最近ポートフォリオを研修評価に用いるところが増えてきているいいことだ
でも大切なポイントを忘れないようにしないと活用しきれない
まずなんでもいい自分の成長を確認できるようなものは何でもためておく
これが元ポートフォリオここで終わるのは単なる資料ファイルと変わらない重要なポイント
1自分で並び替えて見やすくする?
→見直すときにわかりやすく 手術記録や麻酔チャート、学会発表用の資料、
文献も全部入れておくここで自分なりにまとめのファイルを作るこれによって
いくつもの資料からひとつのことを見直すことになる重要なポイント
2自分なりにまとめファイルを作る?
→まとめファイルだけ別にするのもいい
集めた資料は必ず出典はどこかわかること
エビデンスの質も重要ほかの研修医や先輩医師のコメントも重要
自分を客観的に見直すこと評価できることができる重要なポイント
3自分を俯瞰して見直し凝縮したファイルにする?
→これ凝縮ファイル もちろんこれらのポートフォリオは共有できることが望ましい
本学のポートフォリオはみんなで見ることができる
患者サマリーから教育プログラム参加記録まで全部入っているから
指導医が見直すとすべてがわかる
何を経験したかというよりそれをどのように経験したのかまで見えてくる
指導医は見たことがわかるようにサインを残す研修医にはこれも大切なメッセージ
こうして2年間の足跡を残していくこのポートフォリオをもって後期研修に行けば
どうやって研修したか何ができるのかもしっかりわかる
本学では臨床指導医には指導用のポイントがしっかりつまった携帯用ポケット判研修プログラムもあるし
研修医の評価表もオリジナルのものがいっぱい
これだけでも一見の価値あり