レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

至福の時~最高の野球小僧~

2009-03-24 | 日々のこと
WBC決勝トーナメント。
準決勝のアメリカ戦、そして5戦目となる決勝の韓国戦。

この2試合、最高にいい試合だった。

しびれた。

日本中、老若男女、テレビにくぎ付け。
MVPは松坂だったが、どの選手にもMVPをあげたい。

選手たちはこの戦いにすべてをかけ、
みんなその面構えが、とてもよかった。

特に印象に残ったのが、マー君と川ムネリン。

マー君の投球する背中から、にじみ出るパワーや気合いが感じられた。
この子、ホントに20歳かよ?!貫禄さえ感じる。
次のWBCには、エース格で出てくる予感がする。

しばらくベンチで控えだった川。
準決勝でラッキーボーイになった。
打席に入った川崎の顔、しょうから坊主、野球小僧そのもの。
その面構え、最高によかったよ。
試合後のインタビューで、
「今まではベンチにいたが、ベンチでも試合に出ていた。」
「明日は日本の国民のために、ビシっといきたい。」
こんなこと言った選手、今までいなかった。

前回のWBCでは、一段上にいるイチローが引っ張ってる、という印象だったが、
今回はベテランのイチロー、小笠原たちよりも、
若手や中堅の活躍が目立った。

日本野球の層の厚さを彼らは示した。

韓国チームのことも触れておきたい。
北京オリンピックの優勝でもわかるように韓国の力は証明済みだ。
今回は日本が勝ったが、その実力は紙一重。
9回ウラに同点に追いつかれた時には、もしかしたらサヨナラ負け?!かと思えるほどだった。

近くにこれだけ強いライバルがいるということ、素晴らしいことだ。
野球でも、サッカーでも、フィギュアスケートでも、
素晴らしいライバルがいるからこそ、進化がある。
切磋琢磨がレベルアップを生む。
韓国チームがいたからこそ、野球のだいご味を味わうことができた。


侍ジャパンの選手たちは、野球のだいご味、楽しさ、
一つの試合をみんなで応援する面白さを改めて教えてくれた。

感動をたくさん与えてくれて、
本当に、本当に、ありがとう!!