レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

YONAGOピンクリボンフェスタご参加ありがとう

2009-06-23 | 日々のこと
21日、YONAGOピンクリボンフェスタが開催された。
心配された天気も曇り空。梅雨特有の湿度の高い日であった。

午前中から準備をして、あっという間に開場時間。
次々と来場者が来てくれて、本当に嬉しかった。
顔見知りの人たち、久し振りに出会う人たち、
講演をされる鈴木先生の患者さんたちも多くいらっしゃったようだ。

参加者は約250名。大会議室がほぼ満員。
多すぎても、少なすぎても、心配になるがちょうどいい感じ。

映画上映前に鈴木先生の講演。
私は外から見ていたが、わかりやすく話をされていた。
鈴木先生、超かっこよかったぞ!!さっすが~~~。
司会の和田季子さんは、やり取りで話をうまく引き出されていた。こちらもさすがプロ。

映画後には、保健師さんや看護師さんが会場に入り、会場の皆さんと一緒に自己検診のやり方を実際にやってみた。
ただ聴くだけでなく、実際にやってみることも大切だ。

会場の外では、マンモ模型を置いて触ってもらったり、井上さんのメモリアルコーナーを展示したりした。
井上さんの写真を見ると、一緒に行ったイベントを思い出す。
懐かしい気持ちや悲しい気持ちが、ごちゃまぜだ。
どうだった?今回のフェスタ、見ててくれたよね。

いのこちゃん、あなたに会えて、ホントによかったよ。


アンケート結果はいずれ出てくるが、多くの人に何かを感じてもらえたことと思う。
乳がん検診受診率に少しでも貢献できると、いいなあ。

1年間、毎月集まって話し合って作ったイベントが、終わった。
医療者、製薬会社、市町村保健師、患者会の多くの皆さんと一から作り上げたイベントが、終わった。
このイベントにスタッフとして参加できたこと、本当によかった。

心地よい疲れと、達成感。
うまいビールが飲めそうだ。うひょひょひょ。

最後になったが、フェスタPRのために協力いただいた、エスプランニング砂田さん、中海テレビ上田さん、
受付をお手伝いいただいたベンチャークラブの皆さん、
参加してくれた、さくらサロン、スマイルサロンの皆さん、保健推進員の皆さん、
本当に感謝、感謝です。


たくさんの皆さんに、たくさんのありがとうを届けたい。












YONAGO ピンクリボンフェスタ2009

2009-06-21 | Weblog
YONAGO ピンクリボンフェスタ2009
~知ろう乳がん 守ろう命~

と題して、昨年に引き続き、イベントをします。


6月21日(日)13:30開場

ふれあいの里 大会議室 (入場無料)

①講演  14:00~
   『乳がん検診』はこんなにお得
      講師:鈴木喜雅 先生(米子医療センター)
      司会:和田季子さん

②映画上映(無料)14:30~
    「Mayu-ココロの星ー」

21歳で乳がんになった大原まゆさん「おっぱいの詩」(講談社)が原作。
主演は平山あや。三浦友和、浅田美代子、塩谷瞬、京野ことみ、池内博之 出演。

彼女の生き方が「希望」と「勇気」と「強さ」を贈ります。




このピンクリボンフェスタに関わり、医師、看護師、製薬会社の方、市町村の保健師、患者会といった、
いろいろな立場の人に出会った。
それぞれ皆さんがお忙しい仕事の時間をやりくりして、ボランティアで関わっておられ、
そんな皆さんを本当に尊敬している。


なぜこのようなイベントをするのか。

★一般の皆さんに、乳がんの知識を持ってもらいたい。

★乳がん検診や自己検診をして、乳がんを早期で発見してほしい。

★乳がんで命を落としてほしくない。

この3点につきます。

ぜひ、お越し下さいませ。m(_ _)m





また来年会いましょう

2009-06-19 | 日々のこと
昨日コケて負傷したところは、朝になると痛みも薄れてきたので骨には異常なさそう。
よかった。
これから雨で滑りやすくなるから、気をつけないとね。


今日の読売新聞鳥取県地方版に(読売HPにも記事あり)いのこちゃんの記事が載った。
彼女の美しい横顔写真を見ながら、昨年のピンクリボンフェスタのことを思い出した。


「また来年会いましょう」

そう彼女は閉会のあいさつをした。


あさってのフェスタ会場には、いのこちゃんの足跡コーナーを作る。
一人でも多くの人に見ていただき、何かを感じてもらいたい。





臓器移植法改正案

2009-06-18 | 日々のこと
臓器移植・・・立場によって考え方が変わる。脳死が「死」なのか、心臓死が「死」なのか。
本当に国会での議論が尽くされたのだろうか。私たち国民はこの問題をちゃんと考えていただろうか。
答えは「否」だと思う。

マスコミの取り扱いも今日の衆議院A案可決を大きく報じたが、それまでの議論の行方をきっちり報道したとは思えない。
参議院では議論の時間も内容も衆院より濃いものになることを願う。

私は記入している臓器提供カードを、2枚持っている。
1枚は私の財布に。もう1枚は主人の財布の中に。
主人も2枚のカードを持ち、1枚は本人が、もう1枚は私が持っている。

今日主人の職場でこの移植法改正案のことが話題となり、臓器提供カードを持っているのは主人だけで、
他の人たちが驚いていたという。
まだまだ浸透していないのがよくわかるエピソードだ。

夫婦で、家族で、このような問題も話す。元気なうちに。
結構大事なことだと思うよ。



今日、玄関先でコケてしまった。
右足首が「ぐにゃ」となって、腰からコンクリートに落ちたが、
一瞬のうちに、「腰と脊髄は守らねば」と思い、とっさに両手が出た。
まだ、運動神経は残っているぞ。よしよし。
でもその負担が右足にかかり、擦り傷と内出血で、あたたたた・・・。

相変わらず、どんくさいワタシだわ。とほほ。



ワールドカップアジア最終予選。日本 VS オーストラリア。

初めから終わりまで見たけど、ドイツ大会のデジャブをみているようだった。
完全に力負け。残念だけど、認めなければならない。

スポーツ新聞の見出しに「アジア以上、世界未満」とあったが、まさにそのとおり。

あと1年。もう1年。 がんばれ、ニッポン。



最近の体調

2009-06-16 | 日々のこと
相変わらず、ゼローダ+フェアストン+ゾメタで治療をしている。

頭の転移で放射線(ガンマナイフ)治療をしたが、その直後は体調がバリバリよかった。
体調がよかったというか、脳細胞がガンマナイフにびっくりした状態かな。
退院直後からバリバリ動いても疲れ知らず・・・。

あれから約2か月。
だんだん、「脳細胞ビックリ状態」から解放され、体の不調が復活してきている。
不調がずっと続くのではなく、日によって波が大きい。

あちこちの骨の痛み。体のだるさ。発熱。
夜はリスミーを飲まないと、ぐっすり感がない。
1時間ほど動くと、どっと疲れる。
横になって休むと、体が痛くて、すぐに起き上がれない。

そんなときに限って、「ピンポ~ン」と玄関チャイムがなる。
ク~~~~(泣)
痛み止めなどの置き薬を自分で調節しながら、しのぐ。

元気な時にはもっと動けていたのになあ・・・と思っても仕方がない。
わかっちゃーいるが、たまには愚痴も言いたくなる。

「無理しちゃ駄目よ」といろんな人に言ってもらい、気にかけてもらい、とてもありがたいことだと思っている。
でも、いつまで体が動くのか分からないから、つい焦って動いてしまう。
体がうまく動かないジレンマ。焦り。

心も、体も、コントロールが難しい。
多くのがん患者さんたちが、こんな思いをしているのだろうか。






NHKプロフェッショナル~聖路加病院・中村清吾先生

2009-06-16 | 日々のこと
1週間遅れで、深夜の再放送にてプロフェッショナルを観た。食い入るように・・・。

乳がん界では、超有名な先生。
1日70人の外来患者。
1年で500~700件の乳がん手術。

超多忙な聖路加病院乳がんセンターのボス。
そんな中村先生のことを患者は、「先生といると安らぐ」とか、「偉い先生にありがちなところがない」とか、
「この先生なら命を預けられる」と言っていた。
技術はもちろんのこと、医師と患者のコミュニケーションがうまくいき、病院の満足度も高いから、
「命を預けられる」というような言葉が出てくるのだろう。


「命を預けられる」と本心から思えるような医師に出会えるのは、患者冥利に尽きる。

それは、とても幸せなことだ。


中村先生の原点は、鍼灸師の父が患者と向き合う姿にあこがれ、医師を目指したことに始まる。
患者との出会いやアメリカ留学を経て、チーム医療を実現している。

プロフェッショナルとは?その問いに、中村先生は、
「自分の可能性と限界を知っていて、ほかの専門家をリスペクトできる人のこと」

チーム医療では医師の他にも様々なコメディカルも参加している。
彼らを信頼し、高めあい、コミュニケーションを密に取らなければ、チーム医療はできないと思う。
チーム医療という言葉は、最近よく聞くが、本当の意味でのチーム医療が機能している病院は、どのくらいあるのだろう。

自己触診のやり方も解説していたし、一般の人への啓発にもなった番組構成。
司会の茂木さんは、「乳がんが20人に1人」という数字に驚いていた。
これから5年後、10年後、この数字はどうなっているのだろうか・・・。














久々の憤慨

2009-06-16 | 日々のこと
神戸の高校生が新型インフルエンザにかかって、1か月余り。
5月初旬は、インフルエンザの正体がイマイチわからない部分が多かったから、マスコミも政府も国民も、超ナーバス状態。
特にマスコミは、前のめりになって報道していた。
患者が発生した高校の制服を着た生徒がいわれのない暴言を浴びせられたり、
タクシーに乗れなかったり、制服のクリーニングさえも断られたり、異常な状態だった。
やっと落ち着いてきた感があるが、生徒の心が少しは癒えたのだろうか。


鳥取県で2人目の新型インフルエンザ患者が発生した。
海外からの帰国者。
関空についた時点で39度の熱があり、検疫にひっかかったが、検査をことわったとのこと。

ええっ!!
検疫を「断る」という選択肢があっていいのか???

友人と車で帰宅し、まだ熱があったらしい。
関空でも、「病院に行く時には発熱相談センターに電話してから」と言われていたのにも関わらず、
発熱相談センターに電話せず、直接、一般の病院に行った。
おまけにマスクもせずに・・・。

検査の結果新型インフルに罹っているのが判明した。
本人は入院して治療を受けているが、大迷惑なのが、その病院のスタッフおよび、たまたま一緒に居合わせた患者、計26名。

予防でタミフルを飲む患者もいるそうだ。
他の人は、健康状態をしばらく監視することになる。
感染が広がっていないことを祈るばかりだ。

41歳の男、アホか!!!
信じられない。

あれだけ騒がれていたのも関わらず、なぜこんな軽率な行動をとったのだろうか。
病院で居合わせた患者の中には、糖尿病など疾患を持った患者がいたかもしれない。
もしうつったら、重症化する可能性もある。

この2人目の患者がいる町では、いち早く、役場の職員全員がマスク姿で仕事をしていた。
その風景がニュースで流れていた。
町民にまで、その危機感が伝わっていなかったらしい。

皮肉なものだ。

以前、医大のある外来で座って待っていたところ、すぐ後ろの若い女性がゲホゲホ咳をしていた。
暫くすると看護師がやってきて、「検査の結果インフルエンザでした。このマスクをしてください。別室へどうぞ。」といった。
その女性「ああ、よかった。」

何が「よかった」じゃ。マスクぐらいしてこいっつーの!
このバカ女のことを思い出した。










草取り

2009-06-13 | 日々のこと
今朝は草取り作業が始まる。

さわやかな風もあり、土も適度に湿っていて抜きやすい。
う~ん、いい感じ。

ほどなく、ふと先の方を見ると、テカテカ光ったハエが数匹・・・。
銀か金かと見まごうほどに光っている。

・・・ということは、猫のウ○○があるということか!!
「自分の落し物は、自分で持って帰れっちゅーの!」とボヤいてみても猫には通じず・・・。

おまけにお隣さんの大木にカラスが巣を作っているのだろうか、ギャーギャー鳴いている。
かなりやかましい。
「もう少しいい声で鳴いてみろっちゅーの!」とリクエストしてもカラスには通じず・・・。

あ~、やれやれ。草取り終わった終わった。
シャワーして、キリンフリー飲んで、「プハ~」

ほとんど、おっさん化しているワタシ。





もうすぐ9年目に

2009-06-11 | 日々のこと
2001年6月29日。乳がんの手術をした日。
もうすぐで、丸8年。
9年目に突入する。(再発後は3年目)

無治療の期間は1年弱。あとは何かしらの治療をしていた。
よく頑張ってきたよ、まっちょん。
自分で自分を褒めることにしよう。

スポーツニュース見たら、楽天のマー君が勝ち投手に。
嬉しい!!いいぞ、マー君。

野村監督いわく、
「今日のヒーローは俺やろ。なんでヒーローインタビューさせてくれないんだ。」

マー君降板の後、中継ぎ投手がふにゃふにゃ。
ピンチだったが、青山投手が踏ん張った。
その投手起用がよかった、ということか。
または、今日先発でマー君を起用したということか。

野村監督の表情は、連敗から脱出して、今日は笑顔だった。





エネルギー出力50%

2009-06-11 | 治療のこと
1か月ぶりの診察日。

なかなかいい話ができないから、病院への足取りも重い。
できるなら、病院行きたくない。

主治医が、金城たけちゃ~ん or 福山雅治 なら毎日行ってもいいぞ。

・・・なんて、子どもみたいなこと言ってても仕方ないか。

先月の骨シンチと腹部CTの検査結果、ざっくりとしか聞いてなかったから、
「画像見せて。放射線科の所見も見せて。」とお願いした。

骨シンチ、なんじゃこりゃ?!
黒いシミだらけ。
10個以上は、「いっぱい」ということでいいわ。
数えるのも面倒くさい。
所見もずら~っと書いてあるので、全部読むのもあきらめた。
ああ、いい加減な性格のワタシ。

これなら10キロの米袋持つなと言った先月の先生の言葉も納得。
「2,3キロしか持てないなんて、仕事になんないですよ~。」と先生にボヤく。
「特に気をつけないといけない骨ってあります?」と聞いたけど、これじゃ、わからないって。
よっぽどのことをしない限り、いきなり「骨、ボキッ!」はなさそう。
前兆として、痛みやしびれが出てくるってさ。
まあ、エネルギー出力50%くらいが、ちょうどいいのかもね。

腹部CTも肝臓に以前からある血管腫のほか、1cm腫瘍1個。
やれやれ。・・・ま、1個できようが2個できようが、薬の種類を変えることはあっても、治療は今まで通りのペース。

昨日TVでやってた「がんワクチン」や「免疫療法」「丸山ワクチン」の話もしてみたけど、どれもイマイチ。

・・・も~、なんだかな~(~_~;)

病状の話しても面白くないから、違う話題にしてしまう。
「今週のNHKプロフェッショナルに聖路加病院の中村先生出てましたね~。」みたいな話。
ただでさえ、乳がん患者に絶大なる知名度の中村先生。
これで、また全国各地から患者が押し寄せるよ~。
こりゃ大変。
夜中の12時超えるまで診察することもあるそうな。
待つ患者も大変だけど、先生だけじゃなく、看護師や事務員もその時間までいるということ。
皆々様、本当にお疲れ様です。

あたしゃー 食べ物屋の行列を並ぶのさえ苦手。
これだけ長い病院の待ち時間は、とても私には耐えられません。

病気したての頃は、これも聞こうあれも聞こうと、診察の前にはメモったりして肩にチカラが入ってた。
今は、腑抜けたような診察態度のワタシ。

・・・ま、これで、いいのだ。



PS:うめさん、ごぶさたでした。久しぶりに会えて嬉しかったです。