京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

京都 東寺 生きる!Ⅱ

2006年06月24日 14時49分38秒 | Weblog
①の写真。
黄色いマークの所に かすかに白いモノが見える。
それが白い子猫だった。
この時は逝ったと思い 謝りながら撮っていた。
傘をさしながらだったのと にっちもさっちも近づけない状態だった。
この時は 首から下が完全に沈んでいた。

②の写真。
白い子猫が逝ったと思い せめて他の子猫を探すために呼んでみたら
この子猫が出て来た。
もう一匹は(三匹居る)探したけれど 居なかった…

③の写真。
白い子猫が生きていたので 兄弟猫と一緒に 何とか傘を工夫して入れてやったら
親猫が現れたので オチチを飲まそうと置いてやった。
見ての通り 猫達は傘の仲で おれは濡れ鼠。

⑤の写真。
この寝姿を見ていると これはこれで良かったと思ってる。
チャトラの「み~」は 今朝やっと おれの膝や足に乗るようになった。
白の「チビ」は 今でも寝るまでは おれの手の平で寝る「手乗り猫」だ。
「み~」は 安心したんだろう。
それと慣れたんだろうな。
何故白の「チビ」が 手の平で寝るかって?
カラスから助けた時と 水没から助けた時に おれの両の手の平で包んでやったからだ。
それを忘れては居なかったんだ。
改めて おれは血の通っている 少しは暖かい 少しは愛情が有る人間だな と
この子猫達に認識させられた。

東寺の逞しい猫達は 雨の中 雪の中 暑い日差しの中 懸命に生きている。
それも運命だ。
余儀なく逝くのも これまた運命だ。
一度家に連れてきたら もう二度とファミリーの仲間にはなれないと言う。
しかし以前 飼い猫がこの東寺に来て ファミリーの一員になってる事は 下にも書いた。
もし おれに万が一の事が有ったら この子猫達は生きていけるんだろうか?
おんちゃんは きちんと面倒を見てくれるのだろうか?
無事に東寺に辿り着いたら ファミリーは迎えてくれるのだろうか?
安らいだ寝顔を見ていると こんな事を考えちまった。