やったよ、イチロー！

ふと気がつくと、イチロー君が目の前で厳しい顔をしていた。
そして、バッティングの練習を続けている。
私は、そんな彼の肩をハグハグして、
「ダイジョウブ、ダイジョウブ。」とつぶやいた。

・・・ここで、目が覚めた。
今朝の夢は、こうして終わった。

あ～、もう少し夢を見ていたかったなあ。

今夜はWBC大一番の韓国戦。
７時からテレビの前で正座して、イチローが打席に立つのを待った。

１打席目は、イチローライト前ヒット！！
念願の初ヒット！！
思わず両手を上げて、「よっしゃ～！」

その後も、セーフティーバントやセンター前ヒット。
イチローらしいバッティングが戻ってきた。

く～～～、素晴らしい！
打って当たり前と言われているイチロー。
メディアの露出もファンの期待も一番。

そんなプレッシャーの中で、結果を出すイチローって
ホントにすごいわ。

５回終わって、１１対２。
もう今日は勝ちでしょう。

「今夜もイチロー君、夢に出てこないかなあ。
もし出ていたら、ハグハグじゃなくて、よくやったって、
ギュ～～～ってするのに。今夜打てたのは、もしかして私のおかげ？！」

それを聞いていた息子、「かあちゃん、キモイぞ。」

いいのだ。これで、いいのだ、キモくても。

アドレナリンがガンガン出まくる、WBCが始まった。