京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

夏!

2006年06月02日 00時58分10秒 | Weblog
綺麗な目だ

夏が来た。
おれにとっては もう夏。
大分前から ノースリーブだ。
この上に 着たくも無いジージャンの袖をぶった切ったやつかベストを着る。
何故かと言うと 携帯 タバコ サングラス CFカードが入って便利だし
猫ちんの 糞などが付いても良い様にだ。
って言うか おしっこ?
子猫を見てて いっつも思うんだけど さんざん飛び回って遊んで 遊びぬいて
…と思ったら 急にフリーズして 電源OFF。

まぁ この位の大きさになれば カラスも襲わないかもしれないし。
しかし 急に目の前でうずくまったかと思うと 寝てる。
相方は それでも賢明に仕掛けるけど 相方も急に寝てしまう。
暫くすると ノビノビをして再起動で またまた遊ぶ。
おれ? 子猫が寝ている間どうしてるかって?
内緒。

逆側の神社に行ったら…
そっと近づいたら 居た居た!
以前おばさんが「あらあらあら そんな所で寝ていると 罰が当たるよ」と言った所の騒ぎじゃあない!
三匹がくんずほぐれつ遊んでる。
でもな そっと近づいても 一旦はチラっと振り向いておれの方を見るんだ。
で 又遊び始める。
ここからが面白いんだけど こっちを一旦見ているのに 又急に振り返って「げっ!今更気が付いたじょ!!!」
って言う感じで 慌てふためいて逃げちゃう。
でも その中の一匹は↓↓↓の写真に写ってる子猫だけど こいつだけは最近逃げなくなったんだ。

そこぉ~~~っと逃げた所から顔を出し そこらぁ~~~っと正面に来るようになった。
で 待ち構えてるおれは カッコ良くシャッターを切る!
なぁ~~~んて 都合の良い話ばかりじゃあない。
後ろからでかい声で「わぁ~~~子猫だ!くわぁいぃ~!」と 女の子達の声。
当たり前だよ この東寺はおれの庭だ!とか言ってるおれよりも 観光客の物でもあるからな。
女の子達は(修学旅行生)どんどこ近づいて来てキョロキョロし 周りを探し始めて。
一通り探し諦めると おれに声を掛ける。
「写真撮っていたんですか?…(ここで気が付く)すいませんでした!」
謝られてもなぁ~…
「あぁ全然良いんだよ そんな事。楽しんで行きな」と おれは大人ぶって言っちゃう。

みなさんが出て行った後 気になって子猫を探したら…
金網と石の間に逃げて…と言うより 慌てて逃げたから 逃げる場所を完全に間違えたんだろう。
約3匹(固まってて どれがどれだか分からない)と思うんだけど 身動きが取れないで居た。
何時もおれを見ている子猫は 本当はおれの顔など見たくは無いんだろうが こっちを見る状態で…
後は お尻をこっちに向けているのと 足が数本かろうじて見える状態。
おれは「おい…お前ら凄いカッコだぞ。このままじぃ~~~っと見ててやろうか?」
と話しかけたら こっちを見ている子猫が 急に目をしょぼしょぼし始めた。
猫も辛いものが有るに違いないよな。

気配がしてワキを見たら…おれ 思わずでかい声で笑っちゃった。
親猫がお座りしていて おれと一緒に子猫を見ているんだけど 引っ切り無しに首をカシゲテルンダヨ。
当たり前だ どこをどうしたら そんな所には入れて そんなカッコウになるのか 人間のおれでも不思議だったんだから。
親猫は 子猫を呼ぶような優しい声で鳴くけども…
夕方気になって 出かけて見てみたら…
きちんと遊んでたよ。
よくよく考えてみると 去年出会った子猫は3月に生まれたらしく 今は元気で大きくなってる。
この子猫達も 春に生まれて。
おれは今年の冬 雪が降った寒い朝に出かけてみたら 雪の中を元気に飛び跳ねてたんだ。
そうだよな 冬になんか生まれたら 子猫の命はあっという間だろう。
一年少々の間 ここ東寺の猫達を見てきたわけだけど 外猫と こんなに長い間付き合った事はなかったな。
これから先 どんなストーリーが待ってるのか楽しみだ。