京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

暖かい冬

2007年01月31日 17時25分48秒 | Weblog
カメラ:Canon EOS 30D
シャッター速度:1/50
絞り数値:F2.8
測光方式:評価測光
露出補正:0
ISO感度:500
レンズ:18-50mm
焦点距離:50.0 mm
被写体:おすまし顔のちび

暖かいな。

今朝から庭に面する戸を開けて 春の陽気を満喫している。
猫達の遊び時間は…庭で…朝Am9:30~Pm7:00頃までだ。
その時間の間ちびとみ~は 出たり入ったりして遊んでる。
昨日も暖かかったので チャリでドンキーまで行って来たんだけど…
結構な距離も有ったから 汗が沢山出て参ったな。
こう暖かいと 桜までもが陽気に浮かれちまって 咲くんじゃあないだろうかな?
ドンキーで やかんと小鍋を買ってきたんだけど 小鍋がちょっと変わっているんだ。
丸いのは当たり前なんだけど ちょっと深めに出来ていて 内側にメモリが付いている。
やかんと小鍋は それぞれ800円を切る値段だった。
おれの家にはポットが無い。
以前の所ではポットは有ったが…電気ポット…何故かだんだん使わなくなったから
ここ京都に来ても買わなかったし 買わなくてもなんら影響など勿論無い。
瞬間湯沸かし器が元々付いていたからなんだ。
だけど熱湯は出ないから ぬるめのお湯でコーヒーを飲んでいたし 時々コーヒーサーバーで
コーヒーを飲むくらいだったんだ。
で 今朝は熱いコーヒーを飲んだんだけど やっぱ自分で温度調整出来るのが利点だな。

昨日TVで 大馬鹿野郎のニュースを見た。
20歳になる男が 未成年者略取の容疑で逮捕されたんだが この男には戸籍が無かった。
で この男の母親のインタビューだが…
「生活が苦しくて…戸籍を届けると学校に行かなくてはならない。お金がかかるから届けなかった。
勉強は娘と私が 国語・算数などを交代で教えた」と言うような事を言っていた。
ふざけた野郎だな。
生活が苦しいのなら 何故避妊もしないでセックスをするんだ?
自分の事しか考えず そして快楽の誘惑に負けたんだろう?
罪を犯した男も悪いが 何故か哀れに思えたな。
義務教育も受けさせられずに どんな思いで20年間も暮らしていたんだろう?
一番怖いと感じたのは 周りの…隣近所…人間は 知らぬ存ぜぬできたんだろうか?
国会のお偉い「先生」と呼ばれている人間が「女性は子供を生む機械だ」と 言ったと言う。
女性蔑視の何ものでもないな。
こう言う事をぽろっと言った…という事は 以前からそういう考えが頭の中にあったから言ったんだろう。
今更誤っても どうにもならない問題だな。
おれは女の事を そんな風に思った事は一度も無いし 思ったとしても口に出す言葉じゃあない。
だから この逮捕された男の母親と この国会議員の男が ダブって見えちゃうのは おれだけか?

なんだか急に煮物が食いたくなったので これから作るわけだけど…
高野豆腐を煮込んだのが好きなんだ。
サトイモとシイタケと鶏肉と高野豆腐と。
昔は高野豆腐が大嫌いだった。
たまたま以前住んでた所で 高野豆腐を貰っちゃった。
ある事に気が付いて アルミホイルの落し蓋をして煮込んだら…
まるで以前から思っていた あのぱさぱさした感じが無くなり しっとりと出来上がった。
それから高野豆腐が好きになったんだ。
アルミホイルの落し蓋だけど これを見ているしふ達は「一々アルミホイル使ってたら
もったいないでしょう!」と来るわな。
出来の良い料理に仕上げるか それとも不味い料理を我慢して食うか…
まぁそれは勝手だ。
勝手なんだけど アルミホイルを使うと短時間で仕上がるし くしゃくしゃしたアルミホイルの落し蓋は
熱伝導率が遥かに優れている。
くしゃくしゃにして使えばこそ 隅々まで熱が反射して短時間で仕上がるわけだ。
カレーを作る時の材料の煮込みの時や煮魚も 短時間で美味しく出来る。
カレーで思い出したけど ニンジンだ…
どうしてニンジンが あんなにも薬臭くなったんだろう…
外出して出されたものは食べるが 家では絶対ニンジンは使わない。
しかし せっかく京都には美味しいと言われているニンジンが有るから一度使ってみるか。

???み~は おれの隣で遊び疲れて寝ているけど ちびの姿が見当たらない…
庭に居た。
しかも プチプチを仕舞うナイロンの中で眠ってた。
遊び疲れたんだろうが それだけ表が良い陽気なんだろう。
国会議員も一般ピープルも 頭の中だけは脳天気で居て欲しくないな。



良いレンズ 悪いレンズ

2007年01月30日 03時37分15秒 | Weblog
EOS 30D
レンズ シグマ18-50mmF2・8EX DC MACRO
S速度 1/200
絞り F2・8
測光 評価測光
ISO感度 800
ピクチャースタイル スタンダード
被写体 眠いのに 半分強制的に撮らされちゃって いい迷惑な「み~」

「これは良いレンズだなぁ~!」
「何だ???このレンズ 駄目だ!」…と 以前は良く言ったし
今でも良く聞くし。
ただしだ…プロが言う「良いレンズ 悪いレンズ」とは 相性の問題が多い。
あのな てめぇ~との…自分との…相性なんかどうでも良いんだ。
カメラとの相性だ。
考えてみろ レンズメーカーだってカメラメーカーだって 悪いレンズなんか造るはずが無い。
むしろ自信を持って レンズを造っているはずだ。
アマチュアがふざけた事を抜かす。
「このレンズは使い勝手が悪い」 「このレンズはF値が暗いから悪い」…etc とか。
悪いのは おめぇ~の頭だね。
こう言う馬鹿は 一億万枚 一兆万枚撮ったって 良い絵なんか撮れないな。
何で悪い所ばかり見て 良い所を引き出さないんだろうな?
しかものかかし「撮りたいものが未だに分かんねぇ」と言う。
じゃぁ カメラとレンズ捨てろ。
どぶっこに捨てちまえ。
おれ達プロから見れば「何を贅沢ぶっこいちゃってるんだ てめぇ~様はよっ!」となる。
プロは逆で「撮りたい物が分かっている」から プロと呼ばれる。
で おれ達プロは カメラとレンズはアクマデモ「仕事の道具」だ。
だから道具だから 仕事だから 御金の問題じゃあなくて 相性の良いカメラ レンズを選ぶ訳だ。
高い安いは 次元の違う話なんだな。
そこをアマチュアは勘違いしちゃってる。
高価なカメラやレンズを使えば 他人より良い絵を撮れると思ってる。
高価なカメラやレンズを持っていれば 他人より偉いと思っている。
こう言う考えを持っているならば 即写真を撮るのを止めちまえ。
で 後生大事に使うんだろうな。

今日は 何で何時もより過激だかと言うと…
カメラを持って 東寺にぶらっと出かけた時の事。
可愛い豆粒…よちよち歩きの子供…と そのお母さんが散歩していたのが目に入った。
おれとそのお母さんの距離が どんどこ近づいてきた。
おれの直ぐ右側に おれの起爆装置に着火した親父とばばぁが歩いている。
お母さん達とすれ違う瞬間 この糞親父の左肩からぶら下げていたカメラのレンズが 
可愛い豆粒の頭を直撃しちゃったんだな。
ごつっ!っと鈍い音がした瞬間に 火が付いた様な 悲鳴に近い鳴き声を上げて
豆粒は泣いたんだ。
で この馬鹿夫婦は…
親父は「あっ…レンズ…大丈夫か?」と言ってる。
ばばぁは「買ったばかりなのに 何とも無いの?」と 夫婦で漫才を始めちゃった。
ウオッカをバーボンで割って そこにニトロを混入された飲み物を飲まされたおれは
「相対性理論の論文を書いて来い。書いて来たら 何故に朝青龍が強いのか説明しろ」 
と言われた様な感じになった。
「おい てめぇ~ 何なんだ?その態度はよぉ!カメラとレンズそこに置いて
まず子供とお母さんに謝れ!」と怒鳴っていた。
「おめぇ~今何て言ったんだ?カメラとレンズ大丈夫?ふざけんなよ。
子供の頭にレンズが当たってるのに 誤りもしないでよ。きちんと誤れ!」
と 猛烈な勢いで怒鳴っちゃった。
この馬鹿野郎達は 本当にしぶしぶ謝った。
こいつらの居る前で おれはお母さんに「おれプロの端くれだけど こう言う奴はカメラマンじゃないからね。
礼儀作法を知らないで育った 我侭な子供と同じだから」とも言った。
お母さんは 悲しい笑みを浮かべながら うんうん頷いた。
呆気にとられている馬鹿夫婦に「あのよ そこにゴミ箱あるから カメラ捨てて来い!」と 再び怒鳴っていた。

カメラマンにはカメラマンのルール…礼儀作法…が有る。
一例として…
肩からぶら下げる場合は レンズは自分の体側に来るようにする。
そして そっとレンズに手を添えてホールドするんだ。
そうすれば 歩いている時だってブラブラせず 手を添えて有るから安心感も倍増する。
外側にレンズを向けていると↑↑↑のようになるし ならずとも 何処かにぶつけた場合
レンズはおろか カメラまでもマウントがおかしくなって 馬鹿馬鹿しい修理代を取られちゃう事になる。
これを見ているアマチュア君達 今からでも遅くないから こう言う事を癖としておきな。
高価なカメラやレンズを使う前に 最低限のルールが有る。
こう言うルールを守らない奴は カメラを持つ資格は無い。
資格が無くてもカメラを持つ事は誰にだって出来るが 到底良い絵は撮れないだろう。
良いレンズとは「目配り気配りを持って 最低限のルールを守っている奴が持っているレンズの事」だ。
悪いレンズとは「一般の礼儀作法を知らず カメラやレンズの能書きばっかり語ってる奴が持っているレンズの事」だ。
こんな事 カメラに興味がない奴にだって分かる事じゃぁないか。
内のおんちゃんが仕事から帰ってきて おれの顔色を見るなり開口一番
「♪たにんこ♪さんよ 何かあったのか?」と言う。
話をしたら「あぁ~~~?! 何なんだその野郎!ぶん殴れば良いのに」とか言う。
ぶん殴ったら おれの手が腐るよ。

大は小を兼ねる

2007年01月29日 02時06分48秒 | Weblog
東福寺:マヤ紅梅

荷物がいっぺんに届いて にっちもさっちも行かなくなってた。
TVは40型だったんだけど 京間サイズの部屋なら大丈夫だろう…
と 高をくくってた。
親友のじゅりに頼みたい事があったので御願いしたら またもや来てくれたが…
京間といっても2畳くらいだけど 結構広いんだ。
そこへ40型のTVが置いてあると さすがに圧迫感を感じる。
TVの傍にじゅりが座ってた。
急に「このTV ふすまの奥に入れよう」と言う。
それが大正解なんだけども じゅりは女だ。
この圧迫感が嫌なんだろう
おれは「おんちゃんとやるから良い」と断ったけど 「やる!」と 力強く言ってくれちゃってる。
すっきりした!
いやはや…じゅりには 何て御礼を言っていいか分からず…
ノートPCも設定が 大方終わったし。
残るはディスクトップPCだ。
これは箱から出していないし モニターも箱から出していない…
時間がいくら有っても足りないぞ。

時間と言えば↑↑↑の写真を「東福寺」で撮ったんだ。
時間がもったいない と意見が合ったので じゅりと撮影に行った時の事。
人影もまばらな境内では 梅も咲いていない。
咲いているのは 姥桜だけだ(笑)
だけど あっちこっち回っていたら じゅりが発見してくれた。
始めて聞く名前で「マヤ紅梅」と言うらしい。
EOSデジタルXの試し撮りもあったので行ってきた訳だ。
レンズはおニューのシグマで「18-50mmF2・8EX DC MACRO」だ。
広角ズーム全域で2・8は 明るくて助かる。
薄暗い所でも シャッタースピードを稼げる。
2・8以外の暗めのF値だって…レンズ…ISO感度を上げてやれば撮影は出来るが
必要以上に上げると 画質は落ちる。
2・8以上の値…2とか1・4とかの単レンズも欲しくなる。
画質は勿論良いに決まってる。
だからこそハイアマチュアやプロは 辛くたって悲しくたって 後先も考えずに高価なレンズを買っちゃうわけだ。
馬鹿だねぇ~~~。

このカメラとレンズは相性が良いんだろう。
レンズメーカー特有の癖も勿論あるが 半段~1段絞ってやれば結果はOKだ。
全域2・8だからと言って 開放ばかりで撮る馬鹿も居ないだろうがな…でも居る…
で その開放での事だ(爆笑)
レンズ口径が72mmだから 接写でのボケ具合も良いな。
おれはマクロをあまり使わないが 必要な時もあるから こう言うマクロ付きの機能は便利で良い。
アマチュア君なら この広角ズーム一本有れば何でも撮れるだろう。
望遠ズームと広角ズームの どちらかを選ぶのに迷っているなら 広角ズームを買え。
1・4~1・5のテレコン持っていれば 望遠ズームにもなる。
この書き込み中 おニューのカメラが届いた。
???…やっちまった…
箱を良く見ればよかった…
5Dだと思って 能書きから何から出しちゃったよ。
30Dだった。
でも まぁこのカメラは慣れてるし 好きだから良いか。
話は戻って レンズだ。
このレンズの価格は5万円前後で 量販店などで買える。
考えてみれば この手のレンズ2本も買えば 楽に中級機種のデジカメ一眼レフは 買えちゃうわけなんだ。
元々一眼を持っていれば話は別だ。
だから悩むんだろうな。

届いた30DとEOSデジタルXを比べてみた。
賢い弟と出来る兄ちゃんだな。
30Dは やはり量販店で15万円前後で買える(おれはそんな高い御金は更々出さないが)
おれの場合12万円台で買っちゃう。
その差は約3万円だ。
少し我慢して2~3万円足せば レンズの良い物が一本買えるわけだな。
レンズを買わなくたって コンデジの一台が楽に買える。
で そのコンデジだ。
じゅりと東福寺の撮影が終わった帰り道。
じゅりとおれは一眼を仕舞いつつ コンデジを引っ張り出した。
何気にじゅりのコンデジを見たら カマイタクなっちゃった。
自分の馬鹿を棚に上げて カマイタクなっちゃった。
「じゅり…お前さ 一眼はニコンユーザーなのに コンデジはキャノンかよ!」と言い げぶらっちょと笑っちまった。
おれは笑いながら 言われて笑われてるじゅりは おれの手の中のコンデジを見つめながら
「人の事言えないジャン!キャノンユーザーが コンデジはオリンパスか?」
と 逆襲されちゃった。

大人買いと大人食い

2007年01月25日 01時17分01秒 | Weblog
体調が良くなったのか?

ドンキーに行って 米30キロ…etc 馬鹿の付くくらいの大量の調味料を買った。
昨日は午後から業務スーパーに行って 食料品を大量に買った。
スーパーの兄ちゃんに段ボール箱を貰い キャスターにククリツケテ おんちゃんと帰ってきたが…
背中にも背負っているから いやはや…
帰って来てから 冷蔵庫と冷凍庫に振り分け それからAVボードの組み立てをやった。
まずかった。
それが 余計な事だったんだけど 背中を痛めちまった(大分良くなったけど)
半端な重さじゃあないAVボードと 一人で2時間も格闘した。
それにしても AVボードは ピンキリだな!
ヨドバシで買おうと思ったんだけど たけぇ~~~!
良い奴なんか 10万円もするんだぜ!
で ジャスコの家具売り場が おれの事を呼んでいるから 引き込まれるようにして覗いたら…
あるもんだねぇ~~~
大安売りで7千円で売ってた。
何故そんな重い奴を買ったかと言うと…

去年の今頃 TVを買う話をおんちゃんとしていた。
その時点で もう大きさも決めたんだ。
40型だ。
で この間注文したのが40型じゃあなく…(そこには40型が無かった)41型を注文した。
月曜日にヨドバシカメラに行って 実際に大きさを見たら…
でっけぇ~~~!!!
居間に置くけど 何故に?二人しか居ないのに 何故に? と思う奴もいるだろうな。
あのね こんな馬鹿な事を書いているおれは 一応プロのカメラマンだから。
友人たちも カメラをやっている奴も多いんだ。
つまんないTVを見るためじゃあないんだよ(それも見たりして)
写真を見るためなんだ。
注文と同時に PCのモニターも注文したが それは20インチだ。
大型モニターのおまけ?に HDD内臓 地デジチューナーが付いてくる。
それが明日…25日に届くんだ。
それとノートPCも。
昨日は TVボードとおニューのデスクトップPCが届いたんだけど ボードを組み立てるだけで精一杯。
PCは ボードの上で開封を待っている。

今現在使っているPCは もう好い加減にしろ!と怒っている状態だ。
へんちょこりんな音が 頻繁にしているんだ。
まぁ 1テラもあれば 沢山写真が保存出来るだろう。
ヨドバシで 500GBの外付けHDDも買ってきたし 一応一安心だな。
こう言う夜中 「ちび」とEOSデジタルXを抱っこして カメラをちょこちょこイジッテル状態だ。
設定もくそも無いぞ。
が…さすがに1000万画素オーバーは違うな。
5Dの画像と なんら違いは無いほどだ。
だけど EOSデジタルXとレンズは 何でこんなに売れてるんだろう?と思うほど 品切れ店が多い。
おれが以前注文したレンズは 未だに届かずだ。
気長に待つしかないんだろうけど 気の短いおれが気長に待つとはねぇ~

月曜日の夜 おんちゃんが奇妙な事を…
ヨドバシに行ったから 疲れちまって寝転んでいたら おんちゃんの姿が…
何時もなら さっさと着替えるのに 着替えないで下に降りてきた。
「なぁ 何時になったら行くんだよ?」と 間抜けな事を言う。
おれは 話したくないほど疲れていたし 腹も減っていたし黙ってた。
「もう時間だよ」と しつこく言うんだ。
「何が?どうして?何処行くの?」と聞きたかったけど その時は思考能力が無かったから…
おんちゃんの後を付いて行ったわけだ。
どんどこと歩く 地球の果てまで歩く 月まで歩く…そんな元気 どっから出てくるの?
と聞きたいほど てくてく歩いていく。
そしたら桃次郎だった。
「♪たにんこ♪に帰りの電車で おれが桃次郎に何時行くの?」って聞いたら
「今日」って目を覚まして言ったんだ」と言う。
???変だな…おんちゃんの罠にハマッテシマッタな。
おれが電車の中で 居眠りこいていた時に聞いたもんだから 面倒で意識の無いまま答えたんだと思う。
お互い めちゃくちゃ腹がパンク寸前まで食べた。
おんちゃんがびっくりする位い食った。
当たり前だよ 朝から缶コーヒー二本しか飲んでないんだからな。
でも悲しいかな人間は「寝貯め 食い貯め やり貯め」は出来ないんだよね。


毒ガスの恐怖

2007年01月23日 14時39分17秒 | Weblog
北の方で ガス漏れ事故が。


やっと風邪が治った。
「おんちゃん慌てて ネコハシル」←これ家の標語にするかな…
おれの体は 小さい時からの家のしきたりで 風邪だと言っても殆ど面倒を診てもらえなかった。
家が忙しかったからなんだ。
寝ている頭上で「あんたより家の方が大事」と言われた事を 今でも鮮明に覚えている。
だからと言って 恨んだりなんかしなかったな。
だから おれの体に異変が起き始めたんだ。
つまり みんなの体がどうなっているかは知らないけど おれは38度位だと 全然普通なんだ。
倒れる…39度から40度位になって始めて気がつくし…38度くらいは 平熱に等しいんだ。
構ってもらえない…小さい頭で考えた結果「我慢するしかない。一分一秒でも家族と一緒に居たい。」
だから 風邪だとは 倒れる寸前まで言わなかったんだ。
大人になっても変わらない。
だから登場するのは「ニンニク」だ。
おれは これさえあれば平気だ。
風邪か?と思ったら 体が異常にニンニクを欲しがるんだ。

土曜日に ようやく風邪も治って おんちゃんと御飯を食べた。
大きいドンブリに 野菜と肉を炒めてあんかけにして たっぷりと入れたんだ。
勿論 最初はちびっとだけ乾杯した。
ところが おれは病み上がりで飲めない…だけどコップで3杯くらい ちびちびと飲んだ。
「来週からは心機一転で 機材も家電も買い換えるから楽しみだ」とか話をしていた。
そこに携帯の青いランプが点いた。
着信だよな。
何気に見たら 親友のじゅりからだった。
去年会って写真を撮る約束をしたけど おれの都合で会えなくなったから それから大分久しい。
メールだったんだけど 何と京都に来ているらしい。
で 会うべ!となり じゅりの御土産の大吟醸が誘発剤となって お馬鹿っちょ3人が出来たんだな。
月曜日にお金が入るから 来た時には何と おれは数円しかなかったんだ。
でも食べ物の差し入れも有ったし 結構盛り上がった…が…
途中から記憶が無いし 記憶が無いまま 近所のファミリーマートに酒を買いに行った…らしい。
家に戻って飲んだ…らしい。
じゅりが「帰る」と言ったのは覚えているんだけど 以前飲んだ時の記憶がヨミガエッテ引き止めた。
その後 記憶にあるのは おんちゃんとじゅりが 何の話をしていたのかは覚えてないけど
大分盛り上がっちゃって 話しこんでた。
次の日の日曜日 無事じゅりを早朝おんちゃんと見送ったのは良いけども…

おんちゃんがニコニコして「昨日は楽しかったぞ」と言うもんで 「何の話をしたんだ?」って聞いたら
「………内緒」と おれの起爆装置を刺激するような事を言う。
「おんちゃんよ 家に帰ったら ちょっと三途の川の付近まで散歩してみるか?」と言ったら
「そんな事したら 教えないからな」と言われちまった。
二日酔い酔いだけど 歩きながら「どうやって聞こうかな?」と考えていた その時…
おんちゃんが立ち止まって「ぶぅ~~~~~ぶっ ぶっ ぶぅ~~~~!」って 凄い屁をこいた。
風が後ろから吹いてたから 臭いのなんのって。
路地に逃げるように入って おんちゃんが付いて来れないようにしたんだけど 何と行き止まりの路地だった。
「うわっ…」と思って後ろを向いたら おんちゃんがニコニコして何時の間にか立っていた。
このお馬鹿は「へっへっへっ」と笑いながら またもや「ぶぅ~~~~~!」と やりやがった。
で おんちゃんは 走って逃げた…その瞬間「がらっ」っと おれの直ぐ右側の玄関が開いた。
出て来たおばさんが「うわっ 臭い!」と言い おれの顔を睨みつけながら玄関を閉めたんだ。
これってさ 完全におれのせいにされちまった…って事だよな?

次の日の月曜日 おれはヨドバシカメラに居た。
おんちゃんは以前から「炊飯ジャーを買うべ」と言ってたから 買ったんだけど…
どうもおれの頭は 二三日前から思考能力が無くなっていて…
「何でお金が余ってるんだろう…」と 家に帰るまで考えていたら おんちゃんが
「♪たにんこ♪さんよ…プリンターは?買わなかったべ?」と 一番大事な事を帰ってから言うんだ。
今日火曜日は デジタルXの設定をしなくちゃいけないし 買い物もしなくちゃいけないから
結局明日の水曜日に またヨドバシカメラに行く羽目になっちゃった。
やはり毒ガスは いくないな。

真冬の冷やし中華そば

2007年01月15日 06時36分00秒 | Weblog
写真:下鴨神社


夏に 誰でも一度は食べた事がある「冷やし中華」
おれの家では 夏に食べるとは限らない食い物だ。
夏のくそ暑い日に そりゃぁ うまかんべ。
だけど 冬に食うのも美味いんだよな。

外食での冷やし中華を おんちゃんと…おれもこいつも麺類が大好き…河原町に行った帰り
食べた。
「面倒だから 歩いて駅前まで行こう(京都駅)」と言う事になり バスを大人しく待ちゃぁ良いものを。
歩き出したわ良いが 口から出る言葉は「あっちぃ~~~!」ばかりだ。
途中アイスコーヒーを飲んだら くそ不味かった。
何年か前に来た事があるラーメン屋を見つけ 即効で入って「冷やし中華2つと生ビ2つ」を注文した。
普通のラーメンは 結構美味かった記憶があったので 冷やし中華も美味かろうと思ったわけだ。
×××…。
帰りは おれは一言も口を開かなかった。
こんな不味いのを ビールと一緒に流し込んだ おれ自身に腹が立っちゃったんだ。
家に帰るバスが有ったから 時間を待たずにして帰れたのは良いけど…
バスの中でおんちゃんが一言「わりぃ~けど あの冷やし中華 二度と食いたくねぇ~。
♪たにんこ♪の方が美味い」
じゃぁ 早速作ろうと言う事になり 近所のスーパーの近くでバスを降りた。

麺を買って具材を買って 家に急いで帰った。
みんなの造るスープは どんな風かは知らないけど おれの家では 出汁たっぷりのスープだ。
つまり 和風スープなんだよ。
出汁をとったスープに 醤油をちょっとだけ入れ 砂糖・甘酢を加えるんだ。
すっきりとしたスープだから レモンのような…カボスや柚子…柑橘系を入れても最高だ。
だし汁は濃い目だ。
春夏秋冬 食が細い時なんかは最高に美味く食える。
具材は 炒り卵 レタス トマト きゅうり 豚バラくらいかな。
豚バラは ハムなどの代わりに使うんだ。
麺をゆでている時に そのお湯を利用して豚バラをさっと茹でる。
問題はスープだ。
何故かと言うと 冷たくならないからだよな。
やり方は色々有るけど おれは温くてもいけるから 食っちゃう。
これはこれで 結構美味いんだ。
まぁ冷凍庫で1時間も冷やせば スープは冷たくなるけどさ。

麺は 業務スーパーの麺を使う。
この業務スーパーの中華麺を初めて食った時…使った時…ストレート麺で 焼きそばとか 味噌ラーメン…
つまり 味の濃い目の物に良く合う事が分かった。
同じ業務スーパーでも 太秦にある業務スーパーの麺も美味いのには びっくりしたな。
太麺で かなり美味い。
これを冷やし中華に利用してみたら 大正解だった。
しかも安い。
以前 嵐山方面に撮影に行った帰り 太秦の業務スーパーに行った。
結構広く それこそ何でも揃っている。
当たり前の話 太秦映画村の関係者であろう人も 買い物をしている。
何処の業務スーパーでも見るが あのでかいこんにゃくには ほんと驚いた。
レンガブロックの様な大きさで しかも安い。
これ一つで 柚子味噌田楽 煮物 こんにゃくの唐辛子炒め…と 結構な料理が出来ちゃう。
料理の話はいいから レンズの話をしろって事だけんども…
今月中には写真も載せるよ。

次の日の冷たいカレー

2007年01月12日 06時19分34秒 | Weblog
急に脂っこい物を食いたくなる時ってないか?

一昨年 京都に来たばかりの頃 あれは確か7月頃かな…
おんちゃんが遠くの方で「出かけてくるから。2千円か3千円持っていくからね」と言い 出かけた。
出かけたのは お昼頃だったと思う。
5時頃まで おれは片付けか何かをやっていて あっちぃ~からビールを冷蔵庫から出して
飲もうとしてた。
丁度おんちゃんが帰宅だ。
おんちゃんは「!丁度良かったな。コロッケとメンチ買ってきたんだ」と言う。
このくそ暑いのに 何言ってやがんだよ!…と思ったけど 調理する手間が省けたから良いとした。
が…彼の回路がどうなってるかは定かではないが…包み紙から出てきたのは コロッケ10個 メンチ10個だ。
おれは「………ぉぃ おい!こんなに買って来て…おめぇ~馬鹿か?!」と 怒鳴ってた。
おんちゃん曰く「この近所通って来たら 良い匂いしたから買って来ちゃったんだ」と言う。
あんまり怒って酒を飲むと 脳みそに行きそうだったから それくらいにして食べてみた。
二人とも「………なんじゃこれ???!!!うめぇ~~~!」だった。
500ミリリットルのビール3缶が あっという間になくなりそうな時 おんちゃんは口をもごもごさせて
外に出て行った。
缶ビールを直接飲んでるんじゃないんだ。
冷凍庫にジョッキを がっちりこんと冷やして置いてあるから 尚更美味い。
おんちゃんは気を利かせて 近所にビールを買いに行って来たようだ。
が…おかしい こいつ御金は2千円しか持っていかなかったはずなのに…
で聞いてみた。
「おめぇ…コロッケとメンチ…大体にして幾らかかったんだよ」と聞いたら
「安かったんだ。どっちも一個30円だぞ」とか言う。
コロッケとメンチを各10個買って 500ミリのビール缶二本買って それでも30円くらいのお釣りが。
この時から 安くて美味い店を探すようになったんだ。

めちゃくちゃ美味いその店も 何故か数ヵ月後には跡形もなくなっていた。
で 昨日の話し。
業務スーパーから 冷凍メンチを買ってきてあるから それを食う事になったんだけど…
メンチを揚げている最中に 急に食欲が無くなった。
揚げ物の時は何時もそうなんだけど でもメンチは食いたい。
思いついたのが カツ丼ならぬ「メンチ丼」だ。
作り方は一緒だから 面倒な事は無い。
あったかい御飯の上に千切りキャベツを敷いて 出来上がりを乗せるんだ。
6個入りのメンチを全部作り 一個半だけ御飯に乗せる分で 残りは酒の肴だ。
以前からはまってて これが結構いけるんだよな。
おなかがポンポンになったら 残りを冷蔵庫にしまっちゃう。
で 次の日のおかずか酒の肴だ。
ひゃっこくても美味いんだ。
油で揚げているのに 何故か緩和されると思うから食えるんだよな。

おれの家では カレーは大量に作る。
スープみたいなカレーが好きな奴は 何時もの様にスルーしろ。

おれは有る程度 どろっとしたカレーが好きだし おんちゃんもそうだ。
何故大量に作るかというと 次の日のカレーが好きだからなんだ。
次の日は お玉から落ちないぐらいに カレーが固まっている。
そのカレーを利用して コロッケを作る。
残りのカレーは 酒の肴にもいいし御飯のおかず…勿論冷たい奴…が美味いんだ。
意外だったのは マーガリンを塗ったトーストに この冷たいカレーを挟んで食う奴。
それと焼きカレー。
御飯をにんにくとカレーパウダー…SBとかの…で炒め その上にカレーととろけるチーズ(とろけるなら何でも良いんだけど)混ぜて乗せて オーブンに放り込んで焼いちゃう。
これにもハマッチャッタな。
ただ 何で人の家のカレーって美味いんだ?
「今日カレーなの。食っていかない?」とか言われた日にゃぁ 東寺のぐるりを10周走ってから行くな。
お腹ぺこりんにして 3杯くらいお代わりする…それくらい 他所の家のカレーって美味く感じる。
俗に言う「愛情のスパイス」って奴か?
うぅぅ…カレーも良いけど レンズの試し撮りしないと…



良いものをTVで見ちゃった

2007年01月10日 06時19分46秒 | Weblog
北海道だ。
でっかいどうだ。
が…


でっかいどうの北海道で 昨年からマスコミで大賑わいの市があった。
みんなも知ってる 夕張市。
有名な「夕張メロン」だな。
が 市が財政困難になっちまって にっちもさっちも行かない状態だ。
そこの若者…成人式を迎える若者が居た。
彼らは働きかけて 到底出来そうも無い市の成人式を 自らの手で行ったと言う。
勿論 出来る限りで 市は応援したと思う。
代表の女の子が先頭に立って 寄付金を集めて「成人式」を無事開催した。
ここに集まった成人の若者達は 口々に立派な成人としての言葉を インタビューなどに答えていた。
どう言う事が「成人として立派」なのかは 個々意見が有るだろうけど。
ただ おれはちょっと感動したし 夕張市民も頑張って生活出来れば良いなと思ったし。
こう言う自立した事が 今の内から出来るならば きっとこれからの人生に役立つはずだしな。
若者も夕張市民も 頑張ってちょうだい。

で その後が気分が悪くなっちゃった。
何で毎年毎年 成人式での馬鹿が多いんだろうな。
TVに映った馬鹿は 白の羽織袴を着て ビールを誰かに向かって吐きかけていた。
こう言う行為をしたら 補導じゃなく「逮捕」になる恐れがある…と言う事を 
成人式に出席して分からないのだろうか?
分からないから馬鹿で やっているんだろうけどな。
で 顔が映っているから 否応無しに見ちゃうんだけど 今風のイケメン???
ってな顔だろうな。
損しているよな。
だって内のおんちゃんまでが「けけけけけ…馬鹿面してんなぁ~」とか言うんだから。

さてと 最近ずぅ~~~っとPCに へばり付いている。
ネットでの仕事も有るし 写真を整理しなくちゃいけないし。
しかもデスクトップPCは 言う事聞かないし。
今年度から 気分も一新 機材も一新しないといけないから その機材の選定でも時間がかかっちまうし。
一服していても レンズの選定だけで時間が過ぎる。
おれが悩むくらいだから アマチュア君達も悩むのは当然だ。
しかも 雑誌やネットでレンズのプレビューなどを参考にしているんだろうから はたまた困っちまうんだろう。
「実際使っている人の意見を参考にしろ」と言うが…
あのね カメラだってレンズだって「当たりはずれ」があるんだよ。
意見を参考にするのは良いけども「自分は何を撮る」のか それが問題だろう。
で おれが通ってきた道を いまだに通ってるけども アマチュア君達も通るんだ。
その道の名前は「レンズ地獄」
今現在 広角レンズにはまっちゃってるおれは 結構悩んだ。
広角レンズを 距離ぎりぎりまで被写体に近づけると いやはやおもしれぇ~。
その被写体とは 勿論動植物(昆虫も)などや 勿論建物もだ。
で 技もある(一々書いていちゃきりがない)
開放全域で2・8…純正もレンズメーカーも 決して安くは無い。
しかぁ~~~~~し 安く購入できる方法は 幾らでも有るんだよねぇ~

とは言うものの プロだってアマチュアだって先立つ物が無ければ 絵に描いた餅より酷い 
空想の世界に突入するんだ。
空想の世界と言えば おれが良く聞かれる事の一つに
「何故おんちゃんは 何時も♪たにんこ♪と一緒に住んでいるのか?」と言われる事がある。
モットモナ話で おんちゃんは おれより多くお金を持っている。
だけど10数年前から 頼りにした事は無かった。
何故か おれの方が頼りにされちゃうんだ。
原因は分かっている。
おんちゃんは おれと住む前まで「空想の世界に住んでいた」んだ。
現実を教えて来たのはおれだったし「何ヶ月 何年かかっても こう言う事をやる」
と言う事を実践してきて それをおんちゃんは 目の前で見てきているんだよな。
しょっちゅうおんちゃんは 現実逃避を繰り返してきた。
しかし 逃げ場所は無いんだよ。
で 舞い戻ってくる。
しかも すっからかんでさ。
さぞや面白かっただろう たった数週間で何十万円も使うんだからな。
今 おんちゃんがわくわくしている事は(おれもそうだけど)家を買う事。

おれは買う事を相談する為に聞いたんだ。
「なぁ 中古のマンションでも良いべさ?」って言ったら 即答で「やだ」と はっきり答えた。
「はぁ?何でだよ」と言ったら「家族が増えたんだから。こいつら庭が無いと遊べないべ」とか言う。
困っちゃったよ。
「おめぇ~おれの事も考えろよな。あれもこれもやらなくちゃいけない時に 庭付きの家だ?!」
と怒鳴るように言ったら「大丈夫だって。♪たにんこ♪に任せていれば 安心だから」と言う。
その事を聞いた時 おれは嬉しかったんだよな。
家は数百万単位で 上を見たらきりが無い。
つまり おんちゃんの全財産をおれに預ける と言う事だろう。
おれは男として生まれて来て 男と言う看板を少しずつ磨いて来て 良かったなと思ったよ。
が その直後 おんちゃんが「ところでよ レンズ良いの有ったのけ?」とか言うんだよ。
がぎゅぅ~~~んと 現実に引き戻されたわけだ。
カチンと来たおれは「おめぇ~レンズと家と どっちが大切なのか言ってみろ!」と言ったら
「どっちも大切だよ」と…。
はぁ~~~ぁ おんちゃんにかかっては 家もレンズも一緒だな。
?????????????????????!!!
もしかすると…おんちゃんは ちょっとは頭が良いのか???
「レンズも家も 明るい方が良い」と 言いたかったのかな???

暖かい冬

2007年01月06日 18時08分16秒 | Weblog
画像:2006 7月7日

変だぞ…
去年から今年にかけて めっちゃ寒いと感じたのは たった数日だ。

暖かいと言えば 庭の寒椿も去年の11月頃には咲き始め 見頃は12月中旬だった。
一昨年は12月に咲き始め 去年の2月頃が見頃だった。
変なにょぉ。

…と思ったら↑↑↑の次の日は めっちゃ寒くなったり。
で今現在は そんなに寒くは無い。
昨シーズンは 結構雪が降ったんだけどな…
家は 居間にはホットカーペットしか使ってないし おれもそんなに厚着はしないし。
ランニングシャツにデニムシャツだけ。
下はパンツにジャージかズボンだ。
表に出る時は その上にジャンパーかジージャンくらいだし。
今何気にサッシを見たら 明るい日差しがある。
冬の日のこう言う時は おれは気に入ってる曲を聞いたりするんだよ。
フィル・シスターズの曲が合ってるかもな。
ぽやぁ~~~んとしか感じの曲で 暖かい日差しが差し込んでいる時なんか最高だ。

最高と言えば昨日の晩 おんちゃんと何を食べるか考えてたら おんちゃんが
「チルド室に 海老有るぞ」とか言う。
冷蔵庫や冷凍庫や その他のストック管理は おんちゃんなんだ。
おれは クリスマスから御正月にかけて めちゃくちゃ忙しかったし 覗いてはいなかった。
「早く言えよ」と言いながら チルド室の中をかき分けたら 海老が6匹出て来た。
日本蕎麦も4束残ってた。
めちゃくちゃ腹が減ってたから全部茹でて 海老も天ぷらにした。
ついでに丸餅を4個焼いた。
ゆずを入れた 超豪華海老天3匹入り丸餅2個入り天ぷら蕎麦の完成だ。
麺汁も美味く出来たので 二人で「うめぇ~~~!!!」とか 調子こいて食った。
あんた達の思う通りだ。
30分位したら にっちもさっちも行かなくなったよ。
食い過ぎだ。
おなかポンポンで 動くどころの騒ぎじゃあなくなった。
餅だけ余計だったぞな。

餅と言えば まぁ 毎年毎年よく飽きずに事件が起きる。
「おんちゃんよ 賭けるか? この近所に救急車3回くらい来るぞ」と おれが言ったんだ。
ピンポォ~~~ン!だよ。
噂通り 聞く通りだった。
幸いにして 直ぐ退院したらしい。
何で何だ? 毎年毎年。
じっち ばっぱには 餅を細かくして ゆっくりと食わせたり 食えば良いのに。
じっち ばっぱ ばかりじゃあない。
子供も大人もそうだ。
餅は偉いんだよ。
なめたり馬鹿にしてかかると ひどい目に会う。
以前 おれは馬鹿な事に挑戦した。
餅を一体何個食えるんだ おれは? と 思っちゃったわけだ。
やった。
挑戦した。
で やっちゃった。
記憶では 夕方7時頃挑戦して(囲炉裏で焼きながら食ったんだ)8時半過ぎには確か終わってた。
いわゆる醤油に砂糖と七味を混ぜ 浸けながら焼き 焼きながら浸け…海苔を巻いて食う。
焼き網の上には 常に3~4個の餅を乗せてた。
今現在売っている 袋に入って尚且つ一個ずつ包装されている餅の 1・5倍位いある奴が昔の餅の大きさだ。

食ったよ。
自慢出来る位い食ったよ。
お袋が「あんた 一体何個食うつもりでいるんだ?」と聞いたから「歳の数だけ」と言った。
あの時おれは若かった。
が…23個食う馬鹿が ここに居たんだよねぇ~。
お袋は小さい声で 尚且つ聞こえる位いの声で「馬鹿は死ななきゃ~治らぁねぇ~~~」と はっきりと歌ったんだ。
この挑発的とも取れる 馬鹿丸出しの底抜けに間抜けな歌を あんた達も聞いたら
「こんちくしょぉ~~~!」と いきり立つよ(いきり立つのは おれだけで良い)
23個。
悪いかよ?!…と言いたいとこだけど 悪いんだなこれが。
真夜中に 七転八倒の騒ぎになった。
歩いて数メートルの幼馴染の病院に 担ぎ込まれちゃった。
それ以来おれは 餅に関しては一言も頭が上がらなくなった。
その後 おれが嫌がってても 毎年きちんと御正月は規則正しく来る。
次の年 皆で集まって乾杯し その後はちょび宴会だ。
ちっちゃな囲炉裏を囲み 当然の様に しかもおれを小馬鹿にするかのように きっちりと餅を焼く。

おれは一家の長だ。
若くても 威厳を保たなくちゃいけない。
「おいみんな聞け。餅は一人三個までにしろ」と言ったら 一人去り二人去り…
確か10人位い居たのに 居るのは おれとお袋だけになっちゃった。
「なぁお袋。あいつら何処に行ったんだ?」と言ったら
お袋は にたぁ~~~と笑みを浮かべ「あぁ…今頃調理場で 笑い転げてるんだっぺ」と言った。
めちゃくちゃ頭に来たけど 正月早々怒ってなんか居られない。
だから大きい声で みんなに訂正した。
「さっきの話は無しだ。お前ら 歳の数だけ餅食って良いぞ」と言った。