2010年度シーズンが始まりました。
早々に 長水路大会がありましたが
まだ本調子ではないようです。。。
昨年の今頃は
高校生としての活動への意欲とは裏腹に
いろいろな不安を抱えており、
1年目の大会は・・・、全く不本意な結果に終わりました。
小学校~中学へ という時期にも
十分に悩んで考えた末に委ねた環境でしたが
期待と裏切り という体験を通して
「素直に挑む」 というだけでは足りず
「したたかに」 という事の意味を 少し理解した3年間でした。
この苦い中学校時代を経て なお、
1年目の惜敗を体験したことによって
「真の信頼」 を 求めて 動き出しました。
そして 半年!
2年目に挑む体制は 早くから整えて来ました。
「早くから・・・」と言っても
「1年目よりは・・・!」といった程度かも知れません。
しかし、何も整えられていないままに挑んだ昨年よりは
精神的な不安は拭われていることでしょう。
このままの環境に身を置いていても
自己努力だけでは叶わない何かが欠落している
と (失礼ながら) 決定的な決断に至らざるを得ないものがありました。
何も変わらないで 歳月を費やしても
期待できる成果は得られないだろう
という事に 本人も漸く気づいたのでした。
その時期が 早かったのか? 遅かったのか?
高校総体県予選までの少ない機会の
その成果によってでしか 判断しかねるところもある・・・
けれど、結果からだけでは見えないところに於いて
現在の息子は 以前にも増して 充実感を味わいながら
トレーニングをしているのは確か。。。
何よりも 県水連の異動を体験し、
全く新たなステージでチャレンジしている状況の中で
従来の環境では得られなかったBestな環境も与えられ
県予選までに 長水路で試泳できる機会が増えました。
新1年生にとっては 3ヶ月間後の初めての大会は
「これから臨む!」 という感覚かも知れませんが、
2年目 3年目の高校生スイマーにとっては
「ラスト3ヶ月!」 というこの期間は
1年前の大会終了から継続的にトレーニングして来た内容の
いよいよ集大成を発揮する時!
そういう思いの人も多いことでしょう。。。
始まりでもあり・・・ ラストチャンスでもあり・・・、
そしてまた 始まる!!!
この繰り返しの中で どこまで成長できるか!? が本来の勝負ですね!