京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

サルが木から落ちた

2006年01月31日 15時02分51秒 | Weblog
東寺で

先週の土曜日 子猫の成長を見るために 東寺に行った。
南門を目指しながら ながら撮り。
何時もの場所にファミリーは居て 寝ていた。
子猫を探したが居ないので 金堂の方に歩いていると 何時もの甘えん坊猫が居た。
それはそれで良いんだけど…
その白い 甘えん坊猫を撮影し 帰り際にファインダーを覗いたら 気づかなかった…
ファインダーの真ん中右上に 2ミリ四方位の黒いゴミが。
キャノンのキッスNや5Dは 清掃機能がついている。
ゴミなんて なにするものぞ!…安心してた。
安心と慢心は絶対違う事を 帰ってから思い知らされたんだ。

♪~♪~♪♪♪~~~と 鼻歌交じりで清掃開始!
慎重に事を進め カメラのミラーが跳ね上がった。
ブロアーブラシでシュコ シュコ シュコ…その瞬間やっちまった…
ツルリンと ブロアーブラシは手を離れ フォーカシングスクリーンの上に乗っかった。
しまった!!!と一瞬思ったんだ。
思いつつ「何とか無事で」と言う強い思いと交互に…
恐る恐るブロアーブラシを取って清掃を止め レンズを付けてファインダーを見たら…
どっひゃぁ~~~~~~~~~~!!!!! ファインダーが!
うっすら真っ黒けっけ!
今日は土曜日 当たり前だけど明日は日曜日。

次の日おらは 大阪のヨドバシに居ただよ。
話をした結果 当たり前の事で 分かっていたんだけど「サービスセンターが休みなので…」の返答。
しかし ポイントカードでフォーカシングスクリーン買い それがタダだったから 気持ちの上では少々楽だったけど。
電車賃かかっちまった。
交換したけど やっぱり事は慎重にしないと いけないな。
木に昇る時も 降りる時も。

Nと5Dの比較をしてみたけど それぞれの「目的」にあった製品作りをしているな…と言うのが まず第一印象だ。
5Dは 何かと「サブ機種だ」と 言われているけど 馬鹿か?!と言いたい。
メインで立派に主役を勤められる 良いカメラだ。
さすが1000万画素オーバーだけあって 深みがあるんだよな。
Nだって 明るいレンズを使えば 十分主役になる。
ただ…5Dの 一枚の容量を考えないと 画像を取り込んだりして「レタッチ」をちょっとやっただけで10~15MBオーバーになる。
つまり 1GBのCFカードで たっぷりと撮影した場合…枚数は200枚前後 撮影出来るから 単純計算で…約3GB。
Nの容量の倍か それ以上になってしまうんだな。

Nに縦位置ホルダー付けても そんなに大きくは感じない。
これは 女性や手の小さい(おれもそうだ)人には ぴったりだぞ。
重さも丁度良いし。
5Dは さすがにでかい。
Nと大きさを比べると 大人と子供だ(笑)
でもシャッターを切った感じは 何故かNの方が評判も良いし おれも好きだな。
つい最近 ここ京都で知り合った 他社製のカメラを使っているカメラマンが居るんだ。
おれと同年代で 彼はニコンのD200を使っている。
来月は 面白くなりそうなんだよな。
噂になっているカメラの キャノン対ニコン。
これが比較出来る。


素直さも 良し悪し

2006年01月30日 06時45分46秒 | Weblog
小学生の低学年の頃

まだまだ可愛い盛りだったんだろうな。
仙台での話し。
おれより一つ上の 男の従兄弟が居た。
こいつと来たら…
おれが じっち ばっぱに可愛がられてるのを良い事に 一緒に悪戯をするんだ。
おれと一緒に悪さをすれば そんなにも怒られない と言う計算だ。
ある日 それまでは見かけなかった 初めての叔父が来た。
じっち・ばっぱの家は二階建てで 下の階の奥には風呂が有り 直ぐ隣に小さい鶏小屋があった。
風呂と一階の間は離れているが 軒で繋がっていた。
その間隔は 大体1メートル位だった。
雨が降ったり 何処にも行きたくない時は そこでちょくちょく遊んでいたんだ。
そこの場所で 何の遊びをしていたかは忘れたけど そこに見かけない叔父が来たんだ。
普通の体格だが 筋肉が凄かった。
開口一番でかい声で「だれっしゃ?=何処の子供なのか?」と従兄弟に聞いた。
従兄弟は説明すると「おぉ~~~ぴーちゃんのが?(お袋はぴーちゃんと呼ばれていた)=ぴーちゃんの息子か」と言った。
叔父は「ちょっと 待っててけさい=少しの間 待っててくれ 挨拶したら直ぐ来る」と言い 二階に上がっていった。
その間「誰なの?」と従兄弟に聞いたら カイツマンデ話してくれた。
何でも 潜水業をしているらしい。
戻ってきた叔父は「手品やってやっか…みででけさい=手品をやるから 見てなさい」と言った。
従兄弟と二人でじっと見ていたら 叔父は鶏小屋から一羽の鶏を持って来た。
わくわくしながら見ていると「みでろ!一瞬の内に 眠らせでけっから=一瞬のうちに 眠らせてみせる」と言い 暴れる鶏を右手に持ったまま 後ろに回し 左手に持ってた時には 鶏は微動だにしていなかった。
おれは大感激して拍手をし「もう一回やって!」とリクエストをすると 叔父は「うぅ~~~ん…よし やっか!=困ったぞ…でも もう一回やってやる」と言って もう一羽の鶏を出してきて やってくれた。

手品を見た後 二階に上がって じっち・ばっぱ それに叔父と従兄弟で雑談した。
昼時になったら叔父が「どれどれ!こいず来てっから おれがおごっぺ=遠くから ぴーちゃんの息子が来ているんだから おれがお昼を御馳走する」と言った。
階下に下りて行き 暫くすると豪華な鍋料理が出てきた。
もう美味くて美味くて 何杯もお代わりした。
叔父は食い終わると「んじゃ=じゃあ また」と言って帰った。

夕方になると じっち・ばっぱと一緒に住んでいる 長男の叔父が帰って来た。
「今日は 何すんのっしゃ?=今日の夕御飯は 何にする?」と聞いた。
じっち・ばっぱは「まだいんね=まだ いらない」と言う。
叔父はおれの顔を見ながら「何かうめもんでも くわせらったのか?=何か美味しいものでも 御馳走になったのか」と言った。
じっちとばっぱは 先ほど来ていた叔父の話をし それから「そいずに 鍋ごっつぉになった=鍋を 御馳走になった」と満足げに言った。
叔父は「そおが そいずはよがしたな なんのなべっしゃ?=それは良かったな 何の鍋料理だったんだい」と言い じっちとばっぱが「水炊き」と答えた。

あくる日の昼近く おれは従兄弟と玄関先で遊んでいた。
そこへ 叔父が「はやぐおわった!=仕事が早く終わったから 帰って来た」と言い 「どれ 鶏に餌けっが=鶏に 餌を食わせるか」と言うから 一緒について行った。
叔父は鶏小屋に入った途端「あっ…あれ?!何だこいずら!=あれ おかしいぞ」と怒鳴っている。
前で見ていた おれ達二人に向かって「おめだず あいずとやったな!このくそがっきゃ!!!=お前ら 昨日の叔父と一緒に 鶏食ったんだな この糞がき」と 物凄い剣幕で 小屋から出て来た。
従兄弟と一緒に 宙を走るように逃げた。
逃げながら思い出したんだ。
昨日食べた水炊きは 例の叔父が手品と言いつつ…鶏を後ろに持って行った瞬間に 首を絞めたんだろう。
逃げた逃げた 追いかけてきた叔父は疲れたんだろう「まっでけさい!やんね!だからこっちこ!=待ちなさい 怒らないからここに来なさい」と言う。
一緒に逃げていた従兄弟はと言うと「うるせ!」とか言いながら 走り去ってしまった。
おれは素直に指示に従ったんだ。
叔父は ちょっと離れた所から「ん そんでよがすがら 来たら美味いもじかせっから=よしよし 素直にここに来れば良いんだよ ここに来たら美味しい餅を御馳走してやるから」と叫んでいる。
叔父の傍に行った途端 首根っこを押さえ付けられ 後ろから地獄の使者の声がした。
「へっへへ…やっどつかまえだ な?うんまい餅かせっから どれくらい食う?=やっとつかまえたぞ 美味しい餅を御馳走するから 何個食べるんだ」と言った。
おれは素直に「3個食う」と言った。
地獄の使者は「んだすか?んだすか?どれもじかせっからな げんごもじ!=本当にか?本当にその個数で良いんだな? どれ餅を食わせてやるから 拳固餅をな!」
その途端 頭の中に マグニチュード30の大地震が3回来た。

夜中に笑かす 恐怖のばっぱ

2006年01月29日 01時25分59秒 | Weblog
ばっぱ=お婆さん
じっち=お爺さん

仙台のばっぱは 一家の主だ。
普通一家の主と言えば 家の大黒柱の旦那か長男だ。
違う…おれの家系では ばっぱなんだ。
理由があった。

じっちは戦時中 取り返しのつかない事をやったと言うんだ。
その事については お袋の実家なのに お袋でさえ言葉を濁した。
おれの性格上 どうしても聞きたかった。
しかも 20才位の時だから「是が非でも知りたい」と思うのも無理は無かった。
ある金曜日にお袋に「おれ 明日仙台に行って来るわ」とだけ言った。
敏感なお袋は 全てを察したんだろうな。
「うん…」とだけ言った。
翌日 仙台に着いてから ばっぱの家の近所で「かすとり焼酎」を ばっぱの御土産にと 買って持って行った。
ばっぱは この「かすとり焼酎」の御茶割りが 大の好物なんだ。
二階に上がって行き「来たぞぉ~」と言うと 顔をくしゃっとさせて 喜んでくれる。
「こごにこぉ=ここに おいで」と 何時もの調子だ。
ばっぱは開口一番「なにっしゃ?=何か用でもあったのか」と聞いた。
おれは まだまだ時間が早いと思い「いや…ばっぱに会いたくなったから来たんだよ それだけだ」とだけ言った。
ひとしきり雑談に花を咲かせ 夕方になった。
頃合だと思った。
「ばっぱ!どれどれ一杯やるか!?」と言ったら 嬉しそうに「あんだも飲めるんだすぺ?=あなたも 飲める様になったんだろう」と それはそれは嬉しそうな顔をした。

その時気づけば良かったんだ。
そこに居たのは じっち 叔母さん 叔父さん 従兄弟3人だった。
じっちがすくっと立ち上がり「%$*♂☆★◎#…」と 訳の分からない言葉を話して 何処かに行っちゃった。
それと同時に みんなも居なくなり…おれとばっぱだけになった。
ばっぱに焼酎を注いでいる時 聞いた「じっち…何処に行ったんだろうね?」と言うと ばっぱはすかさず「刺身」と一言だけ言った。
おれの好物は刺身だ。
「え???!!! 何だよ!おれの為に じっちが買い物に行ったのかい?」と言うと「んだ=そうだよ」と言う。
しかし それにも理由があった。
じっちは その場に居たく無かったんだ。
じっちが帰って来て「ほれ」と おれとばっぱに 豪華な刺身の盛り合わせを 目の前に置いた。
「何だよ じっち!おれが買ってくるのに!」と言うと 変な顔で「いいがら食え。後少ししたら寿司届くからな」と言う。
おれは「何もそこまで…」後の続きを言おうとしたら じっちが「ばっぱの相手してけろ=お婆ちゃんの相手を よろしく頼む」と言う。
まぁ良いか と思い ばっぱと宴会が始まった。
じっちは 階下の部屋に行ってしまった。
おれは遠慮せずガンガン飲んで ばっぱに「なぁ ばっぱ…じっちの事なんだけどさ。戦時中何かあったのか?」と切り出した。
ばっぱは 三杯目の「かすとり焼酎すぺしゃる」を 美味そうに飲みながら話してくれた。

こうだった。
ある日 みんなが止めるのも聞かないで 仕事の為だと言い 山形に行くと言う。
ばっぱは その時までは 良妻賢母を鏡にしたような人だったと言う。
おしとやかで 賢かったそうだ(これは本当なんだろう 自分で言うんだから)
じっちが山形へ出発してほどなく 空襲が始まったらしい。
それが どんどんと山形方面に拡大していった。
ばっぱは泣きながら 大勢の子供(勿論おれのお袋も居たわけだ)と一緒に逃げたと言う。
あくる日 じっちの辿ったルートが爆撃を受けて 悲惨な状態だと誰かが知らせてくれたらしい。
でもさ おれがこうして聞いているけど じっちは生きているんだから…と 思わずには居られなかったんだ。
話は続けられた。
じっちは「4~5日経ったら帰るから」と言って そのまま ずるずると一週間が経ち 二週間が経ち…とうとう1ヶ月経ってしまった。

ばっぱ一家は隣近所と相談して 葬式を出す事に。
葬式の真っ最中 涙に暮れている大勢の後ろから ばっぱが言うには「あ”のくそがっきゃぁ おどがしやがって”!=あの くそ爺 おどろかしやがって」と言う。
「えっ…そんな時に じっち帰ってきたの?…まったく…間の悪い時に…」とおれが言った。
ばっぱは「んだ!なにいっだと思う?=爺さんは 何を言ったと思う?」と言うから おれは「知らない…けど…なあに?」と聞いた。
じっちは はげ頭をなでながら「何かあったのすか?誰の葬式っしゃ?=一体何があったのですか?誰の葬式ですか?」と言ったらしい。
びっくりして倒れる人や 腰を抜かす人が出たらしい。
マンガみたいな話だけど 本当の話だ。
ばっぱは 三杯目の「かすとり焼酎すぺしある」を空け「ん”!ついでけろ=飲んで空だから 作っておくれ」と おれに催促した。
作りながら「ばっぱ…で どうしたんだ?」と言ったら ばっぱは「こ”の宝物!今までどごさいってだのっしゃ?!=この 大馬鹿者 今まで何処に行ってたのか」と怒鳴りつけ 怒鳴りながら ぐぅ~で じっちの頭を数十回殴ったらしい。

おれは 腹がよじれるくらい 吐きそうなくらい笑った。
しかし ばっぱは話しがひとしきり終わると 何時もの寡黙なばっぱになっていた。
…が…叔父 叔母が上がってきて「どうしったのや?ん?ばっぱ 機嫌よがすな。何杯飲んだのっしゃ?=話は終わったのかい ばっぱは機嫌が良いみたいだけど 何杯飲んだのか?」と おれに聞くから「まだ四杯目だ」と言った。
叔父叔母の顔が 見る見る変わって行った。

「だめだすぺ!?!=駄目だろう そんなに飲ましては」と 急にうろたえ始めた。
ばっぱの顔を 改めてつくづく見たら…顔が桜色になって 細い目が光っていた。
眼光鋭し!とでも言うんだろうな。
つまり 昔の話をおれに話している内に「かすとり焼酎すぺしある」が ばっぱの脳みそを どう変化させたか知らないけど きっと脳みそと一緒に盆踊りでも始めたんだろう。
ばっぱは「よべ…はや”ぐよべ=この言葉は 解読不可能」と言った。
おれは「誰を呼ぶの?」と言うと 叔父叔母は階下に行って電話すると言う。
気になって気になって ばっぱに聞いた。
「ばっぱ 誰を呼ぶの?」と言うと ばっぱは「ぜんぶだ=すべてだ」と言う。
20~30分過ぎた頃 叔父叔母が 途方に暮れた顔をして おれに「飲み過ぎだいっちゃ…どうも…=ばっぱは 定量をとっくにオーバーしているんだ どうしよう」と言った。
おれは逆に それが楽しみになって来た。
わざとおれは バーボンを一気飲みした。

するとばっぱは「ん”!!!」と おれに向かって「かすとり焼酎すぺしある」の催促をした。
おれは しめた!と思い作ってやると 何時の間にか居たじっちが 夏でもないのに ステテコ姿で傍に居た。
電話から小一時間経った頃 何と 仙台の親戚が集まり始めたんだ。
みんな迷惑そうな顔をして まず ばっぱに挨拶をし始めた。
つまり じっち ばっぱの子供達を 呼びつけたんだ。
おれの名前を呼ぶ声が 階下から聞こえたから行った所 何と従兄弟達も大勢来てたんだよ。
従兄弟達は「あんただすべ?どうせ飲ましたの これから宴会だわ…=あなたでしょう飲ませた原因は これから宴会だ…どうしよう」と言った。
上で おれを呼ぶばっぱの声がした。
二階にみんなで上がると じっちがドジョウすくいを テープの音楽にあわせて踊っている。
叔父叔母連中は「可愛そうに」と言うような顔で 手拍子だ。
叔父叔母の話だと ばっぱは 三杯飲むとこの調子だと言う。
あれ?…でも もう五杯目だぞ…と思ったおれは「じゃあさ 五杯くらい飲んだら どうなるの?」と聞いたら「そう言う危険な話はやめでけろ!=そう言う危ない話は するもんじゃあない」と 叱られた。
叱られても もう遅いじゃん。
目の座ったばっぱは その後しっかりと 一人一人に芸をさせた。

じっち ばっぱ

2006年01月28日 12時03分33秒 | Weblog
お爺さん=じっち
お婆さん=ばっぱ

宮城県は仙台ではこう呼んでいた。
お爺さんは じっち お婆さんは ばっぱ。
今こうして改めて書いていると 笑えるよな。

子供は時に 少々残酷な所を見せる時がある。
じっちは おれを可愛がってくれたんだけど おれは寡黙なばっぱの方が好きだった。
ばっぱは おれが遊びに行くと「ん”ん”~~~ん”」と唸り 顔をくしゃくしゃにして喜んでくれた。
いや 別に言語障害じゃあないんだ。
表現が何時もそうなんだ。
じっちも 勿論喜んでくれた。
理由がある。
約電車で2時間30を 小学一年生の時から 一人で仙台まで行ってたからなんだ。
ばっぱと言えば「こご=こっちに来なさい」と言ったきり 黙ってしまうんだよ。
おれは ばっぱの目の前にある 大きな火鉢の前に座る。
ばっぱは 目に笑みを浮かべながら すっぱぁ~すっぱぁ~と それは満足そうに 美味しそうに キセルでタバコを吸う。
すると おれはまだまだ子供だから 話し相手 遊び相手が欲しくなるわけだ。
当然 じっちを捜す。
捜した挙句 忙しいからとの理由で またばっぱの目の前に座る。
するとばっぱは「どれ…行くが」と言う。
足腰弱いばっぱが 近所のデパートまで行くと言うんだ。
嬉しかったなぁ。
でも それからが大変だ。
そこの長男夫婦の叔母さんが「何処行くんすか?=何処に出かけるんですか」と聞いても 返事なんかしない。
じっちも まさかばっぱがお出かけするとは 夢にも思わないから「おい 何処行くのや?おい…」と言っても ばっぱは何処吹く風である。
で ばっぱも切れちゃうんだ。
「やがまし”!!!」と一言言うと そこに居る二人は おれの顔を見て「何処に行こうとしてるの?」と すがるような目で見るんだ。
「デパート」と答えると 又大騒ぎだ。
聞いた途端 叔母は「何しに行くんすか?ねっ何しに行くんすか!?」と慌てふためく。
ばっぱは うるさいハエでも追い払うように おれを呼び「はやぐごっ!=早くおいで」と言うんだ。

デパートでは おれはおおはしゃぎだ。
ばっぱと出かけるなんて 年に一回有るか無いかだから それですら嬉しかった。
ばっぱは と言うと 今思うとおかしいんだけど 通路の真ん中で杖を突いて仁王立ちし 微動だにしないんだ。
しかも 和服姿なんだよな。
おそらく 薄い目できょろきょろしていたに違いない。
おれが おもちゃの何に興味があって 何を欲しがっているのか 見ていたんだろう。
飽きてきた頃ばっぱを捜すと…でかい買い物袋を店員に持たせ 自分はキセルのタバコを すっぱぁ~~~と吸っている。
「ばあちゃん…」と声をかけると「ん”…ん”!」と唸り 店員が持っているでかい買い物袋を おれに持たせる。
子供だから「何だよ ばっぱの買い物かよ」と 心の中で怒鳴っていた。
違うんだな…「ただいま!」と帰ると 直ぐにばっぱは「あげろ=その買い物袋を開けなさい」と言う。
開けると…欲しかった玩具が目の前に有るんだ。
「やれ!=早く遊んで 私に見せてくれ」とばっぱがニコニコ顔で言う。
ばっぱは 遊んでいるおれの直ぐ傍で「これ なにっしゃ?=これは なんなの?」とか「こいずは?=これはどんな風なの?」と聞いて 一緒に遊んでくれた。

寝る時は ばっぱがおれの右で じっちはおれの左側。
つまり川の字になって寝るんだ。
何時も寝る時には 子守唄の代わりに戦時中の話をしてくれてた。
何故ばっぱは子守唄を歌ってくれないかと言うと…ばっぱは歌っている途中で乗って来ちゃって 子守唄ではなくなり でかい声で歌いだすからなんだ。
だから 戦時中の話をしてくれる。
でもそれも良し悪しなんだ。
ある夜 おれが「ばあちゃん 話して」とリクエストした。
ばっぱは 悲惨な戦時中の話を とつとつと話してくれた。
その話の中で B29からの爆撃の話があった。
ばっぱは「にげだ にげだ!ん~~~どにげだ=逃げた 逃げた どんどん逃げた」と話す。
「いずまでにげでも B29のあんじぎしょうは あだまのうえがらいなぐなんねんだ=何処まで逃げても B29の あんちきしょうは 頭の上から 居なくならない」と言った。
おれは子供だから わくわくどきどきしながら聞いていたわけだけど その一節の所で「???」疑問に思ったんだよな。
だから こう言った「ばあちゃん…飛行機が居なくならないって…もしかすると 飛行機の飛んで行く方向に 逃げてたんじゃあないの?」
ばっぱは夜中に「!!!んだいっちゃ!…おれよぐたすがったなや…=そのとおりだ 私達 良く助かったな」と怒鳴った。
2~3分の静粛の後 ばっぱと二人でゲラゲラ大笑いした。

盗撮は止めろよ

2006年01月27日 05時40分59秒 | Weblog
エスカレーターでは…。

昨今 海水浴場での盗撮が話題になってる。
関係無いカメラマンは おれも含めて大迷惑な話だ。
スカートの中を撮る馬鹿にも 大迷惑だ。
警察24時…とかのTVを見ると 必ずって言うほど こう言う馬鹿が出る。
しかも 女房子供持ちときたもんだ。
おれだって こんなカッコいい事を言ってるけど やっぱり男だから見たくない…と言えば嘘になる。
だけど おれには親から教わった「常識・マナー」と言うのを 幸か不幸か持っているんだな。

何年か前の 宮城県は仙台駅でそれを目撃した。
七夕飾りで賑わう仙台駅で 七夕飾りを撮っていた。
何故だか急に 気持ちがソワソワし始めた。
「何だろう?」とか思って 正面出入り口を見たんだ。
そこに女子高生が 例のう○こ座りをしながら化粧をしていた。
股が御開帳だ。
それは別に どうって事も無いんだろうけど おれの直ぐ右側を見たら 居た!
カメラバックを肩から下げ 手にはカメラを持っていて 明らかにカメラを不自然なくらい下に下げてる。
レンズの向こうには 御開帳の女子高生が居て ノーファインダーで撮ってるんだろう。
廻りには警察官の姿が見えない…と思って左側を見たら 仲間が居たんだ。
同じ格好で 同じ女子高生を狙ってた。
おれはその時には もう小走りになってたんだ。
女子高生に「おねいちゃん。スカートの中撮られてるぞ」と言ったんだよ。
女子高生は驚いた表情で「えっ…」と言ったきり おれの顔を唖然と見ている。
「立ちな!」と言って 立たせたんだ。
で 女子高生と一緒に奴らの方を向いたら 何と走って逃げていったんだ。
女子高生はおれに「ありがとうございます」と 御礼を言ったが 
おれの気持ちがまだ怒り心頭だったから「警察に言いなよ」と言って その場を去った。

よぉ~~~く考えよう お金は大事だよぉ~ も良いけどさ。
もっと大事な事は 自分や自分の娘がこんな事されたらどうする?
しかも奴らは ネットで流しているんだぞ。
全世界中の盗撮マニアの馬鹿に 自分や自分の娘のパンツを見られてるんだぞ。
こう言う馬鹿が居るから おれ達コツコツやっているカメラマンでも 糞味噌一緒にされちゃうんだよな。
最近は携帯で盗撮だからな。
屁をこきながら つまみ食いしても へそくり勘定しても良いけど 娘たちにしっかりと教えておく事だな。
「あたしは30過ぎているから」「あたしは50過ぎているから」大丈夫!
なぁ~~~んて思うなよ。
世の中には物好きが居て そういう「おねいさん」も狙われるんだぞ。

超簡単 麺つゆヅケ丼
刺身…当たり外れあるわな。
見た目 よろしくないマグロは 麺つゆに付けろ。
マグロを刺身用に切ったら ボールに刺身を入れて麺つゆをかけ 混ぜ合わせてラップをして 冷蔵庫で30分位寝かす。
多めに用意すれば ヅケ刺身で一杯やれちゃうしさ。
酢飯だけど 丼用の酢飯にちょっと甘めの炒り卵を混ぜ その上にヅケを載せると 
旦那喜ぶし 男だって簡単に出来ちゃう。
ちょっと工夫して 三つ葉や海苔なんかも乗せても良いし。

※ オレ 料理の事を結構書いてるけど どうせなら男連中に見てもらいたいからだぞ。
こんな事知っている奥様方や おねいちゃんはスルーしろ。

天井からお金が降ってくる!?

2006年01月26日 18時16分04秒 | Weblog
天井から お金が降ってくる…

昔からこんな事を良く聞いたし おれも思ったもんだ。
ぼげらぁ~~~っと 天井を眺め 眺めている内に お金が振って来ないかと。
そんな上手い事は行かないのが この現実だよな。
世の中は 衣食住で成り立っているから それを最低限満たすには 仕事をしてお金を稼ぐ方法しかない訳だ。
頭を使う奴は 頭を使ってお金を稼げば良いし 体を使う奴は 体を使ってお金を稼げば良いだけの事だ。

おれは最近思ったんだ。
両方使わないと 上には上がれないって事を つくづく感じちゃったんだ。
例えば おれは写真をやってる。
構図がどうだの 絞りがどうだのと 結局は考えながら撮影している自分が居る。
歩かなければ(色んな意味で) まさか被写体が勝手に来る事が無いから 体力も消耗する。
頭を使ったって 体を使ったって どっちにしろ体の何処かは疲れるんだ。

TVを見ていると タレント達が楽しませてくれる。
よくよく見ていると 毎日のように出ているタレントも居るわけだ。
以前は「馬鹿野郎だな このお笑いの奴は」とか思ってた彼らも 毎日のように出ている。
人気のあるタレントは 決して「疲れた!」とは 言っていないのに気づいた。
「疲れる」のは 当たり前だし それを覚悟でその世界に入ったわけだし。
人気が出れば 当然あっちこっちのTVに出るよな。
TVの収録語「お疲れ様」で 一杯やるんだろうし 御飯だって食うんだろう。
つまり「働いている」んだな。
タレント達も ある意味可愛そうだって言えば そうかもしれない。

大金持ちのボンボン お嬢さん この人達だって親から継いだ後に 少なからず苦労はあるはずだ。
天井を見て お金など降っては来ないんだよな。
最近何かと話題の あいつが捕まった。
きっと平成の錬金術師を夢見ていたんだろう。
あっちこっち引っ張り出されてTVに出て タレントマガイな事をやってて…
一国一城の主が 何時も城に居なくて誰が守るんだ?
可愛そうなのは 振り回された「社員」じゃあないか。
とか言いつつ 天井見ちゃった。

今日は「パンゲッティー」
何だ?と思ったろうな。
スパゲティー・ナポリタンの「食パン」バージョンだ。
「食パン」じゃあなく「ショパンじゃ駄目?」って言う奴は スルーしろ。

材料:玉ねぎ一個の半分 ピーマン一個 ハム(安けりゃハム太郎でも何でもいい)食パン厚手切り2枚 ニンニクちょびっと トマトケチャップ
まず食パンを かるぅ~~~くトーストしておいて 一枚を4つに切る。
玉ねぎを切ったら 適当に切ったハムとピーマンをニンニクで炒めて ケチャップを多めに入れて炒める
その後食パンを入れて 強火で炒める。
ハイ出来上がり!
パルメザンチーズでもかけて食ってみな。
豪華に見せるんだったら ポテトサラダの付け合せや目玉焼きを添えると イッチョ前に お客に出せるよ。

袋麺は大したもんだ!

2006年01月26日 06時41分50秒 | Weblog
誰だって 一生に一回は袋麺を食った事があるはずだ。
カップ麺でも良いけどさ。

そこで 食った後に「まずい」「美味い」と思うよな。
でもさ「美味い」と思った事に越した事は無いが 「まずい」と思ったら 皆はどうしてるんだろうか?
造った会社に「抗議」の電話でもしているんだろうか?
それとも メールで「まずい」とか言うんだろうか?
そう言う抗議の事って 聞かないよな?
つまりは 日本人の好きな味覚に最も近い 麺作り・スープ造りをしているんだろう。

そこでだ 大分前に有る事を考えた。
大の男が腹が減った場合 袋麺一個では足りないと思うんだ。
おれの場合は 野菜を入れない時には 一個半食べるんだよ。
そうすると 当然の事にスープが余ってくる。
それを取っておく事にした。
しょうゆ味でも味噌味でも 取っておく事にしたんだ。
それが大正解だった。
たいがいの料理は このスープで大丈夫なんだ。

数年前のある日 中華屋に入って「回鍋肉」を 生まれて初めて食べた。
美味くて美味くて 何と「回鍋肉定食」を 二人前食べてしまったんだ。
去年 それを思い出した。
何とか味噌スープを利用して 出来ないものかと考えた。
出来たんだな これが!
赤味噌って あるだろう? スプーン2に味噌スープ(粉でも液体でもいいけど)一個を 水か有れば日本酒を少々入れて伸ばすんだ。
どろっとした感じにしておく。
そこに砂糖少々 七味唐辛子少々 面倒だから全部混ぜちゃう。
豚肉炒めて キャベツ炒めたら それを皿かなんかに移しておいて 調味料からフライパンに入れるんだ。
水分が飛び始めたら 炒めておいた肉や野菜を入れて 後は適当に炒めて出来上がり。
「なんちゃって回鍋肉」は 家の定番になった。

醤油スープは おれの所では「肉入り野菜炒め」に 結構使う。
調味料の代わりに 袋麺の醤油スープ。
絶対失敗しない味付けだ。
炒め上がる直前に 醤油スープを入れるだけ。
後は好みで 胡椒 黒胡椒などを入れれば そこら辺の中華屋にも負けないな。
醤油スープの代わりに 味噌スープでも全然OKだ。

おれの家では 御飯は硬めに炊くんだ。
どんなに食料が無くなっても いざという時意外 硬めに炊く。
お袋が数十年前に おれに仕事が無くてアガイテいた頃だけど こんな事を言った。
「…御飯…硬い御飯食いてぇ~やぁ~。箸が立たねぇ御飯 おらもうやだ…」と言う。
その時に食べてた御飯は おかゆだった。
箸が立たないのも 当たり前だ。
そう言う日々が続いていたんだよ。
自分自身の不甲斐無さに腹が立って お袋に八つ当たりしちゃった。
次の日 やりたくも無い仕事をしてきて 米を買って 早速炊いたんだ。
お袋は「うめぇ~こと! 美味くて飲んでやらんねぇ~」と 目に涙を浮かべながら食っていた。
そのお袋は おれに「さよなら」も言えず 星になっちゃったけどさ。
おれが硬い御飯を食うのは お袋と親父と そう言う訳だから 一緒に食ってるんだよね。

どうしたらなれるのか?

2006年01月25日 16時42分35秒 | Weblog
どうしたら プロの写真家になれるのか?
と聞かれる事がある。

尋ねる前に こっちが聞きたいな。
そんな事を言ってる限り プロにはなれません。
簡単な説明は アマチュアは仕事ではなくて 好きで写真を撮っている人。
プロは 写真を撮るのが仕事になっている…と言う事だな。
で アマチュアは 撮った写真が失敗作であっても 誰にも文句は言われない。
プロは 失敗しないように万全を尽くして仕事をする。
失敗と言う言葉は 無いのです。
出来て当たり前なんだ。

おれは ネットサーフィンが好きで よく他人のHPを見たりする。
驚いた事に…自分の子供(赤ちゃん 赤さんでも良いけど)の写真を載せているHPがあった。
いやいや それが悪いとは言わない。
人の勝手なんだから。
どう驚いたかと言うと 同じポーズ…目を開けて寝ているんだ…が ずっと何十枚も続いているんだよ。
よぉ~~~く見ると 確かに かすかに びみょぉ~~~に 顔や手が 足が体が動いているんだ。
その写真一枚一枚に「内の子 可愛いでしょう!」から始まって「声に反応して動きました」から「数秒経ちました」…etc
そんな写真とコメントが 延々と続いていた。
掲示板を見たら 明らかに友人知人の一人が「写真が上手くなった」とか言う事の投稿が有った。
で その当の御主人様は「プロのカメラマンになろうかと考えている」とかの返答が書いてあった。
おれ大好きだ こう言うの。
いいね 日本は平和で。

東寺で 友達の猫と遊んでいたら(つ~か 猫が友達じゃあ あまりにも情けないよな)
女の子3人に声をかけられた。
20代~30代だと思うんだけどさ。
おれは 猫を撮る為に来ていたから 当然カメラを持っていたわけだ。
その子達は「写真やってるんですか」って聞いてきたから おれは「単なる物好きで」って言葉を返したんだ。
そんな事より おれは猫を撮りに来ていたんだから 邪魔をしないでくれって言いたかったんだ。
でも猫は おれが買主じゃあないし 勝手に女の子達の方で遊び始めちゃってるし…
そりゃぁそうだ おれみたいな むさ苦しい男より 猫だって女の方が良いに決まってる。

その内 その女の子達が写真を撮り始めた。
一眼レフ…ニコンだった…で ぱしゃぱしゃと。
暫く見ていたら 女の子達はおれに 丁寧に写真の何たるかを教え始めたんだ。
「???」と思っても 後の祭り とはこう言う事なんだよな。
ひとしきり教えてくれた後「言っている事 分かりますよね?」と来たもんだ。
おれは せっかく教えてくれたんだから ありがとうって言ったよ。
「でも そう言う事は 大分前にやってきた事だし 今はそう言う事を教える立場なんだ」と言ったんだ。
女の子達は「もしかすると カメラマンさんですか?!」と聞いたので「はい」と答えたら…
「うわぁ~~~どうしよう!穴が有ったら入りたいよぉ~」とか言っている。
おれだって聞いている時に 穴が有ったら入りたいくらいだった。
いいね 日本は平和で。

今日は スパゲティーだ
あのさ 缶詰のナポリタン ってあるだろ? それを利用するんだ。
その缶詰は 2~3人用って書いてある。
だから パスタも2~3人分茹でる。
茹で加減? アルデンテだのフォルテシモだの そんな事はいいから適当に。
鍋で茹でるより テフロン加工のフライパンで茹でた方が良いぞ。
茹で上がったら ざるにパスタを入れてお湯を切って そのフライパンで缶詰の中身を入れ ケチャップを少々入れ コショウも入れ ニンニク少々も入れ 炒めて水分をちょっと飛ばす。
そしたら パスタを入れて又炒める。
仕上げに粉チーズをたっぷりパスタの上に乗せ かき混ぜないで ひっくり返して粉チーズを焼くようにして 焼ける匂いがしたら出来上がり。
再びひっくり返して 御皿に移せば良い。
簡単で早いし 美味い。

大人の基準

2006年01月25日 05時25分38秒 | Weblog
大人は子供に ああしろ こうしろと言うが…

大人達は若い者を「今時の若い奴らは!」とか言うよな。
そして「うちの子に限って」とかさ。
おれも好い加減の それなりに年月を重ねた大人だけど
大人って言う基準は 一体何処からなんだろう?と考えた。
で 考えた挙句 こうして又寝れないのだよ。

おれが京都に来て 歩きながらタバコを吸う光景を見たのは やはり若者だった。
しかし 観光客でもあったんだ。
観光客なら 何でも有りなのか?と 思っちゃうんだ。
大人は?と 聞きたいだろう?
大人の方が すっぱらぱっぱ と吸いながら歩いてるんだなぁ。
おれもタバコを吸うが 吸いながら歩いたりしない そう言う最低限のマナーだけは持っているよ。

そして「内の子に限って…まさか!」とか言う大人達。
じゃあ 内の子じゃあなく よその子なら良いのか?え?
つちのこなら 尚更良いってのか?と 聞きたくなる。
自分の子供を躾けられない大人に限って そう言う事を言うんだな きっと。

去年 弟子のふららと仕事で 高槻に行った帰りの事。
帰りのバスの中で 席が空いたから座った。
2~3バスの停留所を過ぎて ある停留所から集団で おじさん・おばさん・初老の先輩方々が どっと乗り込んで来た。
おれは ふららと共に 席を立って譲ってやったんだ。
その集団の何人かが 空けた席に「よっこらしょ」とか言いつつ座った。
よっこらしょ の掛け声は良いからよ せめて「ありがとう」位は言えないのか?
と思ったわけだ。
こう言う奴らは 若者達に 偉そうな事を言える立場じゃないな とも思ったわけだ。

見た目は確かに大人だね。
でも 心の中とかが 無意識感情なのだろうか? そこが理解出来ない。
おれは バスの中や電車の中で混みはじめたら 席を必ず譲ってやる事にしている。
別に正義感ぶってるつもりは 更々無い。
明らかに 自分より年上の人が居たら 席を譲ってやるように心がけているんだ。

女子高生のマナーも TVなどで取り上げられてるよね?
おれが見た女子高生は…
丸太町で地下鉄に乗った時 女子高生が集団で同時に乗り込んだ。
きゃぁ~きゃぁ~ぴぃ~ぴぃ~ それは賑やかだったんだ。
四条から 年配の二人連れが乗り込んだ時に 座っていたパッキン娘が
「ここにどうぞ」と すっと立って しかも手を取ってやって座らせたんだ。
当然その二人は恐縮して「ありがとう ありがとう」って 何度も御礼を言っていた。

見た目で判断してないか?
見た目 なるほど良い大人だ。
見た目 なるほど今時の女子学生 若者達だ。
心の奥底までは 誰にも分かりはしないよな。
だからこそ 大人は鏡にならなくちゃ いけないんじゃないのか?

あぁ~~~あ もうこんな時間だ。
撮影できるかな…

なな☆に

2006年01月24日 23時55分59秒 | Weblog
叱られ 寝たのは良いけど…

首いだい。
寝違えたな。
明日 撮影できるかな…

デジカメの事。
フイルムカメラと違う所は 現像代 フイルム代がかからない所。
もしPCが普及していなかったら きっとデジカメは ここまで出来なかったろうな。
しかし フイルムの代わりにカードが必要だけど。
カードだって 大分安くなってきているから 自分の機種や用途に合わせて買えば良いだけだ。

で プロの間では 以前から注目もしくは使われて来た周辺機器に フォトストレージと言うものがある。
何かと言うと 撮った写真を そのフォトストレージに貯めておく事が出来る機械だ。
モニターも付いている機種もある。
おれが持っている奴は フォトストレージじゃあないけど そう言う使い方が出来る物なんだ。
元々小型TVで HDDが30GBある。
CFカードやメモリースティックが使える。
エプソンから出ている奴も 良い物だ。

何を言いたいかというと カードが…つまり512MB位のカードでも
結局そのフォトストレージにコピーしておけば たった一枚で30GBまで
撮影出来る と言う事と イザと言う時に カードの容量が無くて困った
と言う事も無くなる。
しかも 何枚もカードを買う必要が無い…と言うメリットがある。
お小遣いを貯めても(まだ そんなに安くないからな)買う価値がある。
モニター無しだと大体2万円位かな。
エプソンのモニター付いている奴だと約6万円位だ。
1GBのカード3枚~4枚分位の値段だな。 
おれの持っている「なんちゃってフォトストレージ」は2万5千円位だった。
家の仕事部屋でTV見れるし 小さいし モニター画面も3・5インチ位あるから便利だ。
ボイスレコーディングだって出来るし PCからDLすれば 音楽も映画も見れる多機能製品なんだ。

それにさ デジカメのモニター液晶って 小さいと思わないか?
なるほど 今でこそ2・5型が主流になりつつあるけどさ。
おれはキャノンのNで 1・8型経験した時には おれがまるでガリバーになった気分だった(別に曙でもボク・ケチャップでも 何でも良いけどよ)
で5Dの液晶見たら 大きいから安心したし はっきりと内容が確認できる。
欲を言えば 5型の液晶付が出てほしいぞ。

今日のメニューは…
大根二本を使った お炊きさんだ(おたき)
大根は オデン種みたいにし 手羽先1キロと板コンニャク(でかいやつ)4枚を
適当に切って 鍋に入れて煮る。
だしの素を適当に入れて 袋麺の味噌スープを2つ入れて 赤味噌を適当に入れて。
砂糖少々七味唐辛子少々で味を調える。
落し蓋は おれはアルミホイルで代用してる。
これだと 短時間で煮込めるし ガス代の節約にもなるからだ。
余った大根の皮は みんなも知っている通り 甘辛く炒めてキンピラに。