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内藤礼賛、亀田叩き。TBSも亀田はずしに動き始めたってこと?

2007年10月14日 21時16分47秒 | 格闘技
亀田斬りで一躍時の人となった王者・内藤に、CM出演のオファーが届いた。関係者によると「小売業の会社で、イメージキャラクターとしてCMに起用したいと言われた」と“国民的”ヒーローへの注目度は高まる一方。この日も「ブロードキャスター」(TBSテレビ)に生出演するなど4本のテレビ出演をこなし、大忙しだった。

14日午前放送のTBS系情報番組「サンデー・ジャポン」で、テリー伊藤氏は王者・内藤大助が反則を繰り返した挑戦者・亀田大毅を判定で破ったWBC世界戦について「実況も最低だった」とTBSの“亀田びいき”の実況を痛烈に批判した。
 王座を防衛した内藤大助選手を迎えて行われた同番組で、テリー氏は世界戦で反則を繰り返した亀田大毅のバッティングを「ああいうことをずっとやっているのが問題」と批判。返す刀で、バッティングで内藤選手が流血した場面で「このままだと亀田が(TKOで)勝ちますね」と実況したり、最終ラウンドの“投げ技”反則に「若さが出ました」とコメントしたと紹介し、「TBSは亀田を応援しているが、納得できない。TBSもぬるいよね。悪いことは悪いと言わないと」と、同局の姿勢を批判した。


いやいや、テレビ局ってのは変わり身が早い。ついこの間まで亀田亀田ともてはやしていたTBSまでが内藤礼賛、亀田叩きにシフトした。
もともとは亀田2が勝ったときに備えて亀田家に出演オファーを出していた番組が、内藤勝利でチャンピオンに切り替えた(亀田2が出られるわけもなく)こともあって内藤の露出が増えたのだろうが、一夜にして国民的ヒーローと化した感じだ。
TBS以外の局が内藤を持ち上げるのはわかる。ジムも特定の局とつながりがあるわけではないだろうから、チャンピオンに取り入って次戦の放映権確保に動くのだろうし、ライバル局たるTBSを叩きたいのかもしれない。
しかし、これまでいわば亀田家をここまでのビッグネームに育ててきたTBSの番組までもが亀田叩きにまわり始めた。あの1年前の疑惑の判定のときですら、持ち上げるだけ持ち上げてきた亀田家を叩くとは、おっかない話だ。
明日出るであろう処分で、亀田家の興行が一定期間うてなくなる可能性がでてきた。これを盾に放映を打ち切るような流れになったら、もう亀田家もおしまいだろう。日本で日本人を相手に試合をすればアウェー確定の状況だし、あやしげな外国人を招聘してももう誰も見向きもしないはずで、これを放送するのはかなりの勇気がいるのだろうから。
あとはバックにひかえてるかもしれないあやしげな人々のご威光が、どれほど強力かだ。協栄が亀田家と決別できない理由も、あちら方面との関係にあるような気がしてならない。だが、逆にあちら方面からの圧力が増すと、契約解除で地上波放送を失って消滅してしまったPRIDEのような結末もあり得るのではないか。
いやいや、テレビってのはおっかないなぁ。