京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

おれには分からないよ…

2006年05月30日 20時31分07秒 | Weblog
人間も 大人も子供も動物も 寝ている顔は可愛いよ。

2日前ほど…おれは例の様に東寺へ行った。
3匹の子猫を写そうとしたが 中々出てこないので逆側の ニュー2ファミリーの所へ行ったんだ。
ついに出て来た3匹の子猫。
そりゃぁ嬉しかったよ。
文章に書くと簡単だけどさ 約40分間ずっと粘ってたんだ。
ここの子猫達は 向こうの子猫達と比べて ずいぶんと臆病なんだよ。
そりゃあそうだよな 人間だって十人十色って言うもんな。
そこへ又煮干のおじさんが来たんだ。
おれにとっては 良いんだか悪いんだか 分けの分からない報告を持って…

煮干のおじさんはこう言った。
「あんたを随分待ってたんだ。今朝早く常連の○○さんが 向こうの子猫の一匹を貰って行ったんだよ。
おれにも断ったんだけど…警備員さんに話をして貰って行ったんだ。
あんたはずっと猫の写真を撮っていたからな。だから○○さんは あんたにも断るつもりで待ってたんだ。
今さっき帰っちゃったよ。」
おれは多分 瞬間変な顔をしたと思う。
おれの猫達じゃぁない。
おれの子猫じゃぁない。
だけど 子猫を貰ったおばさんは おれに断るつもりだったと言う。
複雑だったけど おばさんの気持ちも物凄く嬉しかった。
この日の朝は 別な意味で嬉しい事もあった。

貰われた猫の所へ行ったら 大勢の常連さんが何故か挨拶をしてくれるようになったんだ。
朝の挨拶は気持ちが良いよな。
だけど…
子猫が二匹になってしまった親は 賢明に縁の下に呼びかけるんだ。
残った子猫二匹が無邪気に遊んでいる時も オチチを飲んでいる時も 寝ている時も
にゃぁお~にゃぁお~と 貰われた子猫を賢明に探しているんだ。
この東寺が閉門になって夜が来て 開門の時間になって…
ずっとずっと探し続けるんだろうな。
複雑怪奇な事件が起きている昨今 子供が見えなくなった人間の親達だって 見つかるまでは賢明に探すよ。
親は 子供は 人間も動物も変わらない「愛情」ってものが有るんだよな。

帰り際 常連のおばあさんと会った。
おばあさんは「あらぁ~~~寝てはるんだ… あれ?2匹しかおらへんの?」と おれに聞いたんだ。
おれは 煮干のおじさんの言った事を正確に伝えた。
「そうなんや…あんさん何時も写真撮ってはったのになぁ~残念やねぇ~
幸せになってほしいなぁ~」と言った。
おれは「絶対幸せになって欲しいよね!」と答えたんだ。
おばあさんは 寝ている子猫達を見て「良い写真 撮りなはれ」と笑顔で言ってくれた。
この写真の様に 可愛い顔で寝ている時に 親猫の泣く声が何時までも続くんだよ。
貰われて行った子猫が居そうな所を 一生懸命グルグル探しまわっているんだ。
親猫の声が 姿が かわいそうで哀れで。

それでもおれは シャッターを切っているんだ。

夏 そしてニューファミリーⅡ

2006年05月29日 01時13分45秒 | Weblog
驚いた パートⅡ!
今日実は「三条商店街」に行こうとしたが 行けなかった。

家のおんちゃんを誘ったら 行く!と言うので 東寺を通ってバスに乗ろうとしたんだ。
当然ニューファミリーにも挨拶しようとして 近づいたら居なかった。
後から分かったんだけど 例の小さい祠の下で オチチを飲んでいたか 寝ていたらしいんだ。
で その時は居なかったから 逆方向の何時も行く神社に行ったんだ。
???…ナンバー2(メス猫)が鳥居の先1メートル位い前で じっとお座りしている。
この光景も初めて見たよ。
近づいて行ったら おれの顔を見て何度も何度も 振り返り(神社の中のお賽銭箱の方へ)行こうとする。
その鳴き方が問題だった。
まるで子猫をあやすような 喉から声を出すような感じで鳴いている。

おれはタマラズ声をかけたんだ。
「何だ?!えっ?甘えた声なんか出して。ナンバー2らしくないじゃんか」
言い終わらないうちに 賽銭箱の脇に有るフェンスの下をくぐり 神が祭ってある階段を登り始めた。
一番上に登りつめた時に 奥に向かって再び甘えた声で にゃぁぅ~~~なぁ~ごぉ~と鳴いている。
ますます「何だあいつ…」と思ったよ。
??????????????????????????!!!!!!!!!!
子猫???
あれっ?…今のはなんだ?確かに小さい顔が…一瞬だけど小さい顔が…
バックから 小さい顔が見えた方向を見たまま そぉっとカメラを出した。
居た!
その瞬間に 右手の人差し指が勝手に動いて シャッターを切っていた。

あぁ~~~そう言う事か!
逆側の小さい祠の下から 子猫が出て来ない理由が分かった。
何かがあって こっちへ引っ越してきたのかも知れなかったんだ。
???!!!待てよ…でも 顔の大きさが… 毛並みが違うような…
おれは 頭の中で必死に考えをまとめ様としていた その時に
「こんにちわ」と声をかけられ びっくりして振り向くと 煮干のおじさんが自転車で来ていた。
早速挨拶をし 状況を小声で報告した。
煮干のおじさんは 怪訝そうな顔をしたまま「おれは今 子猫と親に煮干をあげて来たばかりだ」と言う。
イクラなんでも おじさんより早くこっちに来れる訳が無い。
おれは「でもね おれちゃんと写真撮ったよ」と言い モニターで確認したら写ってた。
そこへ 向こうの祠で子猫を探していた 家のおんちゃんが来た。
すっとんきょうな 底無しの間抜けな声で「いやぁ~~~子猫出て来たよ。可愛かった!」
その声に おれと煮干の叔父さんは振り返ると 遠くの方で3匹の子猫が遊んでいるのが良く分かる。

じゃぁ…おれのカメラに写っているのは?
煮干の叔父さんと TVドラマで良くやるような 二人揃って首をかしげ 又二人揃って振り向いた瞬間に
今度は家のおんちゃんも加わって 三人揃って「あぁぁぁぁぁっ!!!」と でかい声!
一匹…二匹…三匹!
何てこった!!!
ここに5年も通っている 煮干のおじさんでさえ知らなかった。
おれ達が驚いて でかい声を出したから直ぐに引っ込んだ。
おれだって全然知らなかった。
ナンバー2が妊娠していたなんて知らなかった。

煮干のおじさんは ゆっくりとおれに向かって話し始めた。
「ここでの生存競争は とても激しいものがある。
おれだって(煮干おじさんの事)分からなかったんだ。
午後 餌をやりに来る○○さんだって 全然知らないだろう。
あんた(おれの事)分かるか?
あんたなら分かるはずだ。
おれは今 やっと分かったぞ」
おれは 煮干のおじさんの顔を見ながら答えを出した。
でもな おれはこの答えを出すのが嫌だった。
5年間も「東寺」の猫を守り続けて来た煮干のおじさんに 敬意を込めて切り出した。
「痩せてたから…だからだよね。皆分からなかったんだ。でもさ おじさんありがとう。
おじさんの御蔭で元気な子猫が生まれたんだよ」

「何を…@*#£○●」…最後の言葉が聞き取れない内に 左手をさっと上げて 自転車に乗って行っちまった。
痩せていたから…
向こうの方のボスの嫁もそうだし こっちのナンバー2もそう。
普段通りに遊び 普段通り食い物を分け合って 普段通りに生きていた。
ように思ってた。
ふと足元を見たら ここの神社で初めて出会った子猫が寝そべっている。
再び思い出が蘇った。
この子猫はメス猫だけど…この間まで この親猫が上がって行った一番上の所で しょっちゅう寝そべっていた。
つまり さっき見た子猫の居る辺りだ。
周りを見たら 当のナンバー2が居ない。
家のおんちゃんに聞くと 五重塔の方角へ行ったらしい。
親が出て行った後 お姉さんになったこの子猫が 兄弟になった子猫達を守って居たんだよ。
全てのもつれた考えが 一本の線になって来た。

ちょっと前に常連のおばさんが 今子猫を守っているお姉さん猫が 神が祭られている所に寝てた時
「あら あら あら! そんな所で寝ていると 罰が当たるよ!」と言ってたのを思い出した。
そして こうも言っていた。
「この子 こんな所に上がって寝てるなんて始めて見たわ」とも。
おれは 逆方向のファミリーの所へ行った。
観光客が集まって 口々に「かわいぃ~~~!」と大騒ぎだ。
その中に 今時のファッションをした兄ちゃんが居た。
耳にピアスをして ルーズなパンツ。
チェーンをジャラジャラ付けていた。
その兄ちゃんが おれに向かって「かわいっすね!」と 顔をくしゃくしゃにして言うんだ。
おれはお返しに「かわいぃっすよ!」と言った。
この兄ちゃんに聞いた。
「観光で来たのか?」と聞いたら「はいっ!」と元気な声。
「くだらねぇ~から こっちに来たら猫が居てさ。ここの方が面白いよ」と言う。
おれは 何故こんな事を言ったのか…「その気持ち 大切にしろよ」と言うと
マタマタ元気な声で「はいっ!」と言った。
東寺の若造も 日本の若造も まだ捨てたもんじゃあないよな。

来てくれてるみんなへ

2006年05月28日 02時50分18秒 | Weblog
いやはや…1173=492…アクセス数に 驚いちまった。
一枚の写真を こんなにも大勢の人が見てくれた そして感動を少なからずも与えた。
この場を借りて 御礼いたしますm(__)m

猫達にも報告しよう!
…って言っても「おめぇ~また分けの分からない事言ってるんじゃねぇ~よ」って思われるな。

「東寺」は毎月21日に おれの大好きな「弘法市」が開かれる。
「弘法さん」って呼んでるんだ。
何で大好きかと言うと 骨董市みたいな感じなんだ。
クラカメ(クラッシックカメラ=銀塩の(ネガカメラ)の古い奴)も沢山出るし
勿論 絵画 壷 皿…etc
それこそ「ワンダーランド」だよ。
食べ物も沢山売ってる(食べ物の古い奴じゃあないからな)
去年の年末に 猫に餌を持って来てくれるおばさんと 話す機会があった。
おばさんが言う事には「明日弘法さんだから この子達に御飯持ってきてあげられないんだ」と言う。
気になって「弘法市」に猫の様子を見に出かけた。

人をかき分けかき分け ようやく辿り着いた。
???何か食ってる…何を食ってるんだろうか?と気になって 急いで近づいてみたら…
でかいお好み焼きを みんなで食っていた。
人間にとっては 好みじゃあない味でも 猫達にとってはお腹が一杯になれば良いんだよな。
粉物は お腹が膨れるから良かったよ。
次の日おばさんと会った。
「私だって毎日来れる訳じゃあ無いんだよ。私が来ない日…この子達どうしてるんだろう?」と言った。
余計な事は言わなかった。
こいつ等は 鳩の餌を食ってるよ…と言いたかったけどさ。

↓↓↓に書いてある 煮干をくれたおじさん…
一昨日 又出会って話をした。
よぉ~~~く聞いたら…ショックだった。
本当は5匹の子猫が生まれたらしい。
その内の2匹は カラスが持って行った…と話をしてくれた。
驚いて「えぇぇ!」っと声を出したよ。
おじさんは空を見上げて 暫くの間「あんちきしょう!あんちきしょう!」と怒鳴っていた。
至る所に看板が有る。
「鳩や猫に餌をやらないで下さい。カラスが来て困ります」と言うような…
おじさんを含めて 動物好きな人達はショックだったろうな。
自分達が良かれと思って与えた餌によって カラス達が集まり そのカワイイ子猫を
見ている前で持っていかれた…

残った3匹の子猫は ボスの嫁(子猫の母親)ばかりが見ている訳じゃあない。
上の写真は ファミリーのボス。
な?目が据わってるだろう?
で 写ってる場所なんだけど ファミリー全体が見渡せる場所なんだ。
ボスを見かけなくても 視線を痛いほど感じる時が有るんだ。
常連のおじさん おばさんに「あんた この子だけには手を出したらあかんよ」と言われた。
良かれと思って撫でようとしたら 怪我をしたそうだ。
こぇ~~~。
しかも強い!
ボスは 自分の子供は勿論 嫁猫やファミリー全体を まるで人間の父親の様に見ている。
人間が垣間見せる最大の弱点は トイレに入っている時 お風呂に入っている時
食事をしている時 寝ている時…と良く言うが。

人間の威張っている親父は 真っ先に風呂に入り 真っ先に食事をするか 全員揃って食事をする。
このボスは違う。
だから 最後に食うんだよ。
ファミリーが食い終わる頃 のそっと現れて 最後に食事をする。
ボスに噛まれたおばさんは「この子は偉いんだよ。一番最後に食べるんだから」と言った事を思い出した。
残り少ない食い物を ゆっくりと食う。
おばさんは たまぁ~~~に ボスだけにちょっぴり大目の餌をやる事がある。
このボスがいる限り ファミリーは安心していると思う。
恐らく外敵が表れたら 命に代えても家族を守るんだろう。
22日に子猫を見て 暫くしたらボスがおれの方へ 真っ直ぐにおれの目を見据えて歩いて来た。
視線を逸らさないんだよな。
おれの目の前に有る 水の入った桶のなかの水を これまた視線を外さずに飲んでるんだ。
恐い云々より「こいつ…凄い奴だな」と感心した。

人間だって 良い家族は沢山ある。
親に面倒を見てもらってるから これ以上の負担をかけさせたくない…と 
子供が親の手伝いをしている家族もあるし アルバイトをしている子供もいる。
おれは最近思うんだよな。
親は子供を教育するし 逆も然りだろう。
生きていく上に 学校教育も大事だけど もっと大事な物があるはずなんだ。
それは 人間界からも勿論学べるけど 自然界からも学べる事だって沢山有るって事。
目は口ほどにモノを言う…
話せない代わりに 動物達は目や体で表現する事を 意思伝達方法の一つとしている。
猫達動物は 二足歩行が出来ないし 言葉が話せないだけ。
…って 猫の事ばっかり書いているおれは…
ひょっとすると 猫の生まれ変わりかな?

笑っちゃうね!

2006年05月27日 01時34分04秒 | Weblog
猫も笑っちゃったよ。

おれの写真の右腕から 面白くて良い事を聞いた。
そいつは 用が有る時や撮影の時は 神戸方面から京都に来る。
そこで もっと楽チンに「大阪・ヨドバシカメラ」に行く方法を聞いたんだ。
当たり前だけど 京都駅から電車はいくらでも有る。
ただし混むんだよ。
おれ一人だったら良いんだけど 家のおんちゃんを連れて行くとなると 
かれは腕に障害を持っている為に 立っていると辛いだろうし…
そこで聞いた訳だ。
右腕の言う事には「阪急」に乗れば良い…との事だった。
しかも「河原町」~「梅田」まで 特急 急行 普通とある。
しかものしかも 始発だと言う。
早速24日に行って来た。

「東寺・東門」~「河原町」まで バスで楽々座れて行けたし 下りた所の斜め前が駅だった。
特急を選んだけど とにかく始発なので空いている。
京都駅から大阪駅まで約30分。
河原町から梅田駅まで約40分だから バスの時間を利用しても1時間はかからない。
行きも帰りも楽チンだった。
気になる電車の運賃だけど 約100円位しか変わらない。
寝てても大丈夫だ。
何故「ヨドバシカメラ」かと言うと 数ある量販店の中で何処も同じだろうが
店員の「商品に対する知識がプロだ」と言う事。
純正品が無ければ汎用品の商品を すらすらと答えてしまう。
おれを含めて 客と言うのは馬鹿で身勝手だから「待たされる」のが一番嫌だ。

これを見ている あんた達でもそうだろう?
食事をしに行って 嫌と言うほど待たされた挙句 注文と違う商品が出てきたら…
誰だって頭に来ちゃう。
そこで思いついた居酒屋が有った。
ちょくちょく利用する居酒屋だ。
「桃次郎」と言う店だ。
店員も元気が良くて 商品に対する知識も豊富だ。
おれは宣伝費を貰っている訳じゃあないぞ。
両方の店が 本来の店の有り様なんだろう。
以前に 別の居酒屋で右腕と食事をした時に 注文の品が中々来なくて 
来たと思ったら 後から来た隣のテーブルに置いて行った。
おれ達は先に注文したのに…

おれが爆発する瞬間一歩手前で 右腕が爆発した。
暫く経って家のおんちゃんと その居酒屋へ行ったら おれの顔を覚えてた。
「すいませんでした」と 謝られたが…
大分経って その事を右腕に話したら「誰と一緒に居る?師匠が師匠だからね」
と言われちまった。
その当時「あぁ~融通の利く店 我侭の利く店 無いかなぁ~」とか思ってたんだ。
その店が「桃次郎」だった という事だ。
「ヨドバシカメラ」だって 同じ事なんだ。
三日くらい前に東寺に行って そんな事を猫に話した。
猫に話すおれもおれだけど 真剣に聞いている?猫も猫だろうよ。
そしたら この顔だ。
猫に笑われちゃったよ。
「良いね 人間は平和で呑気で」って顔だ。

夏 そしてニューファミリー

2006年05月24日 02時40分45秒 | Weblog
♪夏も近づく 八十八夜…

↓↓↓で D30って間違っちゃった。
30Dでしたm(__)m

この写真…撮ったおれが一番びっくりした。
「東寺」で22日に撮ったんだ。
その日は 前の日に写真クラブ「美写楽」の撮影会で「稲荷大社」に行ってきたんだけど
体をクールダウンさせる為に 朝早く「東寺」にウォーキングがてらの撮影だった。
何時ものように 写真を撮ろうとしたら…
ファミリーが勢ぞろいして(めったに無い事だ)皆とくんずほぐれつ遊んでいる。
まずこの光景に驚いた。
見た事が無かったからだ。
散々撮影した後 ボスに挨拶しようと 逆方向へ行ったんだよ。

何時も行き会うおじさんが「%&@☆★♀●」と 訳の分からない事を言って
おれに近づいて来た。
よぉ~~~く話を聞くと「ほら!煮干をくれてやれ!」と言う事らしい。
傍にはボスの嫁が来ていて 何時もよりおれになついて来てるし…
で 煮干5個を受け取り(この5個が問題だった)猫にあげた。
その雌猫は 喜んで2個食べたんだよ。
2個食べ終わると 小さい祠の下へ呼びかけるように「にぃやぁ~にぃやぁ~」と鳴くんだ。
おれが左側を向いていたんだけど 右側のポケットに付いている紐を引っ張る感じがして…
「あぁ 又あの甘えん坊の猫だ」と思って 右を向いた瞬間に 驚いてでかい声を出しそうになった。
一匹の子猫が…おれのポケットの紐で遊んでいる!

シャッターが切れなかった。
驚いていると…ひょこっと一匹 ひょこっと二匹…計三匹のニューファミリーだ。
後は夢中でシャッターを切った。
親猫は 自分の分の煮干2個を食べ 残りの3個は彼らの為だった。
この親猫は 絶対に西門などには居ないはずなんだけど 以前お腹が空いていた時
そして 我慢できない時に西門にいた。
テリトリーが有るのに こんな所に来たら西門のボスに殺される…と思ってたんだ。
違うんだ…自分がお腹が空いていたんじゃあないんだ。
死を覚悟してでも お腹の中の子供に食わせるためだったんだ。
「何て素晴らしい家族なんだ」と思ったよ。

子猫が煮干を食べ終わると じっと見ていた親猫は おれと子猫を交互に見て
にゃぁ~にゃぁ~と二度ほど鳴いて 逆側のファミリーの所へ 又遊びに行ってしまった。
子猫達は 恐る恐る出たり入ったりしていたけど 親猫の声で…
写真に写っている様に 三匹揃っておれの正面に来た。
勝手な解釈で悪いけど 親猫はきっと子猫達に おれの事を紹介してくれたんだと思う。
夢中でシャッターを切って 夢中で子猫達と遊んだ。
一時間ほど写真を撮って帰ろうとしたら 知り合った警備員の叔父さんと行き会った。
警備員の叔父さんは おれと一緒に子猫達を見つめながら こう言った。
「猫に餌をやると…看板にも書いてあるけど カラスが来て困るんだよ。
しかしねぇ~この子猫達や他の猫を見ていると 可愛そうで…」

おれは思わず 自分でも驚いたくらい 猫達を庇う言葉を口に出していた。
「この東寺に鳩や猫が居なくなったら 東寺じゃぁ無くなるでしょう」
警備員のおじさんは「それもそうだね」と笑った。
帰り道 涙で前が見えなくなったよ。
食い物が無くて がっかりした顔が 諦めた顔が 走馬灯のようにグルグルと頭の中でよみがえった。
おれは彼等の顔を ファインダー越しに間近で見ていても 何も出来ないし出来なかった。
彼らは少ない食い物を 争う様には食べ無いんだよな。
信じられないかもしれないけど 均等に分けて食べて 決して食い物で争いはしないんだ。
さっきの親猫も お腹が空いているだろうに 自分は二個だけ食べて 後は子猫に食わせた。
どう思うよ?人間より 人間らしいと思わないか?
家族って 親って こう言う事を言うんじゃないのか?
おれは このファミリーと出会えた事を 心から感謝してる。
5月22日 この日から おれ自身の新たな旅が始まった。

稲荷大社の千本鳥居

2006年05月22日 03時17分20秒 | Weblog
写真サークル「美写楽」の撮影会で 稲荷大社まで行って来た。

この日の気温は ニュースでの話で28度だってさ。
快晴で気持ちが良かった。
が…伏見稲荷の稲荷大社の恐怖が この後待ってるなんて誰が想像するもんか!
TVでお馴染みだろう? あの真っ赤な鳥居のトンネル。
「美写楽」のチエ袋 と評判の良い方に 途中まで案内してもらった。
そこまでは良い そこまでは良かったんだ。
その後 千本鳥居のトンネルをくぐって 上へ上へと急な階段が果てしなく続くんだ。
それも良い それも良かろう。
しかし 好奇心旺盛な奴ばかりだから 脇道にそれては「何だろう?」「なんだべ?」の連続脱線。
脱線しつつも満足気で しかも途中途中休んで 上まで目指したんだよな。

参ったのは気温だ。
しかも「稲荷大社」から「泉涌寺(せんにゅうじ)」の「京都一周トライアルコース」などと言う
コースの中の一つを選んじゃった。
暑いし疲れるし…
だけどな 絶対行きたかった場所だけに そして山の中での森林浴を満喫出来たし
快晴だし 言う事は無かった。
しかものしかも トンボまで見ちゃった!
鳥居に止まって 餌の蛾を食べてた。
感激の中の一つでもある ある大発見をした。
「横山大観」の「筆塚」を見つけちゃったんだ。
おれは 大観の「富士山」の絵が好きだ。
彼の愛飲していた日本酒「酔心(すいしん)」も大好きだ。

横道にそれるもんだな 大人も子供も。
おれ達以外「京都一周トライアルコース…泉涌寺コース」を選んでいるのは居なかった。
だから「泉涌寺」を目指して歩いている道には 殆ど人は居なかった。
そこで偶然にも その塚の一群を発見しちゃったんだよな。
しかも 立て看板が有って「横山先生の塚!」など 何処にも無いんだよ。
木に 縦30センチ横20センチ位の汚い紙に 下手な字で「横山大観 筆塚…etc」と書いているだけ。
それも きちんとぶら下がっている訳じゃあ無いんだよ。
ぶらんぶらんしていて あれじゃぁ誰も分かりっこないよ。
偶然にも たまたまその木にぶら下がってるのが有ったから「何だ?」と好奇心が出た結果なんだ。

新しいカメラを持って行った。
↓ ↓ ↓ に書いた キャノンD30だ。
やはりモニター画面が大きいのは 非常に良かったし助かった。
しかも「ピクチャースタイル」が搭載されていて これも おれの満足のいく範囲だった。
大きさや重さは 5Dと変わらないと思うけど これは買って大正解だな。
細かい事言うようだけど イオスNには付いていなかった「シンクロ端子」が付いている。
Nで「シンクロ端子」を いくら探しても無くて 能書きを見ても付いていない事が分かった時に
床に叩きつけようとしたもんな。
それ位い おれにとっては「シンクロ端子」は重要な一つなんだ。
結果は満足の行く写りだった。

「泉涌寺」にほぼ近づいている途中 メンバーの一人が
電柱の影で休んでいる三毛猫を見つけた。
早速挨拶して撮った。
所が おれの右腕の相棒が 近づいて撮ろうとしたら逃げた。
馬鹿なもので「へっへっへっ…猫ならおれだよ」と 心の中で満足しちゃった。
今回の撮影会は 本当に満足した。
最後に「御疲れ様でした!」と乾杯したビールの美味かった事!
もう 夏が来てるんだな。

日本中カメラマン!

2006年05月19日 00時32分23秒 | Weblog
デジカメっておもしれぇ~な!

後先も考えずに フリーになった時に…
銀塩(フイルム)カメラの時は まずフイルムの心配だ。
ネガは安いがポジは高い。
が 用途指定の場合「お金が無くて 購入出来ません!」などと 口が裂けても言えない。
次はカメラ側の設定。
ISO感度はドウだのこうだのと。
ポジの時の室内撮影では タングステンがドウだのこうだの…
シャッタースピードは? 絞りは???
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl めんどくせぇ~!!!!!

と言う事を懲りもせず 何十年もやってきた。
そして何十年立った今…
♪ふんふんふん 糞が飛ぶぅ~♪ とか 鼻歌交じりで撮っている。
ホワイトバランスだ? オート。
ISO感度だ?? まんま。
シャッタースピードだ??? おら知らね。
冗談でも撮れるよな(冗談では撮らねぇ~けど)
最低限の設定は メーカーの工場出荷の時には そのカメラのベストな状態で送られるのだから 
後は箱を開けて まんま撮れば良い。
その後 撮り手の設定を完璧にすれば ベストな写真がドンドコ撮れる訳だ。
しかも!ネガ現像代 プリント代がかからない!!!

そう言う良い事づくめだけど 人間て御調子者で馬鹿だから「モニター画面を大きくしろ!」などと 
声無き声をメーカーに叫ぶ。
まぁおれもな モニター画面の小ささには頭に来てた一人だけどさ。
ついこの間迄 キャノンEOS・5Dを使ったら モニター画面が大きいから助かった。
今 キャノンのキッスNと5Dの良いとこ取りの30Dが出た。
おれは 何時かNと5Dのドッキングが出来ないか?と思ってたから これには驚いた。
明日買ってこようと思う。
その後は レンズ地獄が待ってるんだろうな…分かっちゃいるけど 止められねぇ。

デジカメは その場でモニターで確認出来るから これは本当に有り!の機能だよな。
そして イラナイコマを削除出来るし。
家に帰ってパソコンに繋いで 即仕事出来るし。
作業がとにかく早くなった。
プリンターだって プロなどが見るに耐えられる奴も 今では20万円以下だ。
便利になったもんだ…けど…
根底には やっぱりモノクロや銀塩が 密かに刃を研ぎ澄ましているのが分かる。
おれは何年も前から「馬鹿げた事をプロがやっていると 女に主婦に食われちまうぞ!」と
繰り返し言ってきた。
その通りになったな。

以前は「カメラマン」と言うのは 特殊な人種に見られていた。
アマでもプロでも ある程度知識や経験を持っていると「カメラマン」になるんだ。
食えるか食えないかは別としてな。
今はどうだ?
カメラさえ持っていれば「カメラマン」だよな?!
さっき「食えるか食えないかは別として」って書いたけど それは何十年も前の話だ。
今現在 少し頭をひねると「プロカメラマン」に 誰でもなれる時代が来たんだ。
それでも尚且つ 威張りくさっている馬鹿プロは まぁ~~~だ気が付いていない。
これを見ている あんた等だって 気が付いた奴と気づかない奴が居るだろう。
もう少し経ったら 気づくはずだよ。

はぁ? ランキング???

2006年05月15日 01時40分37秒 | Weblog
何だ? ブログのランキングって?!


今の今まで分からなかったけど ブログのランキングが有るんだな。
御苦労なこった。
一位になるために書くのか?
まぁ そう言うのに必死な奴はそれで良いが おれは関係ないし興味も無い。


仲良しの猫が居る。
白い猫も その内の一匹だ。
この子は 誰にでもナツク。
初めて出会った時も 真っ先に寄って来た猫だ。
おれと一緒に遊んでいたかと思うと 傍を観光客でも通りかかろうものなら
さっさとそっちに行ってしまう猫なんだ。
暫くして この猫は他の猫とは違う事が分かった。
あまり逃げないんだよな。
???何時も不思議に思ってた。

連休のある日 その白い猫が 仲間の猫に追い立てられていた。
違う…何かが違うんだ。
喧嘩でもない 明らかに追い出そうとしている様子なんだ。
おれは目を疑った。
その白い猫の首に 何かが巻いているのを発見した。
急いで近づいて見たら…
首輪が付いている。
白い猫を脅かさないように そっとそっと呼んでみたら近づいて来た。
やはり 誰かが首輪を付けたようだ。

おれは急いでとってやった。
良いか悪いか そんな事言っていられない感情も有ったし。
よくよく見ると 古びた汚い首輪だった。
観光客にやられたな…そう思っていた。
その首輪を 石台の上に置いた。
不思議な事に白い猫は おれから離れようとしなかったんだよ。
暫く撫でてやっていると 驚いた事に 絶対近づかないNo2とNo1の嫁が来た!
おれはびっくりしたけど 動かずに白い猫を撫でながら様子を伺った。

おれに近づいて来た二匹の猫は おれの前で立ち止まり 白い猫とおれを交互に見て 
ぴょんと 首輪が有る石台の上に乗った。
ゆっくり振り返ると 二匹の猫は夢中で首輪と格闘している。
まるで「おめぇ~が悪いんだ!」とでも言うように 二匹の猫は交互に首輪をかじっている。
そこへ 小さい女の子を抱いた男が来た。
話しかけられた。
男「あなた 何時も猫を撮っているんですね。時々見かけています」
おれ「あぁそうですか。猫好きなんですよね」
男「その白い猫…うちの猫なんです」

思わず「えっ!」って言ったよ。
その人が話をし始めた。
ここの近所に住んでいるんだが ある日家を新築して…
今まで住んでいた家より 20メートルほど離れた所に新築した。
最初の内は猫も居たけど 2ヶ月位い経ったら居なくなった。
その男と家族は 賢明に探したらしい。
半年間探して諦めたんだ。
ある日散歩に来たら…飼い猫がそこに居たと…。
話を聞きながら おれは何気に向こうに目をやると 缶詰の缶があった。
男はおれの目線に気づいたのか…「あの缶詰…可愛そうで持って来てあげたんですよね。それしか出来ないから」
首輪も 猫が近づいて来たから付けたらしい。
そう言うと 話を辞めてしまった。

その男の目には 涙が溜まっていたよ。
何も言えなかったし 言った所で これっぽっちの慰めにもなりゃぁしない事は分かっていたから。
動物って本当に 本当に 本当に 本当に 本当に不思議だ。
撫でていた白い猫が背伸びをすると「にゃぁ~」と言うなり 仲間の所にてくてく歩いて行った。
おれが「分かった…って言ったのかな…」と言ったら…
その人は一礼すると 門の方へ何も言わずに行ってしまったんだ。
小さい子供を抱きながら 左手で顔を拭っていた。
可愛がっていたんだろうな。
事情を こんなおれに話してくれた事に感謝したかった。

家猫を選ぶより 外猫を選んだ猫。
食えない時は 鳩の残りの餌を 賢明に探して食っている。
自由…自由が欲しかったのかな…。
この写真に写って居る白い猫…そうなんだ。
撫でている女の子は おれの方をチラッと見てにこっと笑い 撫で始めたんだ。
数分後にお母さんが来た。
「あら 汚いからよしなさい」って言ったよ。
だから… かな。

2006年05月13日 05時18分44秒 | Weblog
東寺の猫

おれが東寺で出会ったのは 去年の5月だった。
それから一年経って ようやく彼等の縄張り 行動範囲 癖などが分かった。
彼らも おれが行くと やっと逃げなくなって 逆に近づいて来る様にもなったんだ。
その間 悔しくて辛くて 何度泣いたか分からない。
糞ガキ と言うのは 何処にでも居るもんで 当然東寺の中にも遊びに来る。
意味も無く追い掛け回し 寝ている所を蹴散らし…etc
馬鹿な大人も勿論大勢居る。
鳩を追い掛け回し ついでに猫達を追い掛け回す。

猫の能力は不思議な物で 動物(猫)が嫌いな人間には 決して近づかないし
むしろ そう言う人間が近ずこうとすると 彼らの方から去って(逃げて)行く。
おれは そんな馬鹿野郎な糞ガキや大人達を 黙ってじっと睨みつけるしかないんだよな。
何故か?
おれは彼らを撮る上で 彼等との間に暗黙の誓いをたてたんだ。
それは 彼らとの間に「壁」を置くと言う事だ。
つまり 他人が何をしようが 口を挟まない助けない。
そして餌をやらない と言う事だ。
ここに住む動物達に 餌をあげている人が居る。
その人は 毎日来るわけではない。
その人から その人の家の事情を聞いた事もあるし 猫の昔の飼主にも会った事がある。
彼らには 彼等の接し方が有る様に おれは そこには入り込まないようにしたんだ。

お腹が空いている猫達は おれが行くと「にゃぁ~にゃぁ~」と 普段は寄って来ない猫までも寄ってくる。
おれに出来る事は 優しく声を掛けて体を撫でてやる事しか出来ないんだ。
何度も何度も何度も 家が近いから 家に帰って御飯を持って来てやろうとしたか。
追い掛け回す糞ガキや大人達を 何度ぶん殴ってやろうとしたか分からない。
でも じっと見守ってやる事しか出来ない。
約束事だから じっと我慢するしかないんだな。
ある日の事 おれは東寺に行って猫達を撮っていた。
夕方4時30分には 猫達が待ちに待った食事が出来る時間。

10分経ち 20分経ち…1時間経っても 食事の時間は来なかった。
猫達は 直ぐ傍まで近づいてくる観光客の姿に怯えつつ それでも門の方をじっと見ているんだ。
約束事でも有るかのように そこが約束の場所でも有るかのように 近くの灯篭や門の所で待ってる。
その人が来るのをじっと待って 門の方を見ているんだよ。
何十分も 何時間も待っているんだ。
来なかった。
さすがにおれは駄目だった。
何故かと言うと 猫の表情に 明らかに落胆の表情が出ていたからだよ。
その日おれは 一日中猫達と居たんだ。
朝の6時から夕方5時30分まで ずっと居たんだ(家のおんちゃんと2時間位交代したけど)
その間 猫達は食事はしていない。

御昼頃 猫達は何度も水を飲んでいた。
前の日も 夕方の猫達の食事の時間前から閉門まで居たけど その人は来なかったんだ。
つまり2日間 何も食っていないんだよな。
家に帰る時 何時までも猫が着いて来た。
こんな事は初めてだった。
よっぽど腹が減って どうしようもなかったんだろうな。
家に帰ったおれは 当然食事を造るわけだけど…
造っている途中で 何度も何度も涙を拭いた。
笑いたいなら笑えよ。

おれには猫の気持ちが分かる。
おれがお金が無い時に 公園の雑草を食っていた時が有る。
スーパーの裏の搬入口に夜中に行って 落ちている野菜くずを拾って食ってた時が有る。
朝早く 往復30キロ歩いて漁港に行って 落ちている魚を拾って食ってた時も有る。
ハングリー精神などと言う 甘っちょろいもんじゃあなかった。
飯を…おかずを買うより フイルムを買ってしまってたからだ。
あの頃は 死なない程度に生きていた。
この猫達もそうなんだろうな。
毎日毎日 必死で生きている。
人間と同じだよ。
だから生き様を撮りたいと思ったんだ。

待たせたな!

2006年05月11日 13時16分55秒 | Weblog
誰も待ってない!…なんて言うなよな。

ニュースを見ていた。
馬鹿な野郎が一杯居るな。
子供を殺して 平気で遺体と過ごす。
こう言う奴は 死んだら何処に行くんだろう?
殺された子供達と あの世で幸せに暮らす…
そんな馬鹿な!!!!!

怪我の事だけど。
おれはカメラマンだから 撮った写真を当然レタッチする(しない奴は超スルーしろ)
個人のやり方だけど おれはミリ単位で作業する。
その一連の作業を「どぉ~~~か皆さん 分かって欲しい。理解して下さいよ」
などとは言わない。
プロとしての責任は 最後の最後まで手を抜かない…おれは そう思っている。
だから こう言うブログに載せる写真でも 神経を使い掲載しているんだよな。
撮った写真をレタッチして サイズダウンして…etc
巷で言う「普通の仕事」をしている皆は 怪我をしたらどうするんだろう?
HPの更新 仕事 仲間数十人のHPへのネットサーフ…
体がいくつ有っても足りないのに その上での怪我。
まぁ誤解されるだろうし されちゃってるし。
最大の問題だったのは メールの事だった。

おれはキーボードを打つ時に「ブラインドタッチ」何て言う高尚な技は使えない。
十本ある指のうち 3~4本しか使えないんだよね(笑)
それで怪我をして それでも一生懸命ペチペチ打つんだ。
だから文章がオカシクナル。
意思を伝えられないからだ。
怪我をしている間 色々な人達に励まされ もしくは怒られて。
まぁ考えたわけだよ おれはおれなりに。
色々の考えを持っているのが人間だ。
おれの事をスルーしても良いんだから おれもスルーする事にした。
本当に大切な物は何か?…と考えたんだよ。

つい最近 おれの相棒と写真を撮りに行ってきた。
おれに沢山気を使ってくれた。
あっ!思い出した!!!
でな おれは表現が凄く苦手なんだよな(下手?)
だから「あぁ大丈夫だよ」とか つっけんど(突き放す?)言い方しか出来なかったけど。
やっぱり嬉しいよな。
で その撮った写真なんだけれどさ。
「等持院」と言う所での事。
薄暗い所で撮ったんだ。
「霊光殿」と言う所で撮ったんだけれど フラッシュを使うか使わないか迷った。
結局使わずに 何枚か撮ったんだよ。
家に帰って見てみたら…
まるでフラッシュを焚いた様に とても明るくはっきりと写っていたんだ。
うぅ~~~ん…なんだべさ…???

カメラバックがどんどこ増えてきてさ。
みんなも知っている「ロウプロ」のデカバッグ一つと 同じメーカーの最近購入のワンショルダーバッグ一つ。
「クランプラー」の最大級のディパック一つと 同じメーカーのショルダーバッグ。
「ニンジャ」と言うメーカーのワンショルダーバック。
それと 昔(今もそうだけど)大切な人から頂いたバック。
このバックは カメラバック仕様みたいな 本当に変わっているバックで 今も使っているんだ。
およそカメラバックには無い「柔らかさ」を持っていて 物凄く使いやすい。
勿論他のバック同様 結構物が沢山入る。
このバックにはそれ以外に 思い出が一杯入ってるんだよな。
仕事や 撮影スタイルによって使い分けている。
クラカメ専用のバックもあるから 増えてきちゃったな。
さてと今日は 揚げ出し豆腐でも造ろうかな。