『切手市場』 慎之介ブログ

慎之介がお届けする切手市場とその他の耳よりな情報です

30円コイル

2022年08月31日 | 慎之介

古い日専を読み返すと近年版では記述が消えて目打やスクリーンの評価にページ数を譲っていたり興味深いところがあります。先日神保町で先輩コレクターと何気ない会話をしている中で10円壁面コイルの発行初日は全て単片に契って発売、目的は全郵普の初仕事となる初日カバー製作のため。ペア以上でも発売するようになった初日のカバーを発見した次いでに新日本切手カタログ等を取り出して日専の旧版を熟読するポイント等を意見交換出来ました。数日後自宅で気になっていた円覚寺コイルの白封。コイルの初日カバーの纏まった中でカシェもなくこれだけ集めたコレクターさんが可笑しいなと手が止まっていました。そして捲った古い日専に書いてありました。3月1日に発行のものが東京中央で2月に2000枚程度誤発売、その後3月17日に再度販売という無茶を行って全郵普のFDCは3月1日付で販売されたようです。記述の3月18日の東京中央の再販売開始のニュースを自分で聞いて押したのか、何処かの業者さんから購入したのかはわかりませんが白封の3.18がとても立派なFDCに思えて嬉しくなりました。私は次の市場で売ってしまいますが、京都中央の自動発売機に間に合わせた搭航空コイルのFDC等切手収集華やかだった時代の今思えばしょうもないエピソードはFDCでないと表現出来ない歴史でもあります。9月の慎之介ショップではカバーと一緒にリリースします。

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