文武両道-3

2009-11-27 19:00:38 | 2009年4月~

新型インフルエンザの流行による学級閉鎖で
約1週間の自宅待機から解放され
昨日からやっと 登校しています。
この間の退屈しのぎに ストレッチ~勉強~睡眠 を
繰り返していたようです。

勉強!?
そう 息子は中学校の頃から 学習意欲は高く
過去3年間は 誰よりも早起きをして早朝練習を日課とし
学校生活に於いても かなり健闘していました。
一つには
過去のSCのコーチ(=退職された方)の伝統的な方針に基づいて
  「文武両道」の 文(学業)を怠る選手は
  一流の選手になる以前に 一社会人として不適切
という概念に啓発されたこともある。
しかし
最終的には 一人一人の問題になるので
同じSC選手でも 十人十色ではありました。

「文武両道」 という事は よく謳われるところですが、
ある 有名なコーチに
それに付随しての心構えのような意味合いを質問させて頂いた時に
  一概に 文武両道 とはいうものの
  そのレベルをどこに置くか?
  ということが重要だと思います
といった回答を頂きました。
(質問自体が愚問だったような気がしますが・・・
そのことをキッカケに
息子の目指すところ が ある程度定まったような気がします。

達成できるかどうか? は結果論で
そこを目指す! という事が重要であり
目指さなければ 結果も生まれない

(どこかの事業仕分け論議で聞いたような話ですが)
以来、息子は 文武に於いて 共に高いレベルを志すようになりました。


中学校時代に活躍していた選手達の動向にも関心があったので
記事(文武両道-2)にもしましたが、
高校という土壌は そのcolorが示す通りで
彼らの水泳に対する意識は ますます 明確に感じ取れて来ます。

なかなか 文武共に 高いレベルをバランスよく持ち合わせる選手は
少ないように思いますが・・・、
ふと 注目すると 少なくもないようにも見えて来る。。。
現に
新SCの同級生らは 兼ね備えている!
息子の中学3年間を振り返ると 負けず劣らずの努力家であった
とは思うけれども、 さらに良質の人材というのはいるものだ!

ただ
そういう仲間に出会えた! という事が
いままさしく 息子にとっての源動力に繋がっているのは確かだ!
文 にも 武 にも 今までにない充実感を味わっているのを感じます。 

 


表裏一体 (指導 と 責任 )

2009-11-23 10:50:48 | 2009年4月~

巷では三連休
息子のクラスは 金曜日から 学級閉鎖中です。
最初は 月曜日(本日)までだったのに
さらに 新型インフルエンザの発症者が増え
25日まで延長しました。
元気な息子は 通常通り SCの練習に参加しています。
  (昨日 & 今日は 2部練のため
   朝 家を出て 一日中SCで過ごしています。)

またまた(親が勝手に)感じてしまうのですが・・・
息子にとっては 従来よりも
充実感 & ハード感のある練習の日々のようなのですが、
元々の 現SC選手(同級生)に言わせると
  中2になる春の練習が一番キツかった!
  その時よりは 全然 チョロイ
というレベルの練習らしい。。。
それは!?
その彼が 精神的にも体力的にも
当時よりも成長したからこそ いまの状況が 「チョロイ」 と感じるのか?
  本当の練習は これからだよ!
という 息子への励ましと 予告なのか?
いづれにしても その彼たちは 過去=中2の春のキツい練習を乗り越えて
確かにそれ以降 強くなっていることが 記録からも伺われる。

とは言っても 息子の元SCだって
それなりに キツい練習(2部練)の時はあった。。。
その内容の違いに関しては 素人な親には判断できないけれど
「上体」 or 「下肢」 の比較で言うと
息子は 上体の筋力が まだまだ備わっていない・・・らしい。
同じようなレベルから 同じ期間を経過して
大きな開きが見える一つの要因には
その期間に委ねてきた環境の差異が影響しているということは
否定できない事実である・・・という思いを強くしている。
加えて 「一貫した指導の目」 がなかったこと。。。
高校初年度の大会に向けて まさしく強化を図ろうとしていた矢先に
そういう展望で指導して下さっていたコーチの退職騒動。。。
子どもたちに影響しないはずはない。。。
その背景には SCの営利的な野望も見え隠れし、
「過渡期」にある選手(=しかも 鳴かず飛ばずの選手層)には
自然淘汰の方向に追いやった感がある。。。
最近の旧SCの状況を見ると 次世代(新中学生)への期待を以ての
指導体制が歴然としている。

どんな世界でも タイミングだけの問題で 見捨てられてしまう者もいる。
しかし、そこ至るまでの(否、はっきり言えば 至らしめた)歳月への
責任を どう認識しているのだろう?
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
これも 親ならではの腹立たしい限りの思いですが、
当の息子は、漸く 自ら求める意識が芽生え
自分の意思でトライする環境に巡りあえたのだから
希望を持って 焦らずに応援できるよう 心がけて行きますか
。。。

 


可能性!?

2009-11-19 20:23:18 | 2009年4月~

全くの素人な親でありながら
やはり 息子の取組んでいる姿を見ると
親心(老婆心 & 期待感)が手伝って
暇を見ては でたらめな分析をしています

でも!
不思議なもので 「当たらずとも遠からず」 のような
ある現象が見えてきたりもする。。。

まず、身近なある選手と息子の現実のレベルの差に着目!
小6の時期には ほぼ互角。(体格も!)
双方とも 小6~中1の時期に 記録が伸びている。
しかし、そこから今日に至る5年間の軌跡を比較対象している内に
息子の置かれていた環境と符合するする事実を確認しました。

一例とした選手以外でも 中学~高1に至るまでに
飛躍的に記録を伸ばした選手達の同じような傾向としては、
続いて 中1~中2の時期に さらに力を付けていたのが理解できる。
この辺りの3年間が 競泳の世界での 第何次? 成長期・・・なのか?
そこのところは不明です(=あくまでも素人の想像なので) が、
現在 県高校生スイマーの上位の選手は 伸びるべく時期に
適切な鍛錬をしていたのだろう・・・と 想像する。。。

そういう彼らの伸び率 と息子のとを比較したところ、
彼らが最も伸びていた時期に 完全に停滞していた。。。
残念なことに 数字を並べて 比率で眺めてしまうと、
その時期に 何が悪かったのか!? という事が
遡って符合してしまうことに気が付いた
まさしく 歳月人を待たず である

しかし、過ぎてしまった結果をとやかく論じても仕方が無い。。。
従って 「今後の展望」 として 最近の状況から想定すると、
またまた 面白い現象が見えてきた
過去5年間、それぞれが伸びた時期には 共通点もあれば
わが息子のように 停滞した者もいる。。。。
けれども トータル的に 一人の人間の可能性 というものを見つめ
平均的な数字を発見すると・・・!?
   今後 最も理想的にレベルUPした場合!?
    先に伸びた者との差 というものは 自ずと歩み寄りつつある ようだ。

息子は 結果的に中学時代は伸び切れなかった。。。
その要因も明白になった!
いまや 環境もかわり
  今こそ! 第何次(?)伸び期突入
という気分である。
決意に基づいた行動が 必ずや 結果となって現れる日を
親として見守りつつ 期待したい


 


目指す!

2009-11-17 23:24:16 | 2009年4月~

新型インフルエンザの流行に伴い
SCの選手たちの欠席も目立ってきているようです。
今日は 男子は二人(もともと少数のメンバーですが、)
他に アテネ ~ 北京オリンピック出場 を経て
次なる ロンドンを目指している という 
トライアスロンの選手が1名だったらしい。。。
   この方は 先日の
    第15回日本トライアスロン選手権東京港大会 で
    優勝された方です。
幸いなことに 息子は未だに感染せず、
毎日元気に泳いでいます。

ところで 2009年度ランキングを基に
来年度の高校県予選への展望を模索してみました。
         (これは 親の勝手なお楽しみです。)
息子の高校がある県レベルは高く、
全国への切符を手にするためには
標準記録を突破することよりも
県予選でベスト8に入ることの方が難しい。 

厳しい条件の中で 個人で全国大会出場を目指すには
まずは ブロック大会出場権として ベスト8残りが必至
このランキングからの予想では まだまだ まだまだ
当然ながら 他の選手もさらにレベルアップしてくる中で
如何に!? これからの半年余りの期間で パワーアップできるか!?
明らかな課題である!  

 50m 自由形

全国標準との差

県トップとの差

1.32

2.30

100m 自由形

全国標準との差

県トップとの差

2.32

4.09

 


課題

2009-11-14 22:52:15 | 2009年4月~

次の大会は12月!

新たなSCの選手の一員としての練習にも
日増しに馴染みつつある。。。
まだまだ手探りなところもある中で
コーチからあるヒントを貰ったようだ
まさしく! 「考えて泳ぐ!(=研究)」ための Pointだ!
比較は したくはないが・・・、
現コーチの教えに基づいた日々の練習には
従来にないハードさ と 表裏一体の信頼感があるようだ!
 (
本人の言動の中から 自ずと 以心伝心=感じ取ってしまう。。。)

移籍によって 公私を分けて
二つのステージで戦えるようになったことで
より 鮮明に見えてきたものがある!
高校生としての最高峰のステージに登るためには
それまでの期間に あとどれくらい? 
何を課題に取組んで行けば良いか・・・!?
具体的に見えて来た という事は 大変な収穫です。
環境を変えたことで 過去 と 現在 と 未来 が
本人の中でも 明確になってきているような気がします。

次の大会での課題(試み)を きっちり 結果として出せるよう!

 


切磋琢磨

2009-11-10 08:28:00 | 2009年4月~

デビュー戦終了!
半年ぶりの短水路大会の結果は。。。

       50Frは
      100Frは
 
 初チャレンジの個メは
   しかし 久しく苦手意識が強かった Br は
   次の課題としては Ba

50ではBest更新したものの 100では振るわなかった
200個メでも Style1 としているFr が調子悪かったようだ。

  (↓またしても恐縮ですが・・・
  旧SCでは 早くから Style を絞って取組ませていたので
  実のところ 個メ の過去の公式記録は無い。。。
  育成に上がる直前の内部の標準タイムの記録が最後だと思う。。。
  SCの傾向としても 個メ の選手というのはほとんどいない。。。
  何故?????
  という疑問は、他SCの状況との比較から
  必然的 且つ潜在的に抱いていた。。。
  けれども 預けている立場としては 何も××××。

現SCの(及びほとんどのSCの)傾向として
練習の内容も 個メを前提とした(バランスの良い)強化が見られる。
Frを中心に取組んできた息子にとっては
苦手な種目の 再点検には またとないチャンスになっている。
とはいえ、 もともとの現SCチームのメンバーに比較すると
目も当てられないくらいの醜泳になっているだろうと想像する。

方針による長年の蓄積の差異・・・、というものを痛感する。
毎日 踠きながら 必死で付いて行っている状況のようだ。。。
それほどにレベルの差を見せ付けられるような選手が存在する。
それは ある意味 ありがたい環境と言える。
やはり!
同年代の切磋琢磨する相手が 身近にいてくれるという事は
励みになることだろう。

そんな仲間とのリレーでは 堂々1位
そういう楽しみをも 味わえる環境=仲間の一員に加われた
という事には 感謝の気持ちでいっぱいになります。

というように
自分自身のレベルに関しては 嫌悪する材料も多々あるようですが、
強いチームの一員として 悦びを得る機会もある ということは
鍛錬する中での相乗効果はある と思う。

当面の目標は!! ( ←これは 親の期待を込めて!)
高校の県大会のステージで Best8に入ること!
高校標準を切っても Best8に参入できるレベルで無ければ
次の本命のステージには立てない!
過密な地域の宿命ですが、だからこそ! 価値あるBest8ではある。
半年後 全国への入口が見えて来るように!!

 


続・頭を使う!?

2009-11-07 18:01:33 | 2009年4月~

先日 学校で三者面談があった。
模擬試験 & 中間試験の結果に基づいて
家庭学習のやり方などのアドバイスを頂いた。。。

わずか半年のことではありますが、
息子の人間性を よく捉えていらっしゃるなぁ
と 感じました

一般論も含めてですが、
  的を射た判断力 並びに 実践力
というようなお話がありました。
そういう観点からすると
  真面目に取組んでいながらにしても 成果が現れない
そういう傾向が 息子にはあるようで。。。

加えて
  スポーツに関しても同様である  と。。。
    (先生自身も 学生時代からある競技に取組んでおられる方なので)

然るに!自ずと
   文武両道 とは 表裏一体の世界 を 意味するのです。


このことは まさしく 異口同音 のようです。
旧SCで 退職をされたコーチも
そういう質の高い 取組み方を求めてこられました。
また 現コーチも 常に 「頭を使う(=考えのある取組み方)」
ということを重要視されているように思います。

毎日毎日の練習は
その分量と比例してのパワーアップも得られるところでしょうが、
大切なのは 質=頭を働かせて取組む ということなのでしょうね。

明日はいよいよ デビュー戦です


 


頭を使う!?

2009-11-03 19:11:45 | 2009年4月~

きょうは 2部練です。
夕練の前に ミーティングがある という事で
早目の集合です。

現コーチとの面談の中で いきなり という印象の
厳しい言葉がありました。
  (移籍の理由について)
  みんな 競泳選手である以上は
  「速くなりたいから!」 とか 言うに決まっているんだよ
  
  前のSCではどうだった・・・とかいうような発言は許さない

後に関しては 本より そういう心積もりはありません。。。
前の 「速くなりたいから!」云々は 
「一般的な理由」の例として出されたのですが、
   そういう 単純な意識レベルだけでは 本気度が曖昧
   また 条件としては不足
というような意味を込めておられるように解釈をしました。

前のSC云々・・・を あまり継続的に書くつもりはありませんが、
移籍=以前と現在・・・という比較は、
当然ながら 口には出さずとも 日々の練習の中で実感してしまう
というのは仕方のない事実ではあります。
まぁ、ここで書くことは 子供の活動を見ている親の
勝手な(想像を含めた)思いなので、
一競技者の 発展途上の過程の中での話・・・と 受け留めて下さい。

・・・で、その過程を見ながら思うことは、
先日も書いたように
  本人の自覚が第一であることはさりながら、
  それを助成するような環境(コーチ&仲間)は大切
ということ。

もう一つ 印象に残っているコーチの言葉!
  君は おそらく水泳の勉強(学習力)が足りないんだ

  水泳も(他の競技でも) みんな頭を使うんだよ
  体力の向上と共に競技力が伸びる というだけの時期もあるけれど
  ある時期(レベル)以上からは 「考える能力」が必要になる

これには あらためて 目から鱗という気持ちになりました。
言わんとされていることは 十分に伝わりました。
また 息子自身も漠然と考えては来ていた・・・とも思うのです。
然しながら、
はっきりと 面と向かって言葉をぶつけられることで
さぁ! これから!
という意識に 拍車がついたことは確かです。

こういう機会こそ 大切だ! と思いました。
慣れる ⇒ 慣れ合い という言葉があるように
親しみすぎることで 無意識下に甘えが生じる。。。
そういう マンネリズムに対する 意識付け というのも
コーチとしては 重要な役割のような気がします。
しかし!
もっとも重要なのは、
言われてから気づくレベルを早く卒業し、
コーチの言葉は 再認識するためのもの と受け留められるよう
自発的な思考に基づいたトレーニング にある と思う。

そういう意味で
上を目指すためには
Hiレベルな鍛錬が求められる競技だ
と感じる。。。。

 


1週間後・・!

2009-11-01 23:36:06 | 2009年4月~

移籍とともに 戦いのステージが変わり、
いよいよ デビュー戦が目前です。
このひと月で どのくらい? パワーアップできているのか?
鍛錬の効果が 確実な力として発揮されるのに
どのくらいの期間を要するのか・・・? 
皆目 検討がつかないのですが・・・、
旧SC~今日に至るまで ブランクは全く無い! のだし
練習の内容としては かなり質が上がっているのは確か。。。
そういう素人考えからすれば どのくらいBest更新できるか・・・!?
と チョット期待感が湧いてしまいます

けれども 息子に対しては 何も言いません。。。
特にいまは、環境も変わったばかりだし、
静観するように心がけています。
  (・・と言いつつ、次年度に光が見えて来るような結果を
    期待している というのが本音です