ワインのコルクが抜けなくて悪戦苦闘している亭主。
「無理やり抜こうとするから駄目なのよ」じれったくて私が引き取った。
「コルクを穴だらけにして…あきらめたら?」私は意地悪を言う。
「高いんだよ。勿体無いじゃない!」情けなさそうに見守る亭主。
「飲むなって事よ!」私はじらしながら作業する。
「ああ!コルクが半分ちょん切れた、ワインの中に落ちたよ!」
ラムネみたいに瓶の途中に引っかかったが何とか開いた。
亭主は待ちかねてグラスに注いだ。小さなコルクの切れ端が浮いている。
ムードなんてありゃしない。亭主には焼酎がお似合いのようだ。

「無理やり抜こうとするから駄目なのよ」じれったくて私が引き取った。
「コルクを穴だらけにして…あきらめたら?」私は意地悪を言う。
「高いんだよ。勿体無いじゃない!」情けなさそうに見守る亭主。
「飲むなって事よ!」私はじらしながら作業する。
「ああ!コルクが半分ちょん切れた、ワインの中に落ちたよ!」
ラムネみたいに瓶の途中に引っかかったが何とか開いた。
亭主は待ちかねてグラスに注いだ。小さなコルクの切れ端が浮いている。
ムードなんてありゃしない。亭主には焼酎がお似合いのようだ。
