切磋琢磨 2

2010-10-26 12:44:32 | 2010年4月~

FINA競泳ワールドカップ東京2010

身近なところでは 女子が3名出場しました。
内 1名は決勝レース出場

女子の意思力の強さ・・・というのか
本質的な性格の男女差 のようなものを感じます。
この時期に 海外の年長の選手達と 戦ったという体験は
彼女らのこれからの競技への取組に 功を奏すことでしょう



何のスポーツでもそうですが、
TOPレベルの選手になると周囲が放って置かない というか
例えば 野球なら ドラフトにかかったり
サッカーにしてもJリーグがあるので
そこを目指す選手には 大学受験について悩む必要はないでしょう。。。

水泳の場合でも 競技力での推薦入学を目指すのならば
高校生活の日常でも 受験勉強対策に関しても
やや 気分が楽かも知れません。。。

我が息子の場合は
競技力からしても 大学で競技を継続するかどうか
という決意が鈍るような気がします。
単純に 好きか? 嫌いか?
というだけでは踏み込めない限界はある と思うのです。

また 将来 職業としたい分野は
水泳と出会う以前から 漠然と思い描いていたので
最終的な選択は 『幼い頃からの憧れの職場』 を優先すると
水泳競技にも その時代その時代で 最善の努力をしながらも
学業面でも高い資質を求められているため、
肉体的疲労の克服 と 物理的な制約の克服 という
単に水泳だけではないところでの 精神力が要求されるのです。

周囲を見ても 水泳競技 と 学業面 の両面で
Hi レベルを発揮している選手は少ないように思う中、
移籍をした現SCには そういう選手が存在していました。
双方に於いて 息子が適わないレベルの選手です。

すごい選手 という賛辞をするとしたら・・・それは!
中高生から世界に通用する競技力を発揮してしまう選手は
もちろんの事ですが、
競技力が上がるのと同時に伴う 学業との両立での困難を
双方の妥協を許さず、高いレベルで両立している選手がいることを
大いに評価したい と私は思います。

息子も 追いつけ 追いつけ の日々ですが、
今の環境は いろいろな意味で 高い目標を達成するだけの
充実感に満ち溢れていることは 確かなようです。




競技者レベル

2010-10-15 22:41:44 | 2010年4月~
何の競技でも 競技者本人の能力が 結局はものを云う。。。

能力・・・とは?
努力以前に備わっている本来の 『身体的資質』 も含めて
競技を通して成長して行く 思考力 などなど。。。

『身体的資質』は 元から備わっている人は幸いな人ですが、
果てしなく 遠い地点から出発をした人でも
継続 と 努力の結果で レベルの高い競技者になり得る!
けれども。。。
いつの時点かで 行き詰まりを感じたりする時が来ると
その根本的な原因に 『身体的な資質』 の差異を 感じたりもする。。。
悲しいけれど・・・、努力以前の賜物の不足が  自己嫌悪を誘う。。。
                                (私にも経験がある)

だからこそ!
  自分の弱点を知って 努力によって補うことが大切だ
という事にも気づくようになる!

努力には 思考力が不可欠!
競技について知れば知るほど
自己の不調が続けば続くほど
その因果関係を 自ら模索するようになる!
そこからが 真の競技者としてのスタートラインでしょう。。。

最近 ようやく 客観的な思考が芽生え始めた息子。
選手としての気づきは 遅いタイプだろうと思います
が・・・、 やらされている かのようなだけの日々の練習では
単に 肉体的な疲労感による充実感しか得られないような気もする。
要は 『気づき』 = 自覚に基づいた練習になっていなければ
効果も上がらないのは当然でしょう。。。

           息子よ!  やっと 目覚めたか
                             (と 言ったところです



課題が山積み^^;

2010-10-12 11:34:15 | 2010年4月~

今大会の結果を見れば・・・、自身の弱さは歴然としている
そういうレベルだった。。。

新シーズンに入ったばかりなので
この時期に 急に好くなる・・・ということは臨んではいないけれど、
現時点において 自己の弱点を知ることは とても重要なことでしょう。

先日の 古賀 淳也 君のTVトーク(ディープピープル)!
他には 鈴木 大地 さん、 中村 真衣 さんも出演されていました。
なかなか ザックバランな 本音トークだったので
人間としての親しみが深まったのと同時に
競技者としての試行錯誤に関しては、
どんなレベルの人でも起こり得るものの、
その質 と そこを切り開いてゆく発想 と 行動力 という点が
エキスパートに成り得る条件なのだろう・・・と 感じました。

古賀君の最近に至るまでの経緯に関する記事を 拝読することができました。
ある意味、日本代表としては 遅咲きの選手に属するようですが・・・、
そこに至るまでにも かなりの才能(=結果)を発揮して来ているにも関わらず、
自身の中に存する 『不満足感』 のようなものを 長く抱えて来た・・・
そんな気持ちを正直に話している記事でした。


ここで 諦めたら 試合終了ですよ。。。 』
    と言ったのは、 SLAM DUNK  に登場する 安斎先生(監督)。
 
    諦めない限りは 試合続行 ⇒ 逆転勝利 も 在りうること!
    まずは 自分を諦めない気持ちが 一番の源動力!

           課題は確かに山積みのようだけれども
           全ては希望的な課題ばかりなのだから
           前進あるのみ

 


真髄に通じる!?

2010-10-10 00:22:36 | 2010年4月~

体験を基に 思うところを書いているのですが・・・、
   それって ウチのSCの話?
という 反応が多く^^;  当人も驚きとともに 恐縮しています

一例として
   このような事があった・・・とか   
   こんな風に思う・・・
という 一人の親の ボヤキのつもりですが・・・。   
まずは   誰!? という詮索を目的にしているのではないことを
あらためてお伝えしたいと思います。
 (それにしても 自分の身の回りの事だけか? と思っていることが
  いろいろな人に思い当たる現象って あるのですね



ところで 今晩、偶然に NHKの ディープピープル を観ました。
一方、バラエティ番組で タレントの水泳のフリーリレー競争を観ました。
鹿屋体育大学の 田口 信教 先生が出演されていました
タレントスイマーを前に、端的に テクニックの要点をお話されていましたが、
さすが 理に適ったご説明に ほぼ素人タレントスイマーたちも
得心している様子がありました

どちらも偶然に目にした番組でしたが、
素人な親(私)には ラッキーな発見を得る機会になりました!
一つは、 田口先生の説明の中には
嘗て 私が関わっていた競技との共通項があったこと が 収穫でした。
もう一つは、古賀君が 空手をやっていたことが 競泳に通じるところがある
というあたりには、 共感を覚えました

また、今日は出演していませんでしたが、
入江君をはじめ 競泳選手には ピアノを趣味にしている人も多い
という点にも 興味を覚えています。

いづれにしても 他方面からのアプローチ・・・と言いますか、
競泳以外にも 何か  しっかりとした基礎を身につけた物事を
持ち合わせている人=選手 というのは 大変興味深い存在です。
競技 を 競技を通してだけの理解力だけで取組んでいても
打開できない ある種の壁のようなものは、功を奏す という意味で
他の物事からのヒント というのはあるだろうと思います。

いわば 応用力(=柔軟性) を 持ち合わせた探究心が無ければ
最終的には どんなにすばらしいメニューの中で練習をしていても
限界はあるだろうと 思うのです。


               そう言えば
               ノーベル化学賞を受賞された一人 根岸 英一さんも
               趣味は ピアノ でしたね!





以心伝心 3

2010-10-06 11:01:26 | 2010年4月~
『保護者に恵まれない指導者』 というあるコーチの話。
何を指しているのか? は 好く理解できません^^;

例えば!?
 『強化合宿』 という大義名分の下に
高い料金設定で 遠征のような地域に引き連れて行きながら、
参加した子ども達の話からだと さして中身のある練習ではなかった
というケースもありました。
また、
参加率が低いと・・・、コーチが
   強くなるためには お金も掛かるんだよ!
     (そういうところを 親に理解して貰え!)
と 言ってきたり。。。。。
本当に必要なのか? 否か? 分からないような
チームジャージの総買い替えを指示し、
   買わないものは 大会には出られない!
などと 脅かしたり。。。。

そういう 子どもを人質にとったかのような 横暴なコーチの言動に
反発をする親は当然出てくる!
けれども  コーチという立場からすれば
   非協力的な親
   愚かな親
            という事にもなるのでしょうか。。。


要は
人間性=質 の問題だと思うのです。
なぜ? こういう物事が必要なのか?
選手は基より、素人な親はなおさら! 
求められることに対しての根拠が知りたいのです!!

コーチの人間性 & 指導体制が 良好であれば
それは自ずと 選手らにとって 純粋な励みになり、
その思いは 静観している親にも 伝わってくる!

以心伝心 というのは 
    「こころ)(もって) こころ)つたう
言い替えれば
   誠意 ・ 誠実 ・ 真実
そういう態度で臨んでこその結果を 表現しているのでしょう。

前SCが 『新体制』 を 打ち出した時に、
     
上図 のようなものを プリントして 保護者に配布しました。
当たり前と言えば 当たり前すぎる相関図^^;

しかし!
基本は 選手指導者(コーチ) だと 考えます。
保護者というのは あくまでも 静観しながら 必要なサポートをする立場
私は そう考えて来ました。

何と言っても 『競泳』 という競技に取組んでいるのは
子ども=選手自身なのだから
そのために求める 指導者 や 環境 が 最も大切!

             選 手  ⇔   指導者
                  
                  という 信頼関係
                    の背後に

                  静観する親


一年前の事を振り返りながら
高校生スイマー最終年度に 逞しくも 果敢に挑んでいる息子から
「伝わってくるもの」 を 大いに期待したいと思います♪


                     以心伝心    2009-09-26  
                     以心伝心 2   2009-10-16

一年前の今頃

県高等学校新人体育大会水泳競技大会
歳月人を待たず
去る者・・・!
出逢い☆
1週間。。。
実感!



あるコーチの話

2010-10-02 08:07:57 | 2010年4月~

こういう場で 個人攻撃にいたるような表現は慎みたい・・・
とは考えています。

ただ・・・、今日までの経緯の中で出逢った 多くの指導者の中でも
特に Question なケースが際立っていたお話・・・です。

以前にも 『コーチ』に関する 様々な思いを書かせて頂きました。
コーチ と 選手 との出逢いは ある意味、偶然の出逢い=縁 なものです。
その最初の出逢いが  運命的なものとなる場合もある。。。
けれども として 相性が合わないケースもある。。。
これは 誰にも予測はつかない。。。

大切なのは 『不本意な状況』 が生まれたとしたら
互いに その思いを解消して行く努力=コミュニケーションが必要になる
ということ!
ところが あるコーチは
   自分の方針は こうだ!
   従えない者は 辞めてもらう!
と 言葉ではさすがに明言はしなかったものの、
当時の 旧い選手達に対する仕打ち は、明らかにそういう考えに基づいていた。

要は・・・、
組織(SC)の中での 新旧交代=下克上 があった結果ではありますが、
突然 土足で入り込んできて
   お前達は 甘~い
と 怒号しても それこそ 思春期=反抗期 の中高生達が
素直についてくるはずもない

まさしく! 新旧の入替えを 力づくで行なおうとした
そうとしか理解できない『新体制』 だった。。。
何が 『新体制』 なのだ?????
結局のところ、
指導する側=企業の 勝手な展望を振りかざして
『旧体質=旧い選手』=伸び悩みの選手層 を 一掃して
明らかに可能性の高い=自分たちにとって指導しやすい選手層
⇒エリート小学生層 に焦点をあてて
彼らとともに期待できるであろう 『復活』 を 夢見ているのだろう

実際にあった 『新旧交代劇』 。。。
当時 そのために犠牲になった 『伸び悩み選手層』
But!
誰一人として 自分の可能性をあきらめていた者はいない
けれども 行き場を失った者は 次々と やる気さえも失せて
結果的に 排除されたことになった。。。

残念でなりません。
こんな改革=『新体制』 って 何なのでしょう?
未だに 信じられないし・・・、許せない 衝撃的な出来事です!


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