京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

宝物

2006年06月30日 20時39分39秒 | Weblog
写真上「手乗り猫」
写真仲「猫のトイレ」
写真下「お出かけ用キャリー」

ドンキーに行って 色々見て来た。
勿論猫用グッズだけど。
最初トイレは 発泡スチロールだったけど 良いのが有ったので買って来た。
トイレ入り口の前に有る ティッシュケースがひっくり返っているのは 猫用階段だ。
猫がちっちゃいから 階段を付けてやった。
キャリーは…明日土曜日 待ちに待った病院の日なんだ。
予約制だから予約していた。
で 病院に行く為のキャリーだ。
これ一種類しか売ってなかったけど 仕方が無いよな…
家の近くに 動物病院が有るのを発見したので そこに行くんだ。
診察料金表を見て…おんちゃんは「………何だそれ!?そんなに高いの?」とか言っている。
当たり前の話し 猫や犬が小さいからと言って 一匹あたり500円は無いだろう。
二匹で2万円近くかかるようだ。
電話予約の時に 症状を詳しく説明しておいた。
しかし もう既に5万円近くもかかっているけど これも覚悟の上だから。
ある人と その話をしたら「えぇ~~~!!!???そんなにかかるんですか?」
驚くんだったら 飼わなければいいだけの話だ。

以前 向こうで暮らしをしていた時に(20年前くらい前)黒い猫が交通事故で入院した事が有る。
その時健在だったお袋は「お前…楽にしてやれ…可愛そうで見ていられない」と涙声で言うんだ。
楽にしてやれ…と言う事は おれが命を奪う…と言う事で つまり殺せ とお袋は言っている。
切れた…完全に切れちゃった。
お袋に向かって「てめ~!自分が何を言っているのか 分ってるのか!」と怒鳴った記憶がある。
黒い猫の「くろ」は おれの腕の中で薄目を開け「ひゃぁ~ひゃぁ~」と 元気無く鳴いているだけだ。
もうその時は車のドアを開けて お袋に「さっさと乗れ!」と怒鳴っていた。
病院に着いて説明をしたら 先生は「助からないのを覚悟していて下さい。
これから手術をします」と言った。
待つ事数時間 手術が終わって説明を受けた。
今日明日が山場だと言う。
先生は「朝昼晩と電話をかけ 容態を説明してあげます」と言ってくれた。
しかし「くろ」は順調に回復して 20数日目には退院した。
かかった金額は 20万円くらいだった。

お袋は「これで当分…おかゆかうどん…だな」と小さい声で しかし おれに聞こえるように言ったんだ。
不思議と後悔はしなかった。
金額の事じゃあない 入院させて助けてやった事をだ。
その後お袋は「脳梗塞」で倒れ おれには 一般世間で言う「姉」と言うものが 三人居るが
口々に「あたしは忙しいから」「あたしは用事があるから」と言い 
植物状態になったお袋を 誰一人として看ようとはしなかった。
おれはその当時 バンドで飯を食っていた。
希望の有る将来性も有るバンドを 自ら捨てた。
結婚を予定していた恋人とも 別れた。
24時間病院で暮らす事を強いられ その条件を受けないと 出て行かなければいけなかったんだ。
ICUに入ったきりのお袋を 24時間看ていた。
ICUから出て一般病棟に移り 意識が戻った時…最後の会話になっちまった…
その時「女三人」も偶然にも来ていたんだ。

お袋のベッドの下にいたおれを 三人が「お母さんが あんたを呼んでいるよ」と言うんだ。
「何だよ!?我侭か?」と言ったらお袋は そんな力がどこから出て来たのか…
部屋中に聞こえるように こう言った。
「あんたの事…○○○を生んで 本当に良かった…」と言った。
これを聞いた「女三人」は さっさと帰ってしまった。
それからお袋は口を閉ざしてしまい 二回目の梗塞を最後に 約2年間植物状態になったんだ。
地獄だったよ。
あぁ言う事を 生き地獄と言うんだ。
お袋の首を絞めて 自分も自殺しようとした事は 数え切れないほどだった。
おれに かすかな希望と勇気を持たせてくれたのは 誰有ろうお袋だった。
「あんたを生んで 本当に良かった」
その言葉だけを 生きがいとしたんだよ。

弱ったお袋が高熱を出し 又ICUに入ってしまった。
病院側から「今度は覚悟をしていて下さい」と言われ 数時間だけ家に戻る事が出来た。
何のことは無い 親戚中に「もう駄目だ」と電話を掛ける為だ。
知り合いに餌を頼んでいて 結構元気な「くろ」は おれとの久しぶりの再会を嬉しがっていた。
部屋中を片付け 親戚中に連絡をし「くろ」と別れなければ行けない時間に 事故は再び起きた。
「くろ」が交通事故で逝ってしまった。
さっきまで おれの傍にいたのに…
泣きながら庭にお墓を作ってやり 神を恨んだよ。
庭から戻ってきたら 病院からの電話が有った。
「お母さんの熱も下がり 意識も安定しています」との事だった。
神のイタズラ…とさえも思ったんだ。
「くろ」が…お袋を助けた…と思った。
「くろ」を 一番可愛がってたお袋を 「くろ」が自らの命と引き換えに…
力が抜けてしまったのを 今でも覚えている。
病院に戻るまでは 約1時間くらいあった。
「くろ」に感謝の言葉を言うには 十分に有った。

おれは お袋の言葉を「宝物」としている。
子供として最大級の言葉を 最後の最後に言ってくれた。
「あんたを生んで 本当に良かった」
これ以上の言葉 今も見つからない。
おれは「子猫を育てて 本当に良かった」と 言えるようにしたいんだ。
お袋がおれに言ってくれたように おれはこの猫達に言いたいな。

子育て

2006年06月27日 06時42分05秒 | Weblog
「はぁぁぁぁぁ~…疲れちまっただよぉ」

この写真 自分で撮って自分で笑っちゃった。
これは あくびをしている最中の 初めの2~3枚目かな…
↓↓↓の 笑っているような写真の内の一枚だ。
連続で撮ると たまぁ~~~にこう言うのが撮れるんだよ。

でもさ おれが世話している子猫達は 親猫も含めて雨の中 
びしょ濡れになりながら寝てたんだから 大したもんだよ。
何も 建物が一杯有るんだから そこに居ればいいのにさ。
天下が棲家って事か?

最近 白?ともグレートもつかない猫が居るんだよ。
初めて見た時 汚ねぇ~な…と思ったけど 違うんだよな。
色が灰色っぽいんだよ。
その猫 前は居なかったんだけどな…
一つ気づいた事が有るんだけど 野良猫って汚い…と思うだろう?
おれも思ってたけどさ。
家のおんちゃんが撮ってくる 職場の近くの猫達は 本当に汚いんだ。
でも 味が有るんだよな。
しかし東寺の猫達は なんだか小奇麗なんだ。
何でだろう?
夜中 お風呂にでも入っているんだろうか?
鼻歌なんか歌いながら「♪良い湯だぁにゃぁ~」とか。

もしかすると 夜中に自分の毛皮を脱いで お洗濯をしているのかもな…
しかも すすぎには気を使い ものげんユニとかで 毛皮がちじまないように…とか。
トイレでこそっと…「あらぁ~やだよぉ~おまいさん。洗剤使いすぎだわよぉ~」
「あぁそうだった。ごめんにゃぁ~」…とか…
「今日も来ていた あの髪の長い馬鹿カメラマンったら あたしのお尻ばっかり撮ってるんだよぉ~」
「あんたの旦那に言いつけてやりにゃぁ~」…とか…

ヵぁ~~~めぇ~…かぁ~めぇ~~~…

2006年06月27日 00時38分04秒 | Weblog
かぁ~めぇ~~~…

今日の書き込みは 女は悪いけどスルーしろ。

朝一番で東寺へ行った時に 遠目にこの光景が見えたんだよ。
「何だ?…猫が攻撃態勢だぞ…」と思って よぉ~~~く見たら…
笑っちゃった!
猫が亀をいじめてる!!!
って言うか にっちもさっちも行かないんだよな。
そりゃぁそうだ 亀は攻撃されたら 手足を引込めれば良いんだからな。
猫だって 手を出せないだろうよ。
そう言う事を踏まえて…

今日 一応落ち着いた子猫達が すやすやと寝て居たんだよ。
おれだってな だてに30年近くも 猫を飼っていないからな。
育てた猫だって 約100匹位は居るから。
そんな事はどうでも良いんだ。
その寝ていた姿を見ていたら ここ数日の怒涛の様な事件に翻弄されて
おれは少々疲れて居たんだよ。
レタッチソフトは言う事を聞かないし ドライバーが(ディスプレイの)見つからなくて…
不都合が起きて…全然PC言う事聞かないし…
挙句には 子猫事件が有ったし…
こいつらの寝顔を見ていたらさ 誰だって御相伴…つまり 寝たくなったんだよ 傍でさ。
これが 間違い&傷害事件へと発展するんだよ。

気持ち良い位い 爽やかな風が入ってくるんだ。
あぁ~~~気持ちが良いなぁ~…
おいらは 寝る時は パン一なんだよぉ~。
文句 有るのかぁ~
と 好い気になって寝てしまっていた。
♂♀@&£★●???…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いってぇ~~~!!!
おれの大事な股間に(大事かどうか定かじゃあないけどさ)いきなり激痛が走った。
チビは左の金に み~は…かぁ~めぇ~に噛み付いていた。
しかも子猫の歯は ちっちゃくて鋭くて…
おまけに わっしと爪を立てられて。
おれだって痛くてびっくりして起きるわな?
それが間違って居たんだよ!
急に立ち上がったもんだから 噛み付いたままぶら下がれた。
子猫達は起きていれば さっさと離したんだろうけどさ 寝ぼけ眼でやってるもんだから…
分るか?
いやいやいや…太ももなんか 傷だらけで凄いんだ。
あっちの方だって 傷だらけだ。

良いか?野郎供 良く気を付けろ。
子猫と寝る時は 厚手のパジャマかトレーナーにしろ。
猫達が入って来れないように へそ下にはタオルケットを掛けろ。
おれは まぁ~~~だズキズキして痛くて 血も出ているけど(軟膏を塗った)。
こんな事 恥ずかしくて病院に行けるかよ。
猫と亀には気をつけろ。

京都 東寺 生きる!Ⅱ

2006年06月24日 14時49分38秒 | Weblog
①の写真。
黄色いマークの所に かすかに白いモノが見える。
それが白い子猫だった。
この時は逝ったと思い 謝りながら撮っていた。
傘をさしながらだったのと にっちもさっちも近づけない状態だった。
この時は 首から下が完全に沈んでいた。

②の写真。
白い子猫が逝ったと思い せめて他の子猫を探すために呼んでみたら
この子猫が出て来た。
もう一匹は(三匹居る)探したけれど 居なかった…

③の写真。
白い子猫が生きていたので 兄弟猫と一緒に 何とか傘を工夫して入れてやったら
親猫が現れたので オチチを飲まそうと置いてやった。
見ての通り 猫達は傘の仲で おれは濡れ鼠。

⑤の写真。
この寝姿を見ていると これはこれで良かったと思ってる。
チャトラの「み~」は 今朝やっと おれの膝や足に乗るようになった。
白の「チビ」は 今でも寝るまでは おれの手の平で寝る「手乗り猫」だ。
「み~」は 安心したんだろう。
それと慣れたんだろうな。
何故白の「チビ」が 手の平で寝るかって?
カラスから助けた時と 水没から助けた時に おれの両の手の平で包んでやったからだ。
それを忘れては居なかったんだ。
改めて おれは血の通っている 少しは暖かい 少しは愛情が有る人間だな と
この子猫達に認識させられた。

東寺の逞しい猫達は 雨の中 雪の中 暑い日差しの中 懸命に生きている。
それも運命だ。
余儀なく逝くのも これまた運命だ。
一度家に連れてきたら もう二度とファミリーの仲間にはなれないと言う。
しかし以前 飼い猫がこの東寺に来て ファミリーの一員になってる事は 下にも書いた。
もし おれに万が一の事が有ったら この子猫達は生きていけるんだろうか?
おんちゃんは きちんと面倒を見てくれるのだろうか?
無事に東寺に辿り着いたら ファミリーは迎えてくれるのだろうか?
安らいだ寝顔を見ていると こんな事を考えちまった。

京都 東寺 生きる!

2006年06月23日 01時29分43秒 | Weblog
20日に その事件は起きた。

弘法市の前日 おれは家のおんちゃんと いつもの様に東寺へ行った。
あちこちで 弘法市の出展準備のテント設営で大忙しで そこそこ賑わっていた。
南門の例の ちっちゃい神社に行って 切れ耳一家とその娘の一家と 交互に撮影してた。
そこへ 和服を作務衣に改良したものを着たお姉さんが来て しばし話をしてたんだ。
その人も猫が好きで 時々来ては見ていたらしい。
話が弾んで おれが「でもね あそこに見える子猫の様に めちゃくちゃ小さいと 
カラスにやられるんだよね」と話をしたんだ。
こうも言った「おれは ここの猫には壁を置いていて 何が有っても助けない 餌をやらない」とも。
言い終わらない内に 写真に写っている手の平にすっぽりと収まってしまう子猫が ぽてっと落ちたんだ。
高さは30センチくらいだから 大した事は無かった。
子猫は 頭をぷるぷると振って 何事も無かったかのように見えた…はずだった。

瞬間 天井からどさっと 真っ黒い物が落ちて来た。
???分けが分らなかった。
ばさばさばさ じゃあないんだよ。
どさっと落ちて来たんだ。
白い子猫が見えなくなり ぎゃぁ~ぎゃぁ~と凄い悲鳴がこだました。
カラスだった!
おれは走っていた。
「このやろぉ~!」と言ってたらしい。
カラスが1メートル程上がった時に ぽとっと子猫を放した。
おれは 自分がガタガタ震えているのが分かっていたよ。
子猫を抱き上げて撫でていたら 例のお姉さんが震える声で「話していたばかりなのに…」と言った。
左側を見たら そばにお姉さんとおんちゃん その横には切れ耳の息子の子猫が 一丁前に毛を逆立てているんだ。
子猫の異常な鳴き声で 母猫がやって来た。
当たりを見渡したら そこら辺にファミリーの雄猫達が居た。
お姉さんは「きっと あなたを動かしたのは ここの神社の神様と猫の霊だね」と言ったんだ。

以上の事もふまえて…
今朝 猫の夢なんか殆ど見ないのに 助けてやった親猫が夢に出てきて「ありがとう!本当にありがとう!」
と 人間の声を出して御礼を言う夢を見た。
今日22日は 朝っぱらから大雨だ。
西門のボスと 助けてやった子猫が気になり 大雨の中を出かけたんだ。
西門のボスは とても小さな軒下で ずぶ濡れになりながら居たよ。
挨拶もそこそこに 南の八嶋神社に向かった。
切れ耳だけしか居なかった。
娘一家は???
助けてやった子猫は???
写真に写っているコンクリートの垣根と 奥に見える金網の隙間は10センチくらいなんだ。
その隙間を 隅から隅まで…
居たよ。
手の平くらいの水溜りに沈んでいた。

おれは人間だ。
血の通っている人間だ。
雨に誤魔化して 大声で謝ったよ。
「ごめんな おれが助けたばっかりに。ごめんな」
何度も何度も何度も謝った。
三匹居るはずなんだ。
大声で呼んでみたら ずぶ濡れになった子猫が みゅぅ~みゅぅ~と鳴いて近づいて来た。
親猫も近づいてきたけど この親は若いだけに子育て放棄をしている。
いくら母親のおっぱいに近づけても 吸わせようとはしなくて 離れてしまう。
子猫を抱き上げ ベストに入れて暖めながら 白い子猫に最後のお別れを言うつもりで声を掛けた。
「あした必ずお墓を造ってやるから」…???毛が動いたような?
びっくりして でかい声で「おい!おい!おい!動けって。動いてみろって!」と言っていた。
首だけを残し 体全部が沈んでいる状態で やっと首を持ち上げ かすかにみゅぅ~と鳴いた。
有刺鉄線がある隙間に 思いっきり手を突っ込んでいた。
手が血だらけになったけど ベストに入れてやった。
兄弟二匹 震えながらじっとしていた。
親猫は無関心で おれの傍から離れて じっと鳥居の入り口を見つめている。
小一時間 半分雨に濡れながら おれは考えていた。
自問自答していた。
良いんだろうか?

あぁ~めんどくせぇ~!
前に居る親猫に「おめぇ~が子育て放棄したんだから 文句なんか言うなよ!」
連れて帰って来た。
見ての通り 白い子猫は未熟児で 左目はまだ見えていない状態だ。
でもな 連れて帰って来たからには 最後の最後まで面倒を見るつもりだ。
親猫の姿 この子猫の姿 おれが何十年前に飼っていた「み~」と同じだ。
白い猫は「み~」の母親の「たま」と同じだ。
ずぶ濡れになって帰って来た おれと子猫を見たおんちゃんは 黙っておれの体を拭いてくれて
これも又黙って スーパーから牛乳を買って来て「なぁ その猫飼うんだろ?なって?」
黙って頷くと ダンボールを引っ張り出して来て 猫の寝床を造ってこう言った。
「これから よろしくな」
又も不思議な事が起きた。
ちゃとらの子猫は よたよたと近づいて おんちゃんの手に ちっちゃな右手を乗っけて みゅぅ~と鳴いた。

説明だ

2006年06月22日 14時13分49秒 | Weblog
↓↓↓の写真について。

これは イタズラ写真じゃあない。
ソフトを使って こう言う写真を造る事なんか イクラでも出来るが…

おれのカメラは コマ5を連写出来る。
あんまり詳しく無い人に説明すると 一回シャッターを切ると バシャバシャと
連続で5コマ撮影出来る。
つまり…あくびをしている間に 連写するんだよ。
すると たまぁ~~~に こう言うオモシロ写真が撮れる。
犬や猫を飼っている人が居れば やってみな。

それにしても…ソフトが言う事を聞かない…ぞ…と。

体内時計は とっても偉い!

2006年06月18日 11時10分30秒 | Weblog
「うひゃひゃひゃひゃ!」


金曜日に相棒が来た。
相棒(一番弟子で主婦だ)に「桃次郎」に行こうと誘った。
が…おれとおんちゃんは飲めるが 奴は帰らなければいけないので 
それも有るが そんなに飲めないので勧められない。
家に連絡をしていたんだけど 誰も出ないと嘆く。
おれはおれで 何時に帰るのか分らないから ガンガン飲んで良いのやら…
そこで体内時計が狂ったようだ。
しかも「桃次郎」のテンテン(店長)が おれの為にと超特大の専用コップを置いてくれた。
デカイ!
今までのコップの倍は入りそうだな…


「桃次郎」に行く前に 東寺で写真を撮ったんだ。
相棒に 子猫達を紹介する目的もあったからだ。
おれの撮影スタイルは 余程で無い限りは 地面に座ってしまう撮り方なんだ。
猫達に脅威を与えない為だ。
猫の目線に近づける様にしている。
四足歩行の動物は 近づく相手の足音で 性格や敵か見方か あの肉球で感じる事が分ったからだ。
おれが乱暴に じゃりじゃり歩いても平気な顔をするし 見かけない人間がそっと近づいても 逃げてしまう。
全然関係ない人が おれの事を見ていたら きっと馬鹿な奴に見えるんだろうな。
だって猫と一生懸命話してるんだからな。
それが猫に通じているか分らないが おれは通じていると思っているから 尚更話がややこしくなる。

しかしだ 分かったような顔をするから また不思議なんだよな。
猫がお腹が空いている時に「お前 お腹が空いているのか?」と聞くと
尚いっそう高い声で鳴くんだよ。
きっと人間の言葉と餌のあげ方が 上手くシンクロしたのを学習したんだろうな。
人間だって 時間が経てば腹がヘル。
人間も猫も やっぱり体内時計が有るから分る事だし。
おれは余程で無い限り 朝と昼は食わないんだ。
でもやっぱり 腹が鳴るよ。
一時体内時計が狂ったことが有るけど 何故だか気持ち良いものじゃあなかったな。
人間も動物も そこら辺は不思議だな。

お前…あっかんべ~じゃぁねぇだろう!

2006年06月17日 10時39分14秒 | Weblog
みんなが心配しているのにさ お前のその態度は何?
いっぺん ぐぅ~で…

あの後探しに行ったら…あっ?!
居た!
向こうから近づいて来た。
おれの目の前に ちょこんと座った。
「あのな 皆が心配してたんだぞ。
ブログって言うのが有ってな。
そこに来てくれている○○さんや○○さんとか…どれだけ心配したか分ってんのか?ん?
雨の日だって心配して 探…しに……てめぇ~…あっかんべ~してねぇ~か?!」
おれが怒った途端 摺り付くように傍に来て 喉を鳴らし始めたよ。

例の横一列になって歩いて来た 南門の大家族。
あれって 年に一回くらいやる「デモンストレーション」だってさ。
つまり自分の縄張り 家族の大きさを 息を潜めて見つめている他の猫達や動物に
見せ付けている分けだ。
だから 弱虫猫…人などが近づくと真っ先に逃げる猫…も 直ぐそばを通る人間にも屈しないで
全員が堂々と歩いていたんだよな。
で この写真の西門のボスは 元々は南門のボスの弟なんだってさ。
今までの不可解な行動のもつれた糸が ほぼ直線に見えてきた。
こう言う話は 婆ちゃんに聞くのが一番だな。

取り急ぎ 報告まで

暑いなぁ~

2006年06月14日 14時50分18秒 | Weblog
暑くて ゆだってしまうぅ~…

12日か13日に 猫ファミリーの勢力拡大図を見た。

ニューファミリー及びニューファミリー2は 共に一緒の家族。
その数は約15匹。
これが南門の一族の数。
西門のファミリーは 約8匹。
おれは殆ど毎日西門から入り 拝観受付裏の西門のボスと挨拶してから(居れば撮影)して
南門へ向かうんだ。
で例のごとく てくてく歩いて拝観受付裏に行ったらボスが居たので 呼んで撫でようとしたんだ。
所がボスは 何時もの原っぱに居るわけじゃあなく 柵の外に居た。
例の 木登り子猫事件が有った所に居た。
おかしい…ボスの様子が変だし 東寺全体が何かおかしい雰囲気なんだ。
ボスを呼んだら来ない。
振り返り振り返り 逆に遠ざかってしまう。
遠ざかって行く方向が大問題だ。
南門の方へ行くんだよ。
あいにく南門のボスは 2~3週間前から全然見て無いし 常連さんに行方を聞いても知らないと言う。
だからこのボスが 万が一南門に行っても 殺される事は無いだろうと思ってた。

南門へ行こうとしたら 曲がり角で西のボスが振り返りながら おれの事をまるで待っているかのように
案内でもするかのようにしている。
???…何かある…何かあったに違いない。
でも その何かが分らないから もどかしいし気持ちも変になるんだ。
???!!!…西のボスがやられる!
まるで一家総出で(子猫を除いて)南のファミリーが こっちへ向かって来る!
え??? めったにと言うか絶対入らないのに 柵の中に白(白い猫3匹)が出たり入ったり…
???甘えん坊が 柵の中に出たり入ったり…
柵の中と言うのは お金を払って拝観する庭園みたいな所だ。
そこは半分以上 西のボスの縄張りだ。
しっかり見ている おれの前を振り返り振り返り歩いている 当の西のボスは怒りもしないし…
何か変だ 絶対何かあったに違いない。
途中で常連さんが ジョギングをしていてすれ違った時に「あらら?あんた達(南のファミリーを見て)
こんな所に来ないのにどうしたの?」
と話しながらすれ違った。
壮観だった。
向かう途中の広い境内を 横一列になって南のファミリーが歩いて来るんだよ。
南門のファミリーの 完全なる縄張りに到着したら 西のボスは柵の中に入り 何処かへ消えた。

変な気持ちを抱いたまま 南門周辺で猫達を待っていたら 子猫の親の「切れ耳」が居たから 
変に安心した。
子猫達も のびのび育っているし 夢中で遊んでいる。
小1時間過ぎた頃 例の煮干のおじさんと朝などめったに来ないおばさんが来た。
煮干のおじさんが開口一番「変だな…東寺が変だ…」とつぶやくように言う。
おれと同じ考えだ。
で 聞かれたのが「あんた(おれの事)南のボス見てないか?」と言うから ずっと見て無いよと言った。
おじさんおばさんが10分位で何処かへ行ってしまったので 逆側の所に行ってみたが
当然来る前にすれ違ったので 猫の子一匹居やしない。
今日は帰るかな…と決心し 西門の方に歩いて行ったら 遠目に西のボスが例の所に 
チョコンと座っているのが見えて安心したんだ。
よし 今度こそは撫でてやるか!と ズンズン近づいたら…
???!!!!!!!!!!何と! 南のボスが座っている!
毎朝の様に 何時ものお気に入りの西のボスが座る所に 南のボスが堂々と座ってる!

時間は9時頃で もう観光客や定連さんや 行きかう人で賑わい始めている時間で…
廻りにも人が居たけど おれは「おい!お前!…何だよ。何でここに居るんだよ!」と
南のボスに向かって叫んでしまっていた。
南のボスは 細い鋭い目で おれをじぃ~~~っと見つめている。
こう言う事だったのか…
きっと東寺が閉門した後 夜な夜な大闘争が起きていたんだろう。
時間が経ち 日にちが経って 南のボスが勝ったんだよ。
でなきゃ さっき南に西のボスと歩いていた時に 向こうから南のファミリーが来た時
よってたかって 西のボスはやられていたに違いないし まるで西のボスを無視するかのように
歩いて来ていた。
大分前に電話で「西のボスを撫でたら いやぁ~最近汚くてさ。腹側やお尻や足など 泥だらけだよ」
と 相棒に言ってた時が有るのを思い出した。
まさにその時期に 大闘争があったんだろうな。
哀れに…西のボスは軍門に下ってしまって 何処に行くんだろう?
「待たせたな!」の所に載っている写真が 西のボスなんだ。
あぁ言う可愛い顔をしているから 南のファミリーと仲良くしてくれれば良いんだけどな。

いやぁ~猫の世界って ほんと面白いわ。