Take off

いのこちゃんが旅立ってまだ５日しか経っていない。
時間が経つ感覚がおかしい。
すごく前のようにも感じるし、昨日のようにも感じる。
ヘンだ。

いのこちゃんのブログ「ティータイム」もまだ毎日見てるし、
いのこちゃんに似た横顔の人を見つけて、ドキッとしたり。

でも、これだけは言える。
朝起きたら「今日一日、やるべきことをちゃんとやらなきゃな。」って思ってる。
こう思えるのも、いのこちゃんのおかげだ。


今朝、ＷＢＣ対キューバ戦がしていた。
余裕のよっちゃんで試合見ることができた。
さすが、マツザカ、ナイスピッチング！！

試合終了直前、テレビ中継が終了してしまい、ガックリ。
きっと山陰放送には、抗議の電話が殺到したことだろう。


同じころ、アメリカから若田さんが宇宙に飛び立った。
燃料漏れなどでたびたび出発が延期されたので、発射してしばらくはドキドキした。
「どうか無事に飛び立ってくれ」と。
これから３か月も宇宙空間で生活するそうだ。
どんな実験をして、どんなメッセージを送ってくれるのか、楽しみにしたい。

ゼローダ

最近治療について書いてなかったなあ～。
久しぶりに書いてみるか。

２月１９日からゼローダ開始。
３週間（２１日間）朝晩５錠ずつ飲んだ。今は、休薬期間。

ゼローダの副作用で、手足症候群というものがある。
手や足の裏が、赤くなったり腫れたりテカテカしたり、ヒリヒリチクチクだったり、カサカサひび割れ水疱だったり・・・、らしい。

今のところ、ちょっと手の皮が薄くなってるみたいで、しいて言えばテカテカかなあ。
でも痛かったり日常の生活に支障があったりするわけではないので、全くＯＫなのさ。

薬剤師さんに下痢になる可能性もあるから、水分しっかり取ってね、と言われたが、
ちょっとユルいかなあと思うことはあるが、これも全く問題なし。

骨髄抑制（白血球減少）は血液検査してないからわからないが、ググッと下がった時には体がだるい症状もあるので、
今のところそれもないから、感覚だがきっとそんなに下がってはないだろう（希望的観測？）

・・・というわけで、これまでの抗がん剤治療に比べれば、屁のカッパ（爆）
これで、腫瘍マーカーが下がっていれば言うことなし。

そう簡単にならないのは、百も承知よ！
希望は持ちながらも、楽観せず、ニュートラルでいよう。



昨日のＴＢＳテレビ「金スマ」に歌手川村カオリが出ていた。
乳がんになり、昨年肺と骨に再発して、抗がん剤治療と歌手活動もしながら自分の病気を公表した人だ。
菅野美穂がドラマでうたった「ＺＯＯ」は、もともと川村カオリの曲だったのを初めて知った。

「自分みたいにならないように、乳がん検診を受けてほしい」と彼女は言っていた。
私のような名もなき一般市民が何万回言っても、世間にはなかなか伝わらない。
川村さんのような有名人が１度テレビに出て発言する影響の大きさは計り知れない。
特に、多くの若い女性へメッセージとなって伝わったことだろう。

私も同じことを言い続けてきたから、わかる。
よく、言ってくれた。ありがとう！

妻≒毒

昨夜は缶ビールかっくらって１０時すぎにバタンキュウ～だったのに、
０時すぎに目覚ましちゃったよ。
あ゛あ゛～～～～（>o<）
長い夜だ・・・。

昔は居酒屋むらさきで、ジョッキ５杯飲んで、山賊おむすびバクバク食べて、まだまだイケまっせ、ってな感じだったが、
今は缶ビール１本半で、「参りました」。
安上がりな体質になったもんだ。


ニュース見てたら、ＷＢＣ侍ジャパンと対戦するのは、やっぱりキューバだった。
メキシコとの１位決定戦。大差でコールド勝ち。
ピンポン玉みたいにスコンスコン打ってた。
おまけに１９０センチ超える長身の、最高時速１６４キロなんて剛速球投げるピッチャーいるんだって。
なんじゃそりゃ～！


昨日は強風が県内各地で吹いていた。
道路ではトラックが横転する事故が多発。

先日から愛用カツラを専門店でメンテナンス中。１週間以上かかる。
よって、スーパーサブの、ちょっと長めのカツラを使用中。
いきなり髪が長くなってるみたい、知らない人は驚いてるかもね。
そのサブカツラ、ちょっとサイズは合わなくてユルユル。

この強風のため、玄関から出たとたん、ずれてしまったよ。ヒエ～～～！！
あわてて帽子も被って抑えにかかる。
午後からの会議、トイレで帽子取ろうとしたら、カツラまで取れて、ヒエ～～～！！
私にとっては、トラック横転に匹敵する事故だ。

小学校の体育で使った赤白帽みたいに、カツラにゴムつけたい今日この頃である。



最近、漢字が書けない。読めても、書けない。
こうしてパソコンや携帯で文章書くことが多くなり、機械が勝手に変換してくれるし、意味まで解説してくれる。
たまに直筆で書こうとすると、まるっきりダメ。

少し前の話になるが、役所で申請書書いた時、世帯主との関係を書くところがあり、

「妻」をド忘れ。

「毒」と書いてしまった。

あわてて、黒ペンでグシャグシャ塗りつぶした。
携帯で調べりゃいいのに、慌てて頭真っ白。
ひらがなで「つま」と書くのもはばかられ、苦肉の策「配偶者」。
この漢字だけは何とか出た。

こんなの、私だけか～と思っていたら、同じことを知り合いも、テレビのタレントも言ってた。
「あ～私だけじゃなかったのね。」ちょっと、ほっとしたよ。


今、深夜テレビで雨上がり決死隊司会の「アメトーーク」がしている。
この年末スペシャル番組が、放送批評会の「ギャラクシー賞」月間賞に選ばれたそうだ。
多くの受賞番組は報道番組だが、こんな番組が賞をとるのは珍しいらしい。

今日のトークテーマ、パチンコ。
パチンコに詳しい芸人さん達のマニアックな話が繰り広げられている。
パチンコしない私でもこの話、結構面白いぞ。

年末スペシャル番組も、偶然見た。
家電に詳しい「家電芸人さん」達のトークは参考になった。

あの番組見て、○ャープの加湿＆空気清浄機買ったのは、ワタシです。
ヤマダ電機も、ビッグカメラも、メーカーさんも、
家電芸人さんに足向けて眠れないだろう。

Thank you ＆ see you again, Inoko.

３月１１日朝、大切な大切な友人が旅立った。

昨日お葬式があり、５名の方々が次々とお別れの言葉をおっしゃった。
あけぼの会やピンクリボンフェスタの活動の他にも、趣味の絵の仲間、
若い頃からさまざまな社会問題に関心を持ちその会の仲間、そして多くの友人、
私の知らない、いのこちゃんの姿がたくさん見えた。

彼女は８年間乳がん患者会であるあけぼの会鳥取支部長をしていた。
大きな声をしてたくさん喋って、グイグイ人を引っ張っていくリーダー、というわけではない。
物静かな、凛とした、印象の人だった。
しかし皆、いのこちゃんの人柄に惹かれ、彼女の周りに人が集まる。

かくいう私も、彼女の人柄に魅了された一人。
何かあれば彼女に相談し、愚痴をこぼした。
彼女と話すと、なぜだか元気になった。そんな経験は、一度や二度ではない。



彼女が私に教えてくれたものに、こんな言葉がある。

「人は１本の大きな木であり、がんに罹ったことはその木から出ているたくさんの枝葉の一本にすぎない。がんになったことでその人の本質は何ら変わらない。」

いのこちゃんが人をうわべでなく、その人の本質をちゃんと見ていた。
そして、自分の生き方もぶれることなく、信念を持って最後まで生ききったのだ。
葬儀で初めてわかった。


だから、みんな彼女に魅了されるのだ。


いろんな人がいろんな場所で、彼女に励まされた。
たくさんの人に、いろんなものを与え続けた人だった。

そんな彼女に会えて、本当によかった。


でも、まだまだ一緒にいたかった。
いっぱいいっぱい話をしたかった。
悔しくて、悲しくて、信じたくなくて、今も涙が出る。
ヘタレだから、「いかないで！」とまだ駄々こねてる私がいる。

だめだめな、私。

「しっかりね、後は頼んだよ。」って言ってるかなあ、いのこちゃん。
ヨタヨタ、ヘタレな私だけど、あけぼの鳥取やピンクリボンフェスタ、いのこちゃんの分も頑張るから。

私もいずれそっちに行くけど、なるべく１日でも遅く、行くよ。
いのこちゃんにお土産話たくさん持って行けるようにするからさ。

本当に本当にありがとう。

ほな、またね。。。

恐るべし、韓国

昨夜は、まるで自分が試合に出たように、ドッと疲れた。

日本　対　韓国。第２ラウンド。
前回コールドで１４対２という大勝だったので、今回も勝てる！と思っていた。
ただ、大勝の次の試合、なかなか点が取れないということがよくあるので、
ほんの少し不安はあった。

まさか、不安が的中するとは・・・。
日本のピッチャーは悪くなかった。
日本の守備も良かった。（というか、韓国の走塁ミスか）
それ以上に韓国のピッチャーが良かった。

先頭打者へのフォアボールから始まって取られた１点。
「１球の重み」だなあ。

紙一重のいい試合だった、と言えばそれまでだが、めっちゃ悔しいわ。
紙一重だからこそ・・・。
イチローは「腹が立つ」って言ってた。
やってる選手の気持ちは、いかばかりか。

４番横浜ベイスターズ村田がバッターボックスに入ったとき、
「男・むらた～！ここで一発打ったら、これから全力で横浜応援するぞ～。打ってくれ～、むらた～！！」
と、手を合わせて拝んだが、残念。

９回に中継ぎで出た、巨人・山口。
先頭打者にフォアボール出して降板したが、完全に球場の雰囲気に飲み込まれたという感じだった。
巨人で大観衆の中何試合もやってる選手が、こうも自分のピッチングができないとは。
これが、国際試合のなせる業か。

試合後、すぐにアメリカへ飛び立った。
来週いよいよアメリカでの試合が始まる。

日本からパワー送るよ～。「がんばれ、日本！！！」

やったよ、イチロー！

ふと気がつくと、イチロー君が目の前で厳しい顔をしていた。
そして、バッティングの練習を続けている。
私は、そんな彼の肩をハグハグして、
「ダイジョウブ、ダイジョウブ。」とつぶやいた。

・・・ここで、目が覚めた。
今朝の夢は、こうして終わった。

あ～、もう少し夢を見ていたかったなあ。

今夜はWBC大一番の韓国戦。
７時からテレビの前で正座して、イチローが打席に立つのを待った。

１打席目は、イチローライト前ヒット！！
念願の初ヒット！！
思わず両手を上げて、「よっしゃ～！」

その後も、セーフティーバントやセンター前ヒット。
イチローらしいバッティングが戻ってきた。

く～～～、素晴らしい！
打って当たり前と言われているイチロー。
メディアの露出もファンの期待も一番。

そんなプレッシャーの中で、結果を出すイチローって
ホントにすごいわ。

５回終わって、１１対２。
もう今日は勝ちでしょう。

「今夜もイチロー君、夢に出てこないかなあ。
もし出ていたら、ハグハグじゃなくて、よくやったって、
ギュ～～～ってするのに。今夜打てたのは、もしかして私のおかげ？！」

それを聞いていた息子、「かあちゃん、キモイぞ。」

いいのだ。これで、いいのだ、キモくても。

アドレナリンがガンガン出まくる、WBCが始まった。

はばたけ、耕平クン！

３月になった。
大山の雪もまばらになり、春仕様の装い。
昨日は、高校受験の日でもあった。
さまざまな春が、近づいている。

今日は地元出身の声楽家を紹介したい。
名前は、山本耕平クン。２４歳、テノール歌手だ。
東京芸術大学を首席で卒業後、大学院で勉強しながら、
各地のコンサートやオペラなどに出演中。
昨年、「イタリア声楽コンコルソ」というコンクールでミラノ大賞を受賞し、
今年秋から、イタリアへ留学するそうだ。

息子が通っていた中学校の創立記念式典で、数曲うたった彼の姿を観たのが初めてだった。
イケメンで、声も素敵で、まっちょんは一発でファンになった。

ご両親が芸術家だった、というわけではない。
鳥取県という地、都会と比べると、音楽を学べる場所、指導者が充実しているとは言い難い。
しかし、いろんな人との出会いを糧とし、努力を重ねたからこそ、今の耕平クンがあるのだろう。

これから、世界に羽ばたく耕平クン。
どんな声楽家になっていくのか本当に楽しみだ。

耕平クンのブログがある。
「山本耕平のTotally Kohei ～テノール奮闘記！」
というタイトルで、日々のことを綴っている。
よかったら、読んでね。