聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

病院見学お待ちしています!

聖マリアンナ医科大学病院群では、いつでも医学生や研修医の皆様の病院見学を受け付けています。 聖マリアンナ医科大学病院・横浜市西部病院・川崎市立多摩病院で病院見学できます。 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターHPもしくは 臨床研修blog内の記事をお読み下さい。 お待ちしています!

後期臨床研修医募集中!

聖マリアンナ医科大学では平成26年度後期臨床研修医を募集中! 詳しくは聖マリアンナ医科大学臨床研修センターまでお問い合わせ下さい!

は~帰ろう

2006-07-21 00:12:00 | Weblog
今日も
日本中で雨の被害が深刻です
この間なんか
病院で一時停電になって
正直びっくりするやら慌てるやら・・・・・

せんせー!!なんてコールされても
どうしようって感じで

てきぱきと対応する看護師さんたちや先輩たちの中で
がんばるぞー

多摩川はむかしよく氾濫してたって聞くけど
今は大丈夫なんて心配してます

そういえば最近☆見てないな~

太陽が出ているうちに帰れるとなんかいけないことしている気分になるって
よく先輩たち言ってたけど
そんな気分になることあるのかな~

あっそう言えば、夜間安全のために病院中施錠されてしまうけど
東館に行くのに不便なんです
呼ばれても大変
ま、仕方ないんですけど、ね

情報を選択できること ~外科研修編~

2006-07-19 16:15:51 | インタビュー
臨床指導医に聞くインタビューシリーズの記念すべき第1弾!
今日は、消化器一般外科の大坪先生に聞きました。こんにちは。

まず研修医の1日を教えて下さい

毎朝7時半には病棟で回診をしている。今、5チームがあってそれぞれが臨床指導医の認定を受けた指導医の下に指導助手数名と研修医がいる感じかな。2年目に選択してくる研修医も必ず1年目と組んで屋根瓦を意識してサポートしている。
この5チームごとに毎週月曜から金曜日まで5日間で曜日ごとに1チーム別に回診するわけ。このとき研修医がすべての患者さんのプレゼンを担当するわけだけど、そうだな、1チーム15名~多いときは25名かな。

えっそんなに多いんですか?

もちろんチームで診るわけだから一人で診察するわけじゃないよ(笑)。ここで重要なことはkey wordを3つだけで要約できること。つまり、その患者さんの病態を1つ、問題点を1つ、そして対策治療方針を1つ説明すればいい。最初はもちろんできないけど、そのうち出来るようになる。

なるほど。SNAPPSモデルもいいけどこのスタイルもいいですね。この後は?

これが15分。その後全員で当直医からの報告を受けて、その後チーム毎に回診して、その日に行なうべき処置やオーダーをすべて終わらせる。もちろん研修医も含めて、できるだけ終わらせてしまうようにしている。

医局会なんかはどうですか?

毎週月曜日の夕方に症例検討会を行なっているよ。でもこれは時間の設定ない。だって治療方針を決めるんだからじっくりみんなで話し合ってる。研修医はもちろん参加。

手術はどれくらいですか?

1日で3~4件、もちろん緊急手術もあるから、週に20件、1年で1000件を越えるかな。研修医は、チーム毎に助手で入るけど、研修医が自分で術者になることもある。もちろんそのレベルに達したらかな(笑)。1年目でもきちんと評価して判断しているけど、2年目で選択診療科で外科を選択して研修している場合は、もう少し術者として経験してもらってる。

いいですね。モチベーションも上がりそうですね。

毎月第1土曜日は休みだけど研修医以外は研究カンファレンスがあるので病院に来て勉強してるよ。指導医になっても努力は惜しまないってことかな。

わかりました。当直は本学の規程通り4回/月ですか?

もちろん。研修2年目では夜間急の研修も考慮している。

では、先生の考える『初期臨床研修における本学の外科研修』について教えて下さい。

そうだな。いつも言うことだけど、外科医になるならない関係なく、まず研修医はcommon diseaseに触れることだよ。とくに研修中は外科手技に走りがちだけどさ。まずcommon diseaseに触れて自分の限界を知ること。

自分の限界?

そうだよ。自分の限界がわかればここから先は専門医に紹介しようって判断できる。専門医との領域を見極めること。自分の中に曖昧な部分を残さないって意味さ。わかるだろ?例えば、内科研修では3~4名の患者さんをじっくり診ようって研修を行なうよね。そしてじっくり考える力をつける。この外科研修ではどうするか。臨床におけるとても多くの情報から2次元展開的に情報処理してもらうのさ。緊急度と重症度から情報の取捨選択をしてもらう。これは同時に優先度を決める力を身に付けることになる。だから、あえて15名~25名の患者さんを診てもらう。

なるほど。研修医に経験学習の中で情報の取捨選択か~、これは身に付くし、納得できますね。

もちろん。終始メンタルな部分で負荷がかかってないか見守ってる。この間も、これは雰囲気悪いぞっで研修医がいたから、臨床指導医と一緒に面談してまるまる週末休みにしたよ。やっぱりこの配慮が一番気を使うかな。

ポートフォリオも役立ってますか?

チーム毎の評価には役立ってるんじゃないかな(笑)。情報の取捨選択にもっと使っているといいけど、そう思うだろ?(笑)

はい。では『後期研修』についても教えて下さい。

大学院や任期付助手については外科系全体の研修プログラムがあるので参考にして欲しいかな。とにかく、後期研修になったら『手に職つける』ことを意識して指導しているつもり。
今考えているのは、女医さん向けの『レディースプログラム』。真剣に考えてる。やっぱりなかなか胃ガンの切れる女医さんを育てるのはいろいろな面で難しいかも知れない。でもここで4年間研修すればきちんと急性腹症に対応できて、非侵襲的な検査手技は身に付けられて、手術も一通りできるようになってもらう。胃の手術を行なったことがあると言えるようにしたい。

よくわかります。

あともう一つは、臨床医としてチーム医療における自分の役割をきちんと担えるようになって欲しい。外科はチーム医療だろ。例えば栄養管理のNSTもそうだけど。医師だけでなく薬剤師さんや栄養士さんをふくめた多職種の集まりなわけで、その中でマネージャーとしての役割を身につけて欲しい。いつも臨床研修センターが説明しているRIMEモデルは専門医になる上にもあると感じているよ。

2ヶ月の初期臨床研修だけでなく、後期研修までお話しが聞けてよかったです。有り難うございました。


本当はもっと長く書きたいのですが、これでも十分に長いので終わりにします。できるかぎり忠実に表現したつもりですが多少誤解していたらすみません。
ご意見ご質問は臨床研修センターまでお寄せ下さい。では。

研修日記 悩める研修医と呼ばれて

2006-07-18 19:23:15 | Weblog
はじめて書き込みます。
突然、某臨床研修センターの指導医につかまりました
インタビューされたので答えていたら自分で書かない?って言われて
書いてます。

今日は救命での研修ライフをお届けします

ここの研修システムはまず自分でしっかり研修目標を立てるところから始まります。私の場合、早めに救命で手技を含めて研修しようと思い、スケジュールを立てました。

えーとまずわたしの一日をご紹介します。

朝6時起床。大人の女性は何かと朝忙しいのです。
朝7時には家を出ます。家は急行の止まる駅の近くで一人暮らし。給与だけでは厳しいので援助してもらってます。あ・・・親ですヨもちろん
朝7時半には病院へ。研修センターに顔を出してから救命センターへ行きます。

朝8時からまずやるのは、研修医同士の申し送りから。必ず朝皆で申し送りをします。
研修は、2交代制。日勤は朝8時から夜8時まで。夜勤は夜8時から朝8時まで。
月に10日づつ、日勤と夜勤があります。土日は働くと翌日休み。
この他にお休みはきちんと週2日まるまる休みです。これはかなり大きなポイントです。

申し送りでまずプレゼンテーション能力が試されます。かなり厳しいかも・・・・

救命での研修は外来での初療(あ、つまり初めて受診される患者さんを診るということ)のみ。
最初は緊張したけど、今はかなり慣れました
だいたい、軽い症状の患者さんは今は一人で診療します。頭痛、腰痛、腹痛などなど。経験すべき疾患はきちんと経験できてます。もちろんいつも指導医の先生がうしろで目を光らせています。あ・・・温かく見守って下さってます(笑)

重症な患者さんの時はチーム医療です。まさに戦場
邪魔しないようにでも、チームの一員として働いてます。一仕事終わると皆で反省。
これがここでの研修の一番のポイント。すぐにフィードバックされます。ほかの研修病院ではどうかわからないけど、少なくともここではすぐにフィードバックされるので、すぐに次の患者さんでの対応を聞かれます。だからすぐに役立つ感じ。
夜間急患センターでひとりで診察するようになるのは、2年目の研修から。これもうれしいもちろんしっかりとしたサポートがあることも観ていてわかります。今から楽しみです。

外来は来るときは来るし、来ないときは来ない。来ないと言っても、そうですね1日3人は初診患者さんを自分だけで経験してます。これを振り返るだけでも大変。もちろんこの他に他の研修医の仲間の患者さんの処置は手伝うから、暇な時間はないって感じですね。

夜8時に申し送りをすれば帰宅。
家に帰るのが9時ごろ。疲れてると外食。気合い入れて自炊するともう就寝。

休みは何してるかな~・・・・寝てる勉強しろって怒られました

最後にコメント書けと言われてので

とにかく楽しいの一言です。
まず指導医の先生が非常に熱心。他の研修診療科も物凄い熱心。とくにポートフォリオでまず診療科ごとにその科で何を学びたいか書いて指導医に見せないと始まらない。最初はとにかく嫌でしたけど、だって面倒くさいしって思ってました
ところが、これは書くと全然違う。だってその先生毎に対応が違うわけですから。もちろん研修終了時には感想を書く。そうすると何が出来たかすぐにわかる。次につながっている研修だと思います。強制的に言わされてないですヨ。
ほんとにすぐにフィードバックされるのは自信になります。
それと手技も学べる。静脈ルート確保するにもきちんと指導されます。
ほんと1年目でも救命で初診がまかされるだけでもすごいと思います。女医さんも関係なく働けるので安心。
なぜ悩める研修医か・・・いろいろ躊躇してしまうじゃないですか、それで悩める研修医と呼ばれてます(う、これでばれるかも)

そうですね、強いて改善して欲しいことを言うと・・・・
白衣が女性用になっていない。大きいんですよ全部。もう少しサイズ小さいのが欲しい。
お願いします。

初期臨床研修合同説明会 by isa

2006-07-18 00:35:07 | Weblog
一日遅れになったけど・・・
レジナビ主催の初期臨床研修合同説明会(漢字ばっか)へ行ってきました。

規模が自分たちのときよりずっと大きくなっていてびっくり!
それと、『マッチング』自体が自分たちのときよりも定着してきている印象でした。
説明するほうも少し慣れてきた感じ。

後期研修説明会のときのような、
「他科研修?まあ適宜にね」なんて回答は全然ない。
(初期は国が言っている制度だから当然と言えば当然だけど)

ブースに見に来てくれたみなさんありがとうございました。

参考になる話ができたか、少々心配。

1,2次救急の『夜間急患センター』の研修があったり、
(合う合わないがちょっとあるけど)ポートフォリオがあったりと特徴はあって、大学病院の研修プログラムとしてはなかなかいいんではないか?と思う。

是非是非研修候補のひとつに。

新企画

2006-07-17 18:09:23 | お知らせ
研修医の研修生活をお届けするこのブログ
今週から新企画でお届けします

まずは
毎週研修診療科の紹介をしていくインタビュー企画
研修診療科の部長やちょっと有名な指導医など
研修医への意見やその研修診療科の特色なども踏まえて
紹介するもの
これまでの指導医評価をもとに質問してみたり
研修医の意見をかわりにお伝えしたいと思ってます


そして
もうひとつは
その日偶然廊下であった研修医の愚痴・意見を紹介する
インタビュー企画
題して
突撃隣の研修医
・・・・・・
ま、題はどうでもいいんですが
ときには
研修医の1日を追ってご紹介していきます

お楽しみに

研修病院はどう選ぶ?

2006-07-16 23:32:55 | 指導医日記
マッチングのための研修病院選び
う~ん
多くの研修病院の中から自分にあった研修病院を選んでマッチング
どちらが正しい表現かはさておき

感じたこと
まず
初期臨床研修で大切なことは
社会のニーズに応えてこの研修システムが始まったこと
だから
研修到達目標をしっかり修得して研修を終えることです
知識だけでなく
患者の気持ちに共感できる態度を身に付けること
手術手技や小外科手技だけでない見極める力を
身に付けること
何よりも医師として患者の診療に対する期待ニーズに
しっかりと応えられるようにこの2年間でなること
だから
2年間の研修でどのようになるのか
その病院でどんな研修でどんな医師になるのか見極めることです

つまり
どの研修診療科では研修目標のどんな項目が修得できるのか聞いて欲しい!
こんなスケジュールでいつの時期にどんな研修項目を修得できるのか?
もし体調を崩したり精神的につらくなったらどうするるのか?
もし研修修了できなかったらどうなるのか?
初めて逢った医学生にキミならできるよって言葉は信用できるのかな?

今日
説明会に研修を終えて駆けつけてくれた研修医の皆さん
本当にありがとう

君たちのナマの声はきっと届いていたと思います

明日からまたがんばって研修していこう ネ

医学生の気持ちに答えたい

2006-07-16 23:14:53 | 指導医日記
今日は初期臨床研修の合同説明会が東京ビックサイトで開かれました
例年になく多くの医学生が参加していた感じでした

そこで
本学の研修プログラムもご紹介してきた訳ですが・・・・
感じたこと・・・・

うちには
ここで学ぼう研修しようと全国から応募してくれる研修医のために
一日も早く研修宿舎を用意すべきだ~

給与面では決していいとは言えない
でも
研修プログラムそのものは自信があって
全国から応募してきてもらえるのは非常に光栄だ
だ・か・ら
安い賃貸料で宿舎を提供できればと強く強く感じました
なので
医学生の期待に答えた~い

今日
聖マリアンナ医科大学のブースに訪れて下さった医学生の皆様
ぜひぜひお待ちしてます

もっともっとよりよい環境にしていきたいと思っています
ぜひぜひご意見をお寄せ下さい
rinsho-kenshu@marianna-u.ac.jpまで

あと百聞は一見にしかず
ぜひぜひ病院見学においで下さい

暑いですね~

2006-07-15 10:51:07 | Weblog
今日は見事に
暑いです

点滴するのに粘っていたら
汗びっしょり

納涼会みんな行くのかな~?って思ってたら
isaくんがひとりで3人分の枠に名前書いてた
幹事さんは大変だ・・・・
大丈夫みんな行くと思うから・・・・・ネ

楽しく学ぶ

2006-07-14 15:37:31 | プログラム解説
とにかく研修医も指導医も忙しい
ゆっくりお勉強なんて出来ないのは当たり前
だからこそ自分のペースで確実に身に付く学習法は理想的
そこで
聖マリアンナ医科大学は考えました
お~e-learningがあるではないか
もちろん世の中にはいろいろな工夫を凝らしたコンテンツがいっぱいあります
で・も・・・
短時間に学習できること
しかも病棟でもどこでもアクセスできて
すぐに振り返ることが可能って内容のものはなかなかなかったのでは?
ですから
すぐにアクセスできて
自分のペースで学んですぐに振り返ることができるのが本学の特徴

コンテンツはさまざま
学んだ内容はテストですぐに確認できます
もちろん
合格するまで次には進みません
勉強の進捗状況も本が開いているか閉じているかですぐにわかっちゃうのです
ごまかせないってことですね

例えばシリンジポンプや呼吸器などの医療機器の取扱いや
医療過誤や医薬品情報など研修医も指導医にも徹底したい内容は
これでアクセスしてもらってしっかり学んでもらいましょうってこと

どうですか?
こんなところにも忙しい研修医や指導医に配慮した教育的ツールがあふれてます

産婦人科研修 by K 注)ながいっす

2006-07-14 01:04:36 | Weblog
国家試験の中で、勉強した割に点を取りづらく、なおかつ忘れる速さに関しても定評のある産婦人科。
今回はその産婦人科研修をぽろりと。

小児科を優先したため、初期研修の中ではわずか一ヶ月の研修。(選択と上手く組み合わせれば最大6ヶ月までいけますが)

しかも、よ~く考えると、産☆婦人科なわけで、消化器・肝臓内科よろしく、実は2つの診療の軸を持った科なわけです。光GENJIみたいです。

さてさて、ともすれば「ちょっと雑用のできるお客さん」、「晩ご飯食べたら皿洗ってから帰るヨネスケ」みたいな、病棟にとっては来て欲しいのか来て欲しくないのかよくわからない存在になりかねない一ヶ月研修です。

実際のところ、一ヶ月の研修でその科の基本的な技能や知識を習得することは不可能です。そんでもって科の特有のルールや用語を覚えるだけでも結構時間かかるし。

分娩前に「○○さんはベッケンだ」と言われたときに「○○さんは別件(逮捕)」以外に変換候補がないうちは産婦人科スタートラインに立ててないどころかむしろ逆走。誤認逮捕である。

去年産婦人科回ってたら限りなく空気みたいな存在になってただろうなぁと。
じゃあ今は違うのかというと、やや濃い目の空気みたいなときもあれば、時には治療に対して生意気にも意見を言わせてもらっている。

まがりなりにも12ヶ月の研修を終えてきた成果のひとつかなと。
最大3ヶ月、最短2ヶ月で計6診療科をローテートしてきた実績が、病棟のシステム、仕事の流れを掴み、一番力のある看護師を即座に見分ける力(かなり大事)を養ってくれた!

去年はそれらをつかむのにほぼ一ヶ月かかり、それだけで研修の3分の1や半分くらいを費やしてしまっていたが、今回は約1週間で掴んでしまった!(気がする)
プラスアルファ、下地にある内科・外科その他諸々の知識は研修医レベルであっても必要とされることがある。
感染症を疑う場合の血液培養のより正確な採血法。大腸内視鏡前に必要な前処置。
妊婦に生じた地図状舌炎の鑑別などなど。
産婦人科では頻度の低い検査や疾患に対しても、自信を持って指示や鑑別をあげることが、スタッフの皆さんへの数少ない恩返しである。
妊婦を対象に診療するという特殊性から、患者サイドから研修医が敬遠されがちな産婦人科だが、すこしでも研修しやすくという配慮から名札に貼るようにと「産婦人科」とかかれたシールをいただいた。

研修に対する配慮におもわず涙腺が緩んだけど「貼ったら入局!」の台詞でまた締まった。でも貼りました(笑)

一ヶ月の研修では中で実技的なことでできることは非常に少ないだろうけど、産婦人科以外の科を志望する研修医にとって、いかにこの一ヶ月の研修が重要になるか。
結局のところは自分しだい。
女性の腹痛を見たときに骨盤内腹膜炎を疑えるか?内診で圧痛をとれるか?クラミジアを調べられるか?
もう研修の3分の1くらい終わってしまったけど、まだまだ盗んでいきます!
給料泥棒って言われないようがんばります!
内科医にとってはなるべくなら避けて通りたい妊婦の診療を、この一ヶ月の経験をベースにがんばってみたいと思うわけで。


と、話が合格体験記みたいに堅くなったので閑話休題。ってか、なげぇ


病棟では新生児たちが同時多発テロ状態である。
一人あやしては寝かせ、また一人が泣いてはあやす。そんで落ち着くとさっきの子。
またまたあやすと今度は2人一斉攻撃。

たまりません。(*ノェノ)
かわいくてたまりません。

結局のところ、肝心な時におっぱいのでない男は無力なんです。

おっぱいが出ないので泣きやますことができないねと冗談交じりにゆうと
看護師さんから

「先生、吸わせてみれば?なんか出るかもよ?」

と挑発(?)もとい冗談が飛び交ったので、



「吸わせてもセファメジンしか出ないです。」

と返しました。それはそれで便利。長くてすんません。


豆知識
ベッケン→Beckenendlage(胎. 児の骨盤 ベッケン位)
国試的に言うところの骨盤位・すなわち「逆子」