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生きるために大切なメッセージ&日々の出来事

人間模様ならぬ“猛獣模様”

2017-02-06 11:25:20 | 旅行&スポット

3日、節分の日。
宇都宮動物園に行ってきました。

もう何度も訪れていますが、年が明けてからは、初めて。

お目当ては、もちろん“トラ”たちです。
アムールトラの「チグ」「アズサ」、ホワイトタイガーの「アース」。
特に、いちばんは、エサやりのときに見せてくれる、チグちゃんの“ジャンプ”です。

この日も、朝早く家を出発し、無事に「猛獣のエサやりチケット」をゲットしました。

アズサちゃんは、エサやりの“お肉”には、まだあずかれません。
様子をみて追い追い…ということです。

エサやりの時間。

ライオン、ホワイトライオンの仔ライオン、チグちゃんの中から選べるのですが、私たち夫婦は、もちろんチグちゃん。

期待を込めて、その瞬間を待ちます。

飼育員さんによれば、チグちゃんは食べ物にあまり執着しておらず、それよりは“触ってほしい”と甘えが先にたつようです。
飼育員さんに甘えだしてしまうと、ジャンプ見たさにエサを高い所に掲げても、なかなか食いつかなかったりします。

それでも、飼育員さんの誘導で、いったん目標を定めると、やはり、すばらしいジャンプを見せてくれました。
エサやりは、一人2回できるので、いつかは、チグちゃんとアズサちゃんに1回ずつあげられたらうれしいです。

この日、もう一つ、お目当てがありました。

飼育員さんのブログを読み、猛獣同士の関係をちょっと見たいと思っていました。

アースは、獣舎が単独で、ほかの動物を気にすることもなく、自由きままです。

▲マイペースなアース

チグちゃんとアズサちゃんは獣舎が隣り合わせ。
メス同士ということもあり、微妙な“トラ模様”が展開されているようです。
そこに、メスライオンの「オーブ」が加わり、興味は尽きません。

猛獣舎は、チグちゃんをはさんで向かって右がアズサちゃん、左がオーブのいるライオンの獣舎です。(ライオンは3頭の家族が、一つの獣舎にいます)

こちらでは、獣舎と獣舎の境が、すべて壁ではなく、2m程から上は鉄格子になっています。
また、壁の奥の下の部分には、小さい鉄格子がはまっていて、そこから隣りが見える構造になっています。

飼育員さんのお話やブログによると、アズサちゃんはチグちゃんにとても興味をもっているようです。

確かに、身体を目いっぱい伸ばして、チグちゃんの獣舎を上からのぞき込んだり、下の鉄格子からチグちゃんをのぞいたりしています。
それに、チグちゃんにいつでもあいさつを欠かさないのだとか。
でも、チグちゃんはアズサちゃんに「シャー」と威嚇してしまうようで。

▲お隣りのチグちゃんの様子をうかがうアズサちゃん


▲アズサちゃん&肉球

飼育員さんが言うには、アズサちゃんはお母さんトラが育てたトラで、チグちゃんは人間が育てたトラ。
その違いだということです。
人間に育てられたチグちゃんは、人が大好きな分、同じトラに対しては身構えてしまうのでしょうか…。

でも、アズサちゃん側の壁の辺りを行ったり来たりしているし、下の鉄格子からアズサちゃんをのぞいているときもあるようで。
チグちゃんの本当の気持ちはわかりませんが、アズサちゃんへの威嚇がなくなればいいなと思います。
 ◀アズサちゃんが気になる!?


▲チグちゃん&“ウンチ” (きれいな黄色。金運がアップしそう)

そして、メスライオンのオーブが登場します。
飼育員さんのブログによると、チグちゃんはオーブが好きだとか。
オーブの気持ちはわかりませんが、どちらも下の鉄格子から、相手の様子をうかがっていたりします。

▲オーブ(左)とチグちゃん。お互い、気になる存在。

のぞこうと思えば相手をのぞける造りですから、隣りが気になるのもうなずけますね。
獣舎間の鉄格子、特に下の鉄格子では、様々な動物同士のお見合いが繰り広げられているようです。

それにしても、ここの猛獣たちは、身体を伸ばして、上から相手をよくのぞき込んでいます。
見ていると、なんだかおもしろいです。

▲隣のホワイトライオン(仔ライオン)2頭をのぞき込むオーブ

今後も、この3頭から目が離せません。

この日、こちらでは、サル山で、“節分の豆まき”が行われました。
飼育員さんがのお面を着け、登場!
お子さんたちも大喜びで、大盛況でした。

▲走り回って豆を拾うおサルさんたち

その時、参加者全員に“お守り”が配られました。
「ゾウ」の“うんち”で作ったものだそうです。
ゾウのうんちを細かくほぐし、紙漉きのようにして繊維を抽出し、紙を作るとのこと。

この動物園にいる「宮子」というゾウのうんち100%の紙で作られた、ここでしか手に入らない貴重な“お守り”。
いくつか種類があって、私は「健康」、主人は「金運」を選びました。

▲左が主人、右が私。ほんわかして、かわいい

今回は、おみやげを買いました。
前から欲しかったもので、トラの「ティッシュケースカバー」です。
以前に来たときは、ホワイトタイガーのものしかなかったのですが、黄色いトラのものがあったので、買ってしまいました。

トラのグッズというと、かわいく作ろうとするせいか、トラからはかけ離れたものがほとんどですが、これは、本物に近い感じで、即決めでした。
用もないのに、一日に何度もながめています。

この動物園には毎日でも来たいところですが、また行ける日を楽しみにして、それまでは、これで“トラ”を堪能します。