ステラの高原へいらっしゃい!

標高1100mの星降る清里高原の自然の中で生活するステラのペンションエストレリータの素敵なゲストと楽しい出来事のご紹介

I LOVE KOBE!毎日を大切に生きていこう! 阪神大震災から15年

2010年01月17日 | ステラの休日 故郷 関西
今朝の北杜市は、今年一番の寒さ、-9,2℃ 4日間連続低温注意報!

15年前の早朝のラジオとテレビから映画を見るような映像が流れて、見慣れた故郷の風景が信じられない姿で流れたのを今でもよくおぼえています。宝塚の実家、神戸や大阪の親戚、友人・・どこも電話が通じなくて・・ただただ電話のダイヤルを回しました・・と、ここまで書いて、昨年と同じ文章、同じ画像なのに気がつきました。

故郷から遠く離れた清里高原からも支援のグループが結成されて、支援と書いた車が数台西宮へ向けて出発しました。エストレリータからもその車に乗って行きました・・・
帰ってきて、バスの協力もえて、ペンションのお部屋を提供しようという働きもありました・・。
「お家が無くなっても神戸からは離れられない・・」と言った友人の言葉が痛く心に残りました。




画像は昨年もご紹介しましたが、友人が撮影して送ってくれた長田区の大火災の中で、焼けずに残ったカトリック鷹取教会のイエス像です。

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。
わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである
マタイによる福音書 第11章より」


この地で生まれて育ち、学生時代に毎日通った三宮、六甲、神戸の町並み・・・ステラの大好きな故郷!
今朝のテレビでは、震災直後に作られた歌が流れました。この歌を作られた先生のピアノの伴奏で歌う小学生の子供たちは震災を知らない子供たち! こうして毎年、この思いが歌い継がれていく事でしょうね。

♪「しあわせ運べるべるように」 作詞・作曲 臼井真
 
地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿にもどそう
支え合う心と 明日への希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように


地震にも負けない 強い絆をつくり
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿にもどそう
やさしい春の光のような 未来を夢み
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように

届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように ♪


また、新聞では当時、小学生だったお嬢さんが震災直後の現場に自分自身で書いた「お家をなくした子供たちは私のお家へ来てください」と張り紙を張っていたと言う記事が・・・
そんな新聞の一面の記事は「政権、検察、全面対決」・・でしたけれど・・。

阪神淡路大震災で亡くなられた多くの方達を悼みつつ、大震災の被害地ハイチのことを思う日にもなりました。今日瓦礫の中から赤ちゃんが90日ぶりに見つかったと言うニュースが・・。
地球も生きていると感じています。希望の光を消すことなく、歌のように毎日を大切に生きて行こう!「がんばろうや!」




同じ故郷ご出身の画家小林英一さんからのお年賀状です!

じゃ、またね。