かみさん日記

平凡な暮らしですが毎日同じでないから面白い。
年寄りの他愛ない日常を綴っています。   

「沈まぬ太陽」

2011-08-16 | Weblog
 数年前に読んだ本だが、山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読み返した。
 御巣鷹山の航空機事故を取り上げた話で生々しさが伝わってくる。

 お盆の時期には必ず報道される事故だが520名が亡くなっている。
 私は直接関わりはないが、犠牲者の無念さは想像すると胸が痛む。

 遺族の苦しみ、あの日を境に人生が狂った人も多いに違いない。
 テレビで見たヘリコプターでの生存者の救出模様は記憶に新しい。

 正義感の強い主人公が会社に翻弄される話、信じがたい事ばかり。
 そんな事がまかり通っているの?政財界への不審と怒りを感じる。

 きれい事では収まらない複雑怪奇な世の中らしいが認めたくない。
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2 コメント

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憶えています (みこ)
2011-08-16 22:35:41
本当に衝撃的な事故でした。
あの日 第一報のニュースからその後まで、目が離せなかったのを憶えています。
それまで国内では大きな事故がなかったのでまさかと誰しも思いましたよね。
あの事故にはいろんなドラマがあったと思います。
幼なじみのお兄さんは偶然あの飛行機をキャンセルした人です。
仕事の都合で急に新幹線での移動を命じられ命拾いをしました。
たくさんの人が亡くなり心痛はありますが、
知人が命拾いをしたことには胸をなでおろしました。

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みこさんへ (かみさん)
2011-08-17 13:02:24
身近にそんな方がいらしゃったとは…良かったですね。
あれ以来、飛行機は怖いから嫌いと言う人は多いですね。
私も搭乗の折は目をつぶっています。慣れるなんて事はないです。

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