
伊坂幸太郎の、4編からなる短編集。
4編目のポテチが、いかにも伊坂ワールド満載で面白かった^^v
ポテトチップスが重要な役目をするわけでも何でもないが、主人公の2人が美味しそうに食べている。
作者の温かさが良く出ていて、言葉遣いも現代風で楽しい。
ここに登場する母親の性格はいいなぁ!さっぱりしていて、こうありたいな^^
フィッシュストーリーは考え方が2世代に渡っている事と、ロックバンドの歌詞が引用されてそれぞれの場面が面白い。
伊坂幸太郎の本を相当数読んでいるから、各短編の登場人物が[重力ピエロ」「ラッシュライフ」「あるキング」「SOSの猿」にも出てきている、と思う。
フィッシュストーリーは2007年の作品で、「あるキング」「SOSの猿」は2008年の作品だから・・・??
フィッシュストーリーとポテチが映画化されているので、DVDをリクエストしようとツタヤのマイページを見たら、もうリクエストしていた。記憶にないけど><;