かっ!!(笑
うわっ!!鮎の屋形船ですか~
そんな~ご経験があったんですね。貴重な機会が、、
なななんとも辛いトラウマになってしまったのですね。
今思えば、釣りたて塩焼きを、速攻、船の上で堪能できるなんて~いやはや。贅沢極まりないですよね~日本酒も(笑。美味しいんでしょうね
ただし、船酔いに打ち勝ってる人のみ?(笑
炎クリさん♪ありがとうございまーーす
車酔いを「豚カツ」で克服したんですから(笑
船酔いにも。応用できるかも!!(笑。。駄目??
美味しそうです。
今日も大変お疲れ様でした!
水無月が明けました。
今月もどうぞ宜しくお願いします🤲🤲🤲
焼き鮎を入れてご飯を炊く〜〜♬
想像しただけで美味しそうです(^-^)
今日6月1日は、鮎の日だそうですね。
買い物先でも、今年お初にみる鮎が並んでいました。船酔いにまつわるエピソードがおありなのですね。確かに船酔いって結構なダメージ受けますね。鮎釣りが趣味の夫は、船酔いが嫌で海釣りはダメだそうです
うちもシーズンには鮎飯つくります。わたしは炊飯器を使ってしまいますが、sugichanさまは土鍋なので。。さすがですね。( ´∀`)/~~🍀
主人は川魚が苦手で家では食べませんが
旅行先では食べます。
土鍋の鮎飯は美味しそうですね~♪
お話が、お上手なので、思わず、惹き込まれました~💗
・・・しかし、船酔いの辛さは、私もわかるので、
ちょっと、痛い場面も、想像しちゃいましたが・・・。
アユと言えば、小鮎なんですが・・・、
昔、滋賀県和邇に住んでいる親戚のお宅へ、お邪魔したら、アユの天麩羅を、ご馳走して下さったのを、記憶しております~。
・・・、なんか、昔から、川魚は、苦手でしたね~(^^;
なので、その親戚で、おもてなししていただく、アユの天麩羅も、好きな人には、たまらんでしょうが、私には・・・、ちょっちゅね~でしたね~(苦笑)
アユのお菓子は、好きですけれどね~💗
大津風月堂の、あゆ菓子~、すごく上品で、美味しいので、好きです~♪
昔の出来事 戻れたら~
船酔いしなくて、珍味も好きだったら?
なんだかもったいなかっただすかね
お国は彦根で鮎好きの部長の
下だったしじみは独身の頃
アユ食べにあちこち連れて
いかれただすが(笑)
鮎飯は今回初めてだす♪
鮎自体上品なお魚
こんな素敵なごはん教えていただき
ありがとうだす
いつもコメントありがとうです。
くにちゃん
もう6月ってことですが、相変わらず大津市のワクチン接種はワースト1で、今まだ70歳代だそうです。紫陽花が咲き乱れる頃、鮎の季節となるわけですが、神奈川ではアユ釣り解禁が早いんですね? 日本の情緒っていうか、花鳥風月を大事にしていきたいと思っていますが、くにちゃんのように感じてくれる方がおられて初めて意味があるってもんです。この鮎はもちろん養殖ですが、何故か特有の香りを持っていました。どんな業界でも進歩しているのが日本人の仕事なんですよね。船酔いには一生勝てません。(笑)
1day1smileさん
こちらこそご無沙汰しています。お陰さまで元気100倍アンパンマンです。鮎の「うるか」は、ツウぶった人しか知らないですから、全然大丈夫ですよ。鮎本体は100円くらいになるので、食べてみるのも話題が膨らみますよ。
楽描堂さん
お疲れさまです。コロナ禍の中でも、どんどん季節は過ぎていき、今しないと出来ないことなどが満載で、焦りを感じてしまいますね? 焼き鮎を入れてご飯を炊く「鮎めし」は季節の贈り物です。
ameさん
各地でドンドン鮎釣り解禁日のニュースが聞かれ、若い頃の釣り野郎だったときなら、身体がじっとしていないでしょうね。(笑) 船酔いは、舟が進んでいる時は良いのですが、イカリをおろして波でふわふわ状態になりますと、一巻の終わりなんですよ。お初にみる鮎は出来れば香りを楽しみたいくらいですが、アユ釣りがご趣味の旦那さんでしたら、この先期待できますね? 船酔いは嫌いですが、離岸の別れシーンは大涙で見るのが好きです。
wakameさん
鵜飼いよりも手っ取り早い「鮎の火入れ漁」は、限られた地区でしか見られないようですが、この時でも観光客相手に見せるかのような雰囲気でした。川魚が苦手な方は多いですが、土鍋で炊いた鮎めしならば、クセも無いので絶対大丈夫だと思いますよ。刻んだ大葉がポイントです。
ビオラさん
体験談ですから、起承転結がないですけどね?(笑) 仰るとおり船酔いの辛さは、ふわふわと究極の気持ち悪さですよ。ビオラさんの中ではアユと言えば小鮎なんですね? 和邇から安曇川あたりまでは、この時季の鮎は小ぶりですが、話は鮎で持ちきりですよ。小さい鮎は天麩羅が一番ですが、釣り仲間では塩焼き級とか言って、大きさを自慢しあうのも醍醐味のひとつなんですよ。川魚が苦手なかたは、鮎に大葉を巻くとか、煮付けに山椒をきかせるとかの手段はありますが、工夫をして食べようとする前向きさも、好きこそものの上手‥‥‥ってことでしょうか? 風月堂さんも老舗ですね。
しじみちゃん
そうそう、その屋形船の権利は既に他人の手に渡り、望むときには環境が既にないってことです残念! 船酔いは一生モノでしょうけど、珍味の方は志さえあれば「うるか」くらいは作っていたでしょうね。近江の彦根でも「鮎」や「鮒ずし」は有名ですからね、鮎めしと出会ったことなかったですか? 鮎めしは食べる前に大葉を刻んで入れるのがポイントです。
皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
いいだろうねぇ😋
そんなにいっぱいはいらないけど・・・
私も、50年くらい前に、
青函連絡船で函館に向かう途中 ひどい船酔い😓
みんながおいしそうに食べてるホタテ弁当を食べられなかったの忘れられない😂
ご飯にすると生臭そうな感じするけど❔
鯛めしは大好きだけどねぇ😜
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
塩焼きはシンプルで最高で。そうそう2尾くらいで充分かもですが、鮎だけに生臭さはないですよ。相方のオカンが、切り刻んで血だらけの鮎を、白ご飯にかけてた時だけは生臭そうでした。50年くらい前の船酔いですか‥‥‥ホタテ弁当美味しそう、近々帆立ご飯炊く予定です。
いつもありがとうです。(^_-)-☆