スーのCuriosityⅡ

ブログのテーマは、好奇心。
わくわくドキドキ、好奇心いっぱいの楽しい生活をおくれますように。

下町情緒的待合室?!

2012-05-02 22:05:39 | つぶやく

東京の下町で一人暮らしをしている伯父が、
病院で検査があるというので、
姪である私が本日は付き添い兼運転手。

午前と午後で2つの病院を回って、
3つの診療科を受診するという。

しかし驚いた。
東京でも『THE 下町』っていう地域なので、
受付を済ませて、待合室に行くとそこは、ご老人WORLD!
見渡す限り、老人!
若い付き添いなんて、ほとんどいないっ!

みんなよくここまで来れたもんだと思うぐらいに、
ヨロヨロと歩きながら待合室までやってくる。

9時に病院が始まるというので、
9時5分に受付をしたら、52番だった、、、、orz
5,52---?!

そこから午前中の病院に4時間滞在することになるのだったが、、。
それよりも、すごいのだ、すごいのだ。
待合室にいる老人たちがっ。

何がって?

周りの人たちに、自分の病歴から何からベラベラと喋り始める。
これはある意味、自分の方がすごいんだぞーの病歴自慢なのか?

個人情報保護なんてありえない、自分で全部喋る、全部喋る。
さらに病歴だけでなく、自分の家族のことから何から、
おいおいそこまで喋らなくてもいいぞーってことまで喋る。

そんな待合室で、
この人物は、患者なのか?という視線を感じながら、
浮いている自分に耐えられなくなり、
トイレ近くの椅子に移動。

ここは安住できるかと思いきや、
そこにも3人のおばあちゃんが座ってお喋り。

どうやらここの病院の話をしているようだ。

80歳過ぎのおばあちゃんに乳がんが見つかってよ、
院長先生がよ、手術してとったんだよー。
そのおばあちゃん、今じゃぴんぴんしているよー。

そんな年でもなるもんなのかい?

そりゃ、そうさー、おばあちゃんでも女には、
乳はあるんだよ、乳は!

これは三谷幸喜の舞台の一幕なのか?
それとも志村けんのコントなのか?と、
もう横で笑いを堪えられなくて、またしても場所移動。

診察室の脇に再び座っていると、
ひと際、元気そうで、ずーっと喋り続けているおばあちゃんがいる。

あたしはね、80歳過ぎて、乳がん切ったんだけどよー、
今じゃ自転車にも乗れて、買い物して走ってるわよ。
え?年?86歳になったわよ。

げげっ。さっき向こうで話題になっていた本人だっ(--;)

身体に不調はあっても、若者以上に元気な老人たちが、
いつも元気に?お喋りをしている病院。
これは下町特有の空気なんだろうな・・・と思いたい。

ここの待合室のネタを映画の脚本として書いたとしたら、
最高に面白いものが出来そうだ。

ところで、

2つ目の病院で、MRIの検査をしてくれた技師。
スポーツマンタイプでがっちり。
超タイプで目が(

声が大きいのは、老人が多い地域の病院のせいかと思うけど、
強い口調の中にも患者を労わる優しさを感じて、
あーーー、素敵~。

これは、今日一日、ボランティアを買って出た私に、
天国にいるばあちゃんが目の保養にと最後に
ご褒美をくれたに違いない。
ばあちゃん、ナイスっ(笑)

ニヤっと笑うばあちゃんの顔が見えた気がした。


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2 コメント

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Unknown (ぷりんちゃん)
2012-05-05 21:31:48
何だか想像して笑ってしまいます。
元気なお年寄りが病院の待合所で語り合いうのを楽しみにしてるって聞いた事があります。
本当に具合が悪くなったら病院に行けないって話でしたからね(笑)
返信する
>ぷりんちゃん (スー)
2012-05-12 20:05:00
すごい数のお年寄りでした。
下町密着の病院っていうのは、こういうものなんでしょうね。
返信する

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