歩 い て 世 界 一 周 1月31日(木) 快晴
日 数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
|
今 日 |
17,068 |
11,948 |
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今 月 |
31 |
510,545 |
357,382 |
16,469 |
今 年 |
31 |
510,545 |
357,482 |
16,469 |
2005年から |
2,962 |
41,829,264 |
29,280,485 |
14,122 |
70歳の誕生日から |
6,494 |
123,779,400 |
86,645,580 |
19,061 |
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 662,378m
「多々益々弁ず」という言葉は好きではなかった。私はこの言葉を「自分考えを益々調子に乗って主張する」と解釈していたので、野党の政治家が、何か言いがかりをつけて大声で長々と我が党の主張こそ正当なりと主張している様を想像して「多々益々弁ず」と解釈していたが、私の間違えであることを知った。
と云うのは十八史略では「練習」(一)多々益益辦 となっていて先生は「自習しなさい」と言って飛び越したし、私は真剣に読解しようとしなかった所為だ。
高祖嘗従容問韓信諸将能将兵多少。帝曰、「如我能将幾何。」信曰、「陛下不過将十万。」帝曰、「於君何如。」曰、「臣多多益辦。」帝笑曰、「多多益辦、何以為我禽。」曰、「陛下不能将兵、而善将将。此信所以為陛下禽。且陛下所謂天授、力也。」
高祖 嘗て従容として韓信に諸将の能く兵に将たるの多少を問う。帝曰く、「我のごときは能く幾何に将たるか。」と。信曰く、「陛下は十万に将たるに過ぎず。」と。帝曰く、「君に於いては何如。」と。曰く、臣は多多益辦ず。」と。帝笑いて曰く「多多益辦ぜば、何を以て我が禽と為る。」と。曰く陛下は兵に将たること能はざるも、善く将に将たり。此れ信が陛下の禽と為りし所以なり。且つ陛下は所謂天授にして、人力に非ざるなり。」と。
高祖は以前、ゆったりとした様子で、韓信に諸将がどれくらいの兵力を率いる将軍となれるかを聞いた。高祖は言った、「私のような者どれほどの兵力を率いる将軍となれるか。」韓信は答えた、「陛下は十万を超える兵力を率いる将軍とはなれません。」高祖は言った、「君の場合はどうなのか。」「私の場合は、多ければ多いほどうまく処理します。」高祖は笑って言った、「多ければ多いほどうまく処理するなら、どうして私の臣下などに収まっているのだ。」「陛下は兵士を率いる将軍とはなれませんが、将軍の将軍となる技量があります。これが私、韓信が陛下の臣下となっている理由です。また、陛下の能力は、いわゆる天授のもので、単なる人間一人の能力ではないのです。」と。
狡兔死走狗烹。飛鳥盡良弓蔵敵国破謀臣亡
狡兔死して走狗烹(にら)れ飛鳥尽きて弓蔵(おさ)まり、敵国破れて、謀臣亡(ほろ)ぶと。
創業の功臣 さすがの韓信も高祖に謀反人として捕えられ一族すべて誅せられた。