■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 石山寺の秋月祭。紫式部が水面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと伝わる。画像は後白河天皇以下歴代天皇の玉座とされた「月見亭」で、ここから眺める中秋の名月は、瀬田川の清流に映る幻想的なイメージも含めて、近江八景の「石山の秋月」とされている。2024年は9月17日(中秋の名月)・18日(満月)に、本堂でイベントが執り行われる。

秋の味覚は素晴らしい‥‥‥ ~フルーツの女王さまから野生児まで~

2018年10月17日 19時12分43秒 | 風物詩
秋の味覚は数々あれど、文字通り果物の女王さまシャインマスカット巨峰は、先人が苦労に苦労を重ねて品種改良した芸術作品のようだ。パリパリと歯応えがよく、香りもあり甘みも満点の美味しさで、特に皮の薄い高級葡萄は、皮直下のポリフェノールも丸ごと摂れるような、種なし皮ごと食べられる品種となっている。





女王さまの逆をいくのが、子供の頃に野山を駆け巡って発見する熟れたあけびの実で、そんな宝探しが数少ない楽しみであった。大きさは長辺が10cmくらいで、食べ頃になると向こうから知らせてくれるように果皮が割れ、中の実を食べアトは黒い小っちゃな種を吐き飛ばすのみ。これが昔のワシのような貧乏人の子倅のオヤツで、外側の綿のような皮は「あけびの肉詰め」に使うのを去年教わった。





こちら黄色いスモモの峰満イエローは、最近生まれた国産スモモの新品種で、山形の僅かな農家だけで栽培されている幻のフルーツのようだ。先日ご紹介した黄桃のような黄金色が目に眩しい。完熟させてからの収穫なので、果肉は濃厚で甘みが強く香りも最高だが、広く流通していないのが残念だ。





名前はメロンでも、瑞々しいゴールデンメロンは林檎の名前で、この品種の親はインド林檎とゴールデンデリシャスを掛け合わせたものだ。甘みが強く水分も多く含まれジューシーなので、果汁から感じる甘味が非常に強く、逆に酸味が弱いのでバランスが良く、食べやすい林檎なのだ。



それぞれの秋の味覚は、どれも甘みやジューシーなポイントが素晴らしく、昔ながらのあけびざくろなどは冷静に美味しさを追求すれば、勿論のこと太刀打ち出来ない。しかし、何も美味しいものが無かった昭和の奈良、田舎の生活には柿くらいのもの‥‥‥懐かしいスパイスだけが拠り所ということで。




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コメント (7)
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