レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

南アフリカの父へ

2010-06-19 | 日々のこと
44年間生きてきた中で、新聞の全面広告を読んで、
これだけ泣けて、泣けて、泣けたことは、初めての経験だった。


2010年6月19日付26面 朝日新聞の全面広告

「南アフリカの父へ」

お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べてますか?ちゃん眠れてますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔をしている姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。

日本中の人の夢や期待を背負ったチームの監督として
ピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。

この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、
お父さんらしいと思いました。

お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。

私は知っています。だから、信じています。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。

いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。

娘より



これを打っているだけでも、また涙が出てきた。
岡田監督の娘さんのお父さんに対する気持ちが、十分すぎるほど伝わってくる。

日本代表の監督、選手、スタッフの苦労も相当なものだろうが、
トップである岡田監督のご家族の気苦労も大変なものなのだろう。


日本代表が初めてワールドカップに出ることができたフランス大会。
加茂周監督が辞任して、急きょ監督になった岡田監督。
ワールドカップに出場できたことだけでもすごいと思った。
しかし、本戦では勝てなかった。

先日、テレビコメンテーターが言っていたが、
フランス大会で勝てなかったために、岡田監督の家に卵を投げつけられたこともあったのだそうだ。

信じられない。
日本のために一生懸命闘ってきた人に、そんな仕打ちをするなんて。
サポーターでも何でもない。
私は、そんな人間を絶対許さない。

トップに立つということは、首相でも、監督でも、なんでも、「覚悟」のいることなのだ。

あと6時間ほどで、オランダ戦、キックオフ。


私も一生懸命応援します。

がんばれ、ニッポン。