医学部に入学して何になりますか?
おいおい何いってるんだ?医者だろ?って当たり前
そうなんですよ
でも・・・・・・黙って勉強してれば医者になれる訳でもない
きちんとある一定レベルの知識が求められる
これが医師国家試験
去年からどれくらいで合格したのかまで公表されるようになった
ということは医科大学には
医師国家試験に合格できる知識をもった学生を育て卒業させる義務がある
だからきちんと評価して到達すべきレベルにあるかどうかしっかり判断して
それに満たない場合はしっかり補うように指導すべき
だから試験=評価は客観的で誰もが同じように評価できることが望まれた
これがマルチプルチョイス試験
でもこれに限界があった
医師になったときにどうのように行動できるか
これが育てられるか?身に付くか?
それが実際にどのように行動できるか?身に付けられたか?
こればっかりはなかなかうまく評価できないしフィードバックできない
聖マリアンナ医科大学では研修医が自分で考えて行動できるようになるには
どのようにしたらいいか考えました
そしてポートフォリオ評価に至った
大勢の研修医におけるポートフォリオ評価の難しさを
ここ数年でかなりの経験を積んできたと思います
それは指導医の成長にもなりました
ただ指導医WSを経験しただけでなくいろんな工夫をしてきていることがわかります
たとえばホームページにおける工夫
授業における工夫
何よりも日常での研修医に対する評価や指導
だからその評価した内容をちょっと覗いてみると
いろいろなことが見えてきます
明日も指導医の評価をもとに自分たちで作った
彼らのポートフォリオを読みます
ちなみに医科大学で研修に取り入れているところは少ないみたい
関東では独協医大越谷病院くらいかな?
さてさて今年も入学試験の季節
いったいどれくらいの学生さんたちがお医者さんを目指して受験するんでしょう?
気になります