もし水泳コーチがドラッガーの『マネジメント』を読んだら

2010-12-28 17:16:57 | 2010年4月~

話題の 

もし高校野球の女子マネージャーが ドラッガーの『マネジメント』を読んだら 

を読みました。                                                                                                                       経営学の父と言われた ピーター・F・ドラッガー著の                                               『組織経営』についての本を基に、                                                          無名の高校野球部が甲子園出場を成し得るまでの軌跡を書いた小説です。                         本来、企業経営についての入門書のような内容を                                             野球部の新米女子マネージャーが、                                                          マネージャーの役割を理解しようと、勘違いから読み始めた『マネジメント』なのですが、                                       その理論が 『部活動』という組織にどのように当てはめられて行くのか?                            といったところは やや奇想天外な発想ですが、  当たらずも遠くは無い!         

企業(=事業)の目的と使命』 というところを 『野球部の目的と使命』 と置き換えて、                                                                                                                                                                                                                                                                             その『目的と使命』とを 認識することは すなわち事業(=野球部)を定義づけることである!

ということや、

『目的と使命』 の対象者は 『顧客』である という部分がもっとも大切な点で、                      『顧客』の求めるところを理解することから 全てが始まる!                                             そして、野球部に於いての『顧客』 とは誰か?

を考える。。。。

女子マネージャーのキャラクターを借りて                                                 『高校野球部』 という組織の改革 ⇒ 目的の達成 という課程を描写しているのですが、                                                        これは! 水泳にも活用できるのではないか?    と 考えました。

年末年始を 合宿&合宿が 全国的に通例となっているようですが、                                                                                          本当に価値ある合宿と言えるのか?    ふと 疑問に感じるところもある。。。                                               なぜ?  海外にまで行く必要があるのか?                                                なぜ?  学業に影響するような強化合宿が必要なのか?                                                  一部の賛同者だけではなく、 多くのジュニアスイマーの保護者に                                                     目的と使命が伝わらなければ・・・・、                                                               組織としての意義は達成されないような気がします。

そう思うのは・・・・、私だけでしょうか?     

 

                                                                                                                                                                                                         


余談^^;

2010-12-25 15:38:27 | 2010年4月~

またまた 素人考えで いろいろなことを考えてみました^^;                                      

(距離) = (速度) × (時間) 

この公式の論理に 水泳競技の標準タイムを当てはめて考えてみる                               高校総体標準100Fr & 200Fr で考える。。。                                                   100の場合は、                                                                      標準タイムで100mという距離を泳ぎきるためには                                          1.77273533m / 秒 (平均秒速 約1.8m) で進まなければならない。。                                              200の場合は、                                                                                                   標準タイムで200mを泳ぎきるためには                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 1.597188947 / 秒  (平均秒速 約1.6m) で進まなければならない。。 

こういう発想で思いを巡らすと・・・、『標準タイムが切れない』 という事態は、                             『指定された時間内に到達できなかった』 という事になる。。。                                   もし?  これが 『制限時間』 という枠の中でのパフォーマンスだったら!?                            すべて終了する前に 『時間切れ』 という形で 中断させられてしまう                         その点、 水泳競技の場合は とりあえず最後まで泳がせてはくれるので、                                                                                        自分の真の到達度が わかり難いのかも知れませんね  

一度! 制限時間方式で                                                                                      設定タイムが来たら 『やめ!』 というやり方を試してみたら・・・、                                  泳ぎきる力がどれくらい不足しているのか? が 一目瞭然となり                                『標準タイムで泳ぎきる』 ことに対して、新たな意欲が湧くかもしれませんネ 

これは あくまでも 素人母の遊びの発想です^^;                                              きっと コーチの方々は 競泳らしい練習の中で                                                 いろいろな角度から検証し、ご指導くださっているものと思います 

                              明日から 合宿です  

                                       

                                                                                                                                                                      


運動理論

2010-12-16 18:08:20 | 2010年4月~

一時、成人のスイミングスクールに通った(=私)経験がありますが、                                   その時に 目から鱗のような説明を受け                                                    な~るほど  合致するものがあるなぁ   と 独りで 感心した事柄があります。                                                                                                                         子供の頃から 水泳は大好きでしたが、正しい指導を受けたわけでもなく                                   見様見真似で泳いでいました。                                                            子どもが あまりに楽しそうに 自然に 綺麗に泳げるようになって行く様子を観ていて、                                                                            羨ましくなって 習い始めたのでした                                               (でも クロールの基礎スイムまでで 中断しています^^;)

クロールの息継ぎについて 丁寧に指導して下さる中で                                                                         “軸” という言葉が出てきました                                                           ちょうど 私が そういった観点から体を操る運動に専念していたこともあり、                           水泳(水に寝て泳ぐ)の中にも “軸” という 概念が必要なのだなぁ ということに                                                大変 新鮮な驚きを覚えたものでした。(← ド素人過ぎ)                                                    同時に                                                         何事も 基本的な理論は ほぼ一致しているのだ                                   という事を気づかされるためにも                                                                自分勝手ではなく 客観的な指導を受けるという事は 大切なのだ・・・と知りました     

きょう たまたま あるTV番組を観ていたら                                                         やはり あるスポーツの基礎的なフォームを作るときに意識する部分が                                        私が学んだ あるスポーツの運動理論 と 合致している・・・と感じました。                                 同時に!  それぞれのスポーツには                                                        分野での競技力を高めるための方法論があるとしても                                            『人の肉体で成せる事』 という意味では、 共通した理論があって                                               それぞれに 応用(展開)されて行っている物事(本質)というものがあるだろう                           と 思いました。                                                                                                                    

水泳は、水の上を 『横になって進む』 という 特殊なスポーツなので                                                ほとんどのスポーツが 地に足を付けて踏ん張る力 を 発動するのと比べて、                                         やっている本人にも                                                                                                     『進む力(推進力)』 の発動の仕方 =(いわば 体幹 の感じ方&操作法) が                    分かり辛い という厄介なスポーツなのかも知れません。。。 

しかしながら、                                                                     そういった基礎的な操法が身についていてこそのパワーアップ だと                                   素人な私は思うのです。                                                                 指導者の質として求められるのは                                                      分かり辛い世界を いかに鮮明に気づかせる事ができるか?                                 ではないでしょうか?                                                                    堅苦しい理論でも 気づかせるヒント(鍵)は ある!                                                                  そういう 根気のある指導に期待したいものです                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

   


甘くない(`×´)

2010-12-12 22:31:46 | 2010年4月~

先日の大会で                                                                     久々に自己Best更新をし、好感触を得た!? か のように思いましたけれど。。。                         今日の結果は何?                                                                                                                                                                                                                                                                              具体的なことは 素人なので控えたいと思いますけれど・・・、                                                                             素人母にでさえも 結果の悪さの要因は理解できました

長年 息子の競技に付き合って見て来ていると、                                           Lapの数字だけを見比べただけでも                                               それぞれの選手の 構想 ⇔ コンディション(メンタルも含めて) との因果関係が                              ある程度 想像できるようになるもので                                                                     そこから描かれるシミュレーションがまた 楽しみのひとつでもあるのですが。。。

きょうの息子は 失敗です                                                                               そこから見えて来るものは                                                                                                                                                                                               息子の競技に対する考えの甘さ = unaggressive                                                                                                         こればかりは どんなコーチの元で 完璧な練習を積んだとしても                                         当人の問題    

『 文武両道 』 に励む息子を 親の欲目で応援してきていますけれど・・・、                                          なんだかきょうばかりは 腑に落ちない

                                                                                                                                                                                                             


集中力!?

2010-12-07 13:53:40 | 文武両道-最終章-

次ぎの日曜日は、期末考査期間中だというのに 大会があります。

学校主体の運動部の場合は、                                                                テスト前1週間~少なくとも3日前くらいから部活動は中止!                                          なのですが・・・、 水泳は特種で ほとんどが学校外活動を主にしているので                                                                      SCの練習には 試験期間も何も関係が無い^^;                                                                       それは 当人達にとっては 『今さら』 の話で                                                    そういう事を踏まえて 個々に 文武両道で取組んで来ている    

特に息子の高校は・・・案外欲張りで、                                                        基本は学力重視 でありながらも、 運動部の強化も図りたい!                                          というわけで、一部の運動部には 推薦枠を設けてはいるものの                                               専門の運動分野でのレベル基準も                                                                        中学校で県の Best8~10 までには入る選手で                                                  尚且つ、ブロック or 全国出場者でなければならず、                                            加えて 学力の評価点が低い選手は、                                                                運動分野での条件を満たしていても推薦枠には入れない。。。                                                        そういう評判は県下でも周知のことなので、                                                                          ○○高校の運動部から推薦を貰うことは難しい  とされています

学校側も                                                                       そういった意味での 伝統的な文武両道 には 大変な誇りを持っているようで                    先日の三者面談でも、

この高校に 部活推薦で入って来た生徒達は                                                  基本的に 優れた集中力 が備わっている ことと、                                                     基本学力も 一般生徒と大差がないので                                                   大学受験に関しても その時期が来ると                                                                                                      しっかり切り替えてやって行くことができる     

                              と 激励して頂きました。   

今度の大会で 年内の競技は終わりますが、                                                   先日の大会で得た好感触が 本物 に定着してきているか? どうか?                                         見極めの大会となるような気がします。                                                  水泳競技を主軸としながらも 大学入試に向けての準備も同時進行です!                               なかなか Tough な1年になりそうです 

 


三者面談

2010-12-03 13:03:26 | 文武両道-最終章-

最近。。。                                                                                        息子にとって 急にバタバタと                                                                進路に向けての 決意表明 を迫られるような状況が重なりました^^;

三者面談の席で 担任の先生からは                                                                               

そこまで方向性が明確ならば 一度親の前で 宣言 させた方が好いですよ                               漠然と 勉強して行くことは ダラダラと 無駄な時間を費やすことになります                                   一度自分の気持ちをリセットする意味でも                                                  志望する理由を明確にする意味でも 受験する大学をはっきり宣言した方が好い

と 強いプッシュがありました。                                                                  その後、プライベートで 大勢の親族が集まる機会があって                                  大学受験に関しての話題となり・・・、                                                                 まだまだ秘かな目標だったものが  周知の目標 になってしまいました^^; 

私の時代(=公立高校)と異なり・・・、                                                                また 私立進学高校であることも手伝ってか?                                                          学校側の積極的な進路指導には 驚きがあります                                                                     でもね^^;  少しだけ                                                                    担任の先生の 水泳競技に対する認識のズレ というものを感じた部分が                             息子の現状について

高校生としての水泳競技も 残すところ1年になってしまい                                    過去の2年間を振り返ると 思うような結果が出ていない。。。                                       この高校に入った理由の一つとして 『水泳』 が軸としてある以上は、                                    最後の1年は、『水泳』 でも 何か達成感が欲しいでしょう。。。                                                                 一方、大学受験についても これからの1年が大切な時期。。。                               そういう自覚は 十二分にある中でも 現実的には 肉体疲労が先に立って                                                  なかなか巧く事が進んでいない。。。                                                                      

と 私が(やや自嘲気味に)話したことに対して、

水泳に関しては 練習の成果が なかなか出ないようなら、                                                自分で練習の仕方を工夫して 改善する方法を試みたらどうか

という意味のお話が返ってきたのですが。。。。

だから! SCの移籍をしたじゃァないの   と。。。                                                               しかも!                                                                                去年の三者面談で お話したじゃァないの   と。。。                                                                                                                                                       

まぁ、仕方が無いでしょう。。。                                                        学校水泳部は (中学校も然り!)競技会のために存在しているようなもので                           学校ベースの一般の部員は 活動内容も限られてしまう。。。                                                                      代表的な選手は 365日ほぼ無休で  SCで鍛えているのだから                                  個人個人が所属するSCの状況までは 学校では把握できないでしょう。。。                                (担任の先生には非はありません^^;)                                                                                                                                  

高校水泳競技 としては、息子はできる限りの努力をしている最中であって                              『移籍』 という行動は、                                                           先生が仰る以前に 息子自身が一歩踏み出した結果です。                                                           確かに 目覚しい果)は 無いものの、                                                 1年前の決断が無かったら!?                                                                                                  この時期、最後の1年に賭ける気持ちにも至らなかっただろう と。。

息子の志望大学 ⇒ 希望職種 を考えると、                                                    水泳競技でも 目標高くやって行く上では かなりの 精神力 と 努力 を必要とする!                              けれども!                                                                         高校を選択するときには すでに 高いレベルでの文武両道 を志していたのだから                                           必ずや 自己実現 を 目指してくれるものと 信じています