安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
スピリチュアル園芸生活(7)
先日、あるテレビ番組で園芸が健康に良く
脳梗塞や認知症の予防になったり、
認知症の症状の改善に繋がったということが放送されていました。
これは日々私も感じていることであり、
園芸療法という分野も確立されています。
この放送では、介護が必要とされている方に
スポットを当てていましたが、私の体験からすると介護する側にも
ガーデニングはたくさんの癒しと元気を与えてくれました。
在宅介護をしていると、自由になる時間や、出かけることも
ままならないことが多くなるので、趣味も限られてしまいます。
そこで、家で介護の合間の細切れの時間にできる
ガーデニングはとっても最適なのです。
母は麻痺があったので、土いじりは出来ませんでしたが、
もともと植物が大好きで、私が雑草を好むのも母の影響です。
ですから私が育てたり、そこら辺から摘んで来たお花を飾ってあげると
とても喜んで、元気を取り戻すことが度々ありました。
私はその度に、植物に宿っているフェアリーが、
癒しを与えてくれているように感じていました。
また介護する私自身も、老いてゆくことは皆平等と理解はしていても、
日々衰えてゆく親に寄り添ってゆくのは、精神的にも辛いことでした。
リハビリやマッサージをいくらしても追いつかなくなって、
先の見えない真っ暗なトンネルに、
何度も足尾突っ込みそうになりました。
そんなとき、種蒔きをして元気に発芽する苗や、
春の芽吹や開花、植物たちの日々の成長を目の当たりにすることで
エナジーをもらい、精神のバランスを保つことが出来ました。
ですから、私には植物にいくら感謝しても
しきれないことがたくさんあるのです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 雑草流フラワ... | ジブリ大博覧会 » |