謎の鳥

ネットに面白いジョークが広がっているというニュースコメントを見た。
言いたい放題サイト「2ちゃんねる」にそれはあるという。

『日本には謎の鳥がいる。その正体はわからない。
　中国からみれば、その鳥は「カモ」に見える。
　アメリカからみれば、その鳥は「チキン」に見える。
　日本国内では、その鳥は「サギ」だと思われている。
　でも鳥自身は、自分のことを「ハト」だと言い張っている。
　個人的な意見だが、あの鳥は日本の「ガン」だと思う。』


思わず、うなった。上手い！！　座布団たくさん！！

「ハト」さん、せめて「ガン」なんて言われないように頑張ってちょうだい。


少し前、「アホー鳥」なコメントする輩がいました。
私も毎日ＰＣチェックするのも面倒なので、数日前よりコメント拒否設定させていただいております。
ご了承くださいませ。

勇気リンリン

今日は診察日。先日のＣＴ検査を聞く日。

年末、近所のかかりつけ医に腹部エコーをやってもらった時に、
「肝臓の転移が１個じゃないよ。」ということを聞いていたので、肝臓転移は進んでいるのはすでにわかっていた。

前回のＣＴでは１センチが１個だったが、素人の私が見ても明らかにわかるのが２個。
それも大きくなっている。
骨も肋骨複数転移しているが、今回胸骨にもあり。
おまけに左肋骨には、骨転移による病的骨折もあり。

えぇ～～～！！骨折？？？ホンマかいな～。
ＣＴ所見を見た時はたまげたが、ワタシ的にはあんまり痛くないんだよね～。
私が鈍感なだけ？

そういえば、左側を下にして寝ると違和感があるので、右側ばかり下にして寝ていた。
ぬいぐるみをクッション代わりにして。
これからは、重いものを持ったり転んだりしないようにしないとね。

結局今回の検査は、多発性骨転移は増悪、発性肝転移、という結果だった。

ただ、前回の血液検査で腫瘍マーカーが下がっていた。
画像と血液検査の結果に、タイムラグがあると思うので、ゼローダ＋エンドキサンはもう少し続行することに。
マーカーがまた上がるようなら、次のカードを打つ準備をしなければならない。
タキソールか、トポテシンか、ＴＳ－１か、２月に保険適用されるジェムザールか、ヒスロンか・・・。


予想していたこととはいえ、やっぱり気持ちはドヨヨヨヨ～～～ン。
「こんな時には、旨いものを食べて、深呼吸。先のことはまた明日、考えよう」
と骨転移治療薬ゾメタの点滴中に考えていたとき、携帯に電話が。

電話の主は、乳がん初発の時、一緒に入院していた一番古い戦友Ｈさん。
なんというタイミングの電話なのだろう。
彼女もず～～～っと治療を続けている。私にとって先輩にあたる人だ。
彼女の電話でどれだけ勇気づけられたか。

「こうなったら、とことん付き合おうじゃないですか、病と！ガンバロウ、一人じゃないよ。」
電話の後、こんなメールまで送ってくれて、まっちょんは感謝感激の一日だった。

Ｈさん、本当にありがとう！！

「さん」と「さま」

先日病院へ行ったら、１階の待合所にドッサリたくさんのチラシが置いてあった。

「なにかしら？」と読んでみたところ、

『２月１日より患者「さま」から「さん」へ呼び方を変更します。なお会計事務は今までどおり、「さま」と呼びます』

たしか私が乳がんなりたての８年前あたりに、患者「さま」となり、
主治医と「なんか変だよね」みたいな話をした記憶がある。


なんだかな～～？？？

「さま」でも「さん」でも、どうでもいい。
だって、外来じゃあ、「９８５番さん」って番号で、名前を呼んでもらうことはあまりない。
入院すれば別だろうけど。

そんなうわべのことなんて、どうでもいい。
もっと、本質的な大事なことが、あるんじゃないの？

足立美術館

自宅から約３０分ほどのところに、足立美術館がある。
日本庭園の専門雑誌で、２年か３年連続で、第１位となった、庭園と絵画が楽しめる美術館である。

入館料も１回２０００円と高いが、６０００円払えば２年間フリーパス。
３回行けば元が取れる。
２年間、足立美術館に通えるようにと、願かけのつもりで、昨年秋にパスを購入した。

横山大観の大きな屏風絵「紅葉」。鮮やかな色と大きさに圧倒。
大観の絵の中で、一番好きな絵。

同じく秋の絵で、川端龍子「愛染」。これもいい。
湖面一面に紅葉の葉が敷き詰められ、その中をつがいのオシドリが泳ぐ絵。
たしか切手にもなっていたと記憶している。

上村松園の美人画も素敵だった。

そこに、上村松園の言葉が紹介されていた。

「神仏に祈る、という言葉があるが、何もせずに神仏に祈っていても通じない。
自分のできることを精一杯やってから、神仏に祈る、そこで初めて道も開ける。」

言葉は不確かだが、このような意味だったと記憶している。

鬱々とした気持ちでいた私は、絵とこの言葉で勇気づけられたのを覚えている。


時間の止まったような空間で、一人、庭園の景色と絵画に、身を任せてみるのもたまにはいいものだ。

寿命診断

昨日のテレビで、芸能人が人間ドッグを受けて寿命診断をするという番組がやっていた。
すべてを観たわけではないが、「おまえ、アホか」と思ったことがある。

たばこを吸い、ガバスカガバスカ食い、不摂生な生活をして、
検査結果「あと２０年とか３０年」などと言われ、マジな顔をして、青くなっている。
そんな生活で２０年、３０年もありゃ、上等。

私にも、あと２０年の時間がありゃ、万々歳よ。

ホントに、アホか！である。

そう思うのは、妬みの裏返し。

自分でわかっているだけに、余計にムカツク！！

新薬情報

日本医科大学付属病院・乳腺外科医山下先生の運営されているＨＰ「乳腺の和」を以前から拝見している。
海外の学会に積極的に参加され、新しい情報を逐次アップして下さっているので、私の貴重な情報源の一つである。

ジェムザールがいよいよ乳癌保険適用になるそうだ。
よっしゃ！！また新しい武器が増えたぞ。

さらに、ホルモン剤の新薬フルベストラントがようやく申請の段階となったそうだ。
保険適用になるには１年以上かかるので、まだまだ先は長そうだが、
長～～～く、細～～～く、しぶと～～～く生きていたら、また新しい武器が増えるだろう。


まっちょん軍曹、今日もゼローダ＆エンドキサンという武器を片手に、闘うであります。

今年は・・・

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

風邪をひいた年末年始。
クシャン！クシャン！鼻ズーズー！

風邪をひいた原因がわかった！！
風邪は「頭」からやってきたのだ。

薬のために、いまだ髪の毛が少ないワタシ。
息子曰く「カッパ」と命名されたアタマ。

首から下は布団にくるまり暖まっているのに、頭がスースー寒いのだ。
タオルで作った帽子をかぶって寝ていたが、寝返りのため帽子が脱走。

部屋に入る隙間風を頭で感じるという笑える状況・・・。
寒さには、十分気をつけましょう。


大雪で始まった今年。
今日の米子は薄日が出る天候だったのに、赤崎から東は雪模様だったようで、
夕方のニュースで鳥取の雪景色を見て驚いた。
明日も大雪に注意、と言っている。

暖冬だと長期予報では言っていたのに、けっこう寒いじゃん。
温暖化が叫ばれる今日この頃。普通に寒いとなんだか安心してしまう。

今年はオリンピックもあり、サッカーワールドカップもある。
ＴＶにかじりついて、寝不足になりそうだな～。
あ～、楽しみだな～。

昨年のＷＢＣでも、テレビに向かってどれだけ吠えて、ガッツポーズをしたことか・・・。

今年も元気にガッツポーズできるように、体調を整えておこーっと。

映画もたくさん観たいな～。
最近観たのは、「沈まぬ太陽」「南極料理人」「２０１２」。

「のだめカンタービレ」「オーシャンズ」「ゴールデンスランバー」はこれから観ておきたいなあ。
「南極料理人」でも主演を演じた堺雅人が、「ゴールデンスランバー」でも主演。
楽しみな一作だ。


楽しいことをたくさん見つけることのできる一年にしたい。