goo

稲が多年草になる!




「稲の多年化栽培」というものがあると知って、大変驚きました。
調べてみると、1年中冬も田んぼにお水を入れておくことで
翌年から稲が多年草化して、耕す事なく、田植えは無し、
草取りも少しだけ、収穫は稲刈りではなく、8月頃から
2ヶ月くらいかけて、実った穂を摘み取るというものです。
そして、農薬はゼロ、肥料は元肥だけ。
ほぼほったらかしで、ちょっと大変なのは収穫の時期だけのようです。
この食料危機の時代に、何だか夢のよう...........。
神奈川県で、小川誠さんと言う方が実践されていらっしゃって、
ホームページがあります。
こちら



更に詳しく知りたくて、小川さんの書かれた書籍も読みました。
大変興味深く読み進んで行くと、稲作が始まったのは、
約1万年くらい昔で、その頃の稲の先祖は、
多年草だったのではないか、という見解が書かれています。
また、不耕起・冬季湛水の田んぼは生物多様性が高く、
小川さんの田んぼには、絶滅危惧種のホトケドジョウや
希少種のヌカエビなども繁殖しているそうです。
またこの栽培方法は、大規模な農家よりも小規模な兼業農家や
家庭菜園に向いているそうです。
そして、小川さんが提唱する「なごみ農」は、自然と調和し
神への祈りから始まって、神への感謝で終るというものです。
そこに至った小川さんの経験は、そのまま書き写させて頂きます。

『実は、神への祈りと感謝を徹底する事によって、苗代では
ここ7、8年一切病気が発生しなくなっています.ここでいう神とは
天地創造神のことです。それ以前は毎年のように苗が立ち枯れ病という
伝染病にかかって、苗箱の苗が何十枚もダメになって
しまっていました。何故かというと私は種籾についている
伝染病菌ですらなんらかの役割があると考えているので、
種籾の消毒をしてその菌を殺すことをしないからです。
ところがというか当然の結果というか、そのせいで
毎年伝染病が発生していました。そうして四年目だったでしょうか
あまりに伝染病がひどくなった時、私は見るに耐えられず、
不安でいっぱいになり、ご神前で
「どうか苗をお守りいただけますように」
と必死に縋りつくように祈りを捧げました。すると、翌日から
ぴたりと病気の伝染が止まり、枯れそうになっていた苗まで奇跡的に
全部蘇るという体験をしたのです。』

読み進めていて、この部分に到達した時とても驚きました。
稲の多年化栽培の実用書を読んでいたのに、突如スピリチュアルな
エピソードが出て来たからです。
自然と調和し、農薬や化学肥料、有機肥料ですら適切でないものは
使わない農業をする方は、こういった神様の領域に触れるような体験を
される方が多いように思います。
自然農法の始祖といわれる福岡正信さん、世界救世教の岡田茂吉さん、
自然栽培の木村秋則さんなどなど、他にもいらっしゃったような......。
きっと、正しくて世の中にとって大切な事なので、
霊的世界の見守りと援助があるのだと思います。
読み終わって、すぐにでも多年化栽培を試したい気持ちに
なりましたが、あいにく私には田んぼはないので、この多年化栽培が、
今後この国に広がって、食料危機を免れる事を心から願っています。

ちょっと汚い動画で恐縮ですが、世界中の農家さんが怒っています。
これは、フランスの農家さん。
こちら
日本の農家さんや酪農家さんも国会議事堂や農水省に行って
このくらいやっても罰は当たらないと思っちゃいます............。

「種子法」を守るための署名の最後の呼びかけ、今月末までです。
昆虫食を阻止するためにも、日本の食を守りましょう。
こちら
よろしくお願い致します。












































ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雑草流フラワ... 紫のプリムラ... »