聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

病院見学お待ちしています!

聖マリアンナ医科大学病院群では、いつでも医学生や研修医の皆様の病院見学を受け付けています。 聖マリアンナ医科大学病院・横浜市西部病院・川崎市立多摩病院で病院見学できます。 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターHPもしくは 臨床研修blog内の記事をお読み下さい。 お待ちしています!

後期臨床研修医募集中!

聖マリアンナ医科大学では平成26年度後期臨床研修医を募集中! 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターまでお問い合わせ下さい!

指導医日記  ~忘れてた!~

2007-01-18 22:58:19 | 指導医日記
それと一番肝心なポイント忘れてました

こんな研修ブログを書き続けている研修センターは
どこにもな~い!
これだけはちょっと嬉しくなった

きっとニュースの更新も来月からはどんどんできるようになります


よ~し!
次は指導医と研修医の処遇改善だ~(と意気込んでみる)
もちろん研修医や若いシニアレジデントの宿舎をもっと綺麗にした~い!

忘れてません!今年の目標!


指導医日記  ~少し調べてみた~

2007-01-18 22:52:33 | 指導医日記
関東地方の私立医科大学の研修プログラムを調べてみました

すべてホームページで調べてたので今年学生が見た内容です
あらためて見た感想ですが・・・・・
随分と変わってきた大学とあまり変化のない大学といろいろですネ

ホームページが重くて見るのが大変なとこもあった
遅い遅いこれじゃ疲れちゃう

一番気になったところは・・・・やっぱりマッチ率が高い施設
なぜだろう?ってそりゃ随分とゆっくり見ましたが・・・・
今一つ理由が・・・・・・・あ~マッチ率高いところはほとんど研修宿舎があったかな~

給与はあまり変わりなし
おそらく足並みそろえた感じもあるかも

研修スケジュールはみんな似てる
選択性も随分と高いし
でも我が聖マリアンナ医科大学が明らかに違うのは
研修途中での変更をきちんと明記していること
6つもの研修スケジュールをもとに選択診療科を選択できるので
まだ学生でよくわからない段階からでもきちんと研修目標を考えて選べること
しかも途中でしっかり将来を見据えて変更できること
あと研修診療科の選択においてテューターがきちんと指導していること
とにかくこの違いは大きいと感じた

あと研修内容かな~
夜間急患センターでの研修はどこも記載なし!
もちろん総合診療内科での研修も数ヶ所あったけどネ

それとそれと
指導体制の違い!
なんてたって指導医数の違い

お~と忘れちゃいけない研修評価
修了基準や研修評価について具体的なことがよくわからないとこが多い
行動評価でポートフォリオ評価を取り入れて具体的に示しているところは・・・・・・・
だからうちは高い質を誇れるのだ~!!

ただひじょ~に興味深いのはね
マッチ率が高いことが必ずしも反映してないこと
あと~母校の学生の占有率が高い施設が気になる
都内のある大学は母校卒業学生の占有率が半数なのにマッチ率が高い
ここは凄い尊敬!

それよりも一番感じたのはどこも大学のホームページがきれい
うちはちょっと検索しにくいことが気になりました

そうそうもうすぐニュース配信始めます
今テストしてますから
確認でき次第公開します
ほかの施設もやりたいんじゃないかな~って思います
だって研修医や指導医に常に最新のニュースが自動配信なんて
あまりやってないようですから
ではまた

ま~なんて素敵な

2007-01-16 20:32:47 | Weblog
まずはここをクリック
するとたちまちこんな素敵な風景が目に飛び込んでくる


さらに見てると


へ~
って
ちゃんと研修してるんだろうな~なんて感じで読んでいくと
ふむふむ・・・・・・いいじゃん
なんか読んでて充実してるのがよ~く伝わる
夜間急患でしっかり勉強しといてよかったんじゃないかな~
どうどう?
少しはうちで研修してたこともしっかり伝えてよね~
できれば個人的なブログの中でもこのブログを紹介しておいて下さいね~

メジャーに挑戦したい野球選手
欧州でプレーしてみたいサッカー選手
そして外で研修してみたい学生や研修医たち

自分がどれだけできるのか知りたい自分を試してみたい挑戦してみたい
素晴らしいかっこいいデスヨ

でもちょこっと待って
野球選手もサッカー選手も自分を評価してもらって挑戦している
マッチングとはちょっと違った評価
マッチングはその前の段階のような

ならしっかりここで研修してこれだけのものができるってものを持って
挑戦してもいいんじゃないかナ~
このポートフォリオ見てみろ!どんなもんだ~(似てる表現に留めましょうネ)!!

論文だけじゃない評価
自分がどれだけのことが出来てどれだけ考えることが出来て
ちゃんと自己評価分析出来る医師ですってこと

今日もせっせとポートフォリオ書いてる研修医たち
いいですよ~

医学生や研修医同士いろんなネットワークで情報交換してるらしい
ぜひぜひ本学もその仲間に入れて下さい
お願いします

追伸:僻地医療でしっかり研修してくるんだよ~ん
でもポートフォリオ忘れずに
あ~この写真もしっかり挟み込んでおくこと忘れずに
だって自分がこんな研修積んできたって証拠ですからネ

僻地からの連絡

2007-01-16 02:39:40 | Weblog
僻地に行っている同期から連絡が。

僻地研修のブログを書いているって!!
なんでも、回線が遅いとかでこっちには書いてないみたいだけど。

読んでみてびっくり!
本当に南国にいる!
僕が行ったのは南郷だったんだけど、南国じゃなかったぞ。
同じ南が付いても全然違う!!
写真がめちゃめちゃきれいです。

チェックしてみてください!

http://blog.livedoor.jp/ks616/?blog_id=1831449

祝!復活

2007-01-15 07:52:24 | Weblog
isaせんせ~待ってたよ~
まるで電車男の報告を待つ連中の心境

奴はどうしているんだ
うまくいっているのかって

ま~元気で研修している様子でよかった

そういえば番頭さんやブログ女王はどうしているのでしょう?
ほかの指導医だけで書いていると視点がひとつの方向だけになるのでよろしくお願いします

では皆さんお仕事頑張りましょう!

大学研修医日記 ご無沙汰してました

2007-01-15 00:28:43 | Weblog
ご無沙汰してました。
会津帰りのisaです。

散々番長に「突然やめんなよ!」と言われてしまい復活!

ちょっと弁解を。
「やめた」んじゃなくて「書いていられない」だけで…。

会津に行っていた12月分の夜間急がほとんど1月に回り、
病棟当直も普段通りにあるせいで、会津から帰ってきたら突然大変になってしまった!
1ヶ月間当直がなかったところに、
突然4連直(夜間急、当直、夜間急、当直…)は結構きつい。
振れなかったからしょうがないけれど。

別に僕はかまわないけれど、来年以降の後輩たちには
僻地研修中の夜間急は減らしてもらえたらなと思った。

さて、写真を…と思ったけど、何にもない!
せめてこれで…



小児科研修の必須アイテム。
かわいいぬいぐるみのストラップとキャラクターボールペン。
ちなみにボールペンはオオベンより授かりました。感謝!

診察前にまずあやす!
子供の心をがっちり掴んでから、いざ診察!

でもちょっと注意が!
小児科が終わったらはずすことを忘れずに!!
キャラクターまみれの男はどうみても「オタク」です。

指導医日記  ~研修医の実力~

2007-01-14 22:26:54 | 指導医日記
最近研修医の実力がついてきたと本当に感じる
夜中に自分のポートフォリオを見直す後ろ姿は
外科医であれば自分の行った手術記録を見直し次回はこうしようと思う姿にも
内科医であれば患者の診療録を片手にレントゲン写真や検査データを見直す姿にも
重なって見えます

そういえば自分が研修医であったころ先輩たちが夜中に病棟で話しあったり
ちょっとしたメモに手術の工夫したことを書いていたり解剖をイラストにして説明してくれたり
それを小耳に挟んではあとで自分のメモ帳に書き写していたな~なんて
小耳に挟む=これもポートフォリオ?なんちゃって

そうそう昔は心肺蘇生なんて
それこそ先輩たちの邪魔にならないように後ろで見ているだけだった
今は
彼ら研修医が率先してコードブルーの現場(あっ緊急時の呼び出しなんです)に
駆けつけてくるようになった
    になってきた
あとは自分でえさをとってもっと大きくなっていくんでしょうね

                        

さ~て
今後ですがもっと研修医が研修に専念できるように研修医宿舎や処遇も改善しなければ
と思っています
もちろん先輩たちや大学の協力や理解が得られるように努力していきますネ
本学の学生ももちろん他大学の学生にも注目してもらえるように
していかなければいけないですからネ

では来週はいよいよ凝縮ポートフォリオの中身を紹介していきたいと思います
お楽しみに

感想文

2007-01-12 23:07:55 | Weblog
お久しぶりです皆様
寒中お見舞い申し上げます
研修医の皆さんは冬休み期間中も随分頑張って研修している様子
すばらしい


このブログも随分と書き込みが増えていたのでびっくり
でも正直読むのが疲れたので写真をもって増やしてくれ~って思いました
ね~番長そう思いません?

学生や医学部目指している人たちにも判りやすい内容も特集してみては?
なんて勝手にすみませんね~

ところで研修医宿舎も思ったより多い希望者数
でも裏を返せばそれだけニーズがあるってことで
もっともっと改善できることは改善しちゃいましょう

ほんと他の大学ではどうなのか知りたいですね~
というより大学病院を意識するより市中研修病院を意識して
後期臨床研修プログラムを考えていくべきなんでしょうかね


とにかくたまには書き込んどかないと番長が・・・・・・
それにしてもisaせんせ~最近どうなのさ~
ファンが増えてたのに残念

指導医日記  ~初期臨床研修の課題~

2007-01-11 23:35:59 | 指導医日記
研修医の皆さん凝縮ポートフォリオできてますか?
臨床研修センターでお茶してると研修医の先生方とお話できるので
ひじょ~に楽しみです
今日も受持ち研修医が凝縮ポートフォリオ書いておきましたと笑顔で挨拶
お~観とくよって軽く挨拶
お茶している横では今日の振り返りをする先生や
凝縮ポートフォリオ書くためにいろいろ挟み込んでる先生の後ろ姿
いいですね~

さ~て今日も研修の在り方について話し合いをしてました
課題はいかに本学の特色を出した研修にするか
いかに研修医に来てもらえるような研修プログラムにするか
などなど
まだお見せはできませんがすでに平成20年度研修プログラムの骨格はできてます

え~毎年更新してるんですか?って当たり前です
もちろんそれぞれの診療科における研修内容や指導もいい方向にと
努力を惜しんではいけません

おそらく来年春には初期臨床研修も少し見直しがあるはずですが
本学が考えるところでは
研修到達目標をしっかり見直すこと
いずれは診療科ごとでなく
総合診療内科病棟と救命救急での外来診療を中心とした研修と
将来を見据えた選択診療科での研修が中心になっていくといいな~
なんて個人的には思ってますが
大学病院でこれができたらすごいでしょうけど・・・・・
だって高度な専門医療を行えるにはしっかりとした土台ですから

今日も喘息や不整脈・・・腰痛・・・頭痛・・・発熱・・・・下痢などなど
しっかり診てきたと普通の外科医の端くれです

今一番悩んでいるのは
いかにどんなにいいと思える研修プログラムでも
医学生に見てもらえない検討もしてもらえないということでしょうか
本学では今年もマッチングの説明と他の研修プログラムの見方解釈の仕方を
じっくりお話ししますけど
全国の他の医科大学の学生さんたちはどんな説明を受けてるんでしょうネ
ひじょ~に気になるところです

マッチング率だけではますます偏りが生じていく
本来の意図とは違う方向性に医学生の流れが出てくるように思うんですけど
どうなんでしょう?

昨日はひじょ~に多くの方にお読みいただいたこのブログですけど
どうか興味を持っていただけたらいろいろな方にご紹介下さい

今日もある先生からどうしたら残ってもらえるんだろうね~先生って
はっきりとお答えしました
本学の学生さんはしっかり考えてくれてます
だからマッチ率100%を維持できているんです
だから初期臨床研修は本学で2年間研修してその後自信をもって他に後期研修に行くんですと
これこそ本来あるべき姿です
ならなぜ後期臨床研修に残らないんだ?
いえいえちゃんと戻ってきてます
他を経験しておや?っと思ってかなりの数が戻ってきているんです
そうお答えしましたけど・・・・・確かにね・・・・・
数字ってものに影響されて運命を左右された教育を受けてきましたから
どうも比べちゃうんですよね

今うちの研修は数でなくてその質に注目して行動評価を取り入れた研修を行ってますけど
確かにすごく気になるのは事実・・・・・は~大人になり切れない

今日は文字ばっかり?だってちょっと真面目な文章のときは絵文字にしないで
たまにはちゃんと書きなさいって言われたもんでちょいとばっかり書きました
とにかく頑張るぞ~
これからも応援よろしくお願いします
   はははやっぱりこの方がね~

能がないのか脳が足りないのか?

2007-01-10 21:24:42 | Weblog
購読している専門雑誌の扉に似たような表題で書かれていた
その中の一部を紹介します

認定医(専門医)になってからその分野の奥深さを再認識した
とても私(筆者)にはすべて理解し記憶する能力がないことを痛感した
いったい私(筆者)の脳の記憶容量は何バイトあるんでしょうか?
・・・・・・略・・・・・・・
最近の医療事故の記事を読んで
医師は自分の専門分野以外に広い多くの知識が要求されます
今自分が専門としている分野は教科書のほんの一章節に過ぎないが
それを一生かけても理解し把握できないのではないのか?
・・・・・・略・・・・・・・
若い研修医もしくは医師の皆さんにお話ししたい
まず広くその分野を勉強して下さい
臨床医としてその分野の中でさらに専門分野を特化するときには
疑問があるときには自分一人で患者を抱え込まず
他の内科医や外科医いろんな分野の人に相談できる
医療人の歯車の一部になって下さい

研修医のころにすべてを知ることや身に付けることは難しいことです
神の手を持つ外科医の話を聞くと
あ~オレなんかもうダメじゃんなんてすぐ思っちゃいます
だから若手の医師が焦って手技に走るのも気持ちはよ~くわかります
でも今自分が行っている医療はどうだろうと思うと
少しは歯車の一部として働けているようにも思います

脳の機能をすべて使い切っているわけじゃないでしょうから
脳が足りないんじゃない

では
能がないのか?
才能はどうかわかりませんが
少なくとも現時点である程度の知識と
医療人としての適切な態度と
少なくとも診療を行うことのできる能力(ability)は
これまでのようなトレーニングによっても身に付けられるかなと思う
それでもすべてというわけにいかない
容量に限界があるでしょうから
だからこそ
医師として必要とされる能力はちょっと違うんでしょうね
もっと知りたいとかこの症例はどうすればいいだろうとか
そっと手術がうまくなりたいなんて気持ちモチベーションを維持できること
そんな能力capabilityを身に付けることが大切なんだと感じます

ここ聖マリアンナ医科大学の臨床研修では
そんな能力を身に付けられればと思ってます