安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
植物の不思議な話(38)
植物と精霊たち(2)
妖精の世界は、細かな階層に別れているようです。
とても身近な下位精霊として、土、水、空気、火の
四大元素の精霊がいます。
これはルネッサンスの初期の錬金術師パラケルススが
「妖精の書」という著書で提唱したものです。
人間ももちろんこの四大元素と深い関係があり、
生命の誕生から、維持、死後まで関わっていると言えます。
植物も同様で、発芽、成長、開花、結実、
枯死の全てに関わっています。
ルドルフ・シュタイナーの書籍などを読むと
詳しく記されていますが、
おおざっぱにまとめてみると、次のようになります。
◆土の精霊........ノーム、グノーム
植物を発芽させ、火の精霊の
助けを借りながら、植物を
上へ上へと押し上げてゆきます。
◆水の精霊......ウンディーネ
ウンディーネは植物のまわりを
漂いながら、大気の成分を結び合わせたり
切り離したりしながら、神秘的な方法で
葉を織り上げます。
◆空気の精霊........シルフ
シルフは植物の中に光を送り込み、
ウンディーネの作業と
協調して植物原型を作り出します。
◆火の精霊.........サラマンダー
サラマンダーは、熱、光の世界の住民です。
サラマンダーは大地の熱が上がると、
次世代の種子を作るため
熱を集めて花の中に運び込みます。
このように植物を育てるにあたって、
知らない間に私たちは、精霊たちと
共同作業をしていることになるらしいです。
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