goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のこと

可もなく不可もなく

『アヒルと鴨のコインロッカー』-伊坂 幸太郎-

2011-10-25 12:40:57 | 映画DVD&本
伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』を映画で見て、本を読んで、中身の濃い小説を書く人だなあ~と思っていた。

彼の本なら何でもいいかな~と思って、PCで図書館所蔵の中で検索してみた。

あいうえお順に出てくるから、先ずはあ行のこの本『アヒルと鴨のコインロッカー』

第25回吉川栄治文学新人賞を受賞している。



物語を進めていく内の1人がブータンから来た留学生。

最近、TVニュースでブータン王国の事を聞いた。国民の幸福度が90%(幸福を感じている人)で世界で1番だとか言ってましたが、それがニュースではなく国王が結婚をしたという事がメインの内容でした。でも、国民の幸福量とか幸福度という事がとても印象的でしたね!



最初に出てくる大学生の現在と、2年前に起こった様々な事が私という表現で語られていく。(カットバック形式と言うそうです)

2年前に起こった事にブータンの留学生を含めて3人が絡んでいるが、現在に現実に出てくるのは1人。
そして、2年前の出来事はペット殺しが・・・・・

そこが怖くて、このまま読もうか??と最後のページの方を覗いてみたり、でも受賞してる作品だから文学的要素があるんだろうから・・・とドキドキしながら読んでいた。

息子が「この映画(DVD)を見たよ、これ暴力的でもあるし読む事ないよ!よっぽど時間つぶしならいいけど・・」との事><

でも、あっという間に読んでしまった!良い本でした!余韻も良い本でした^^


でもDVDは見るつもりはない^^;




コメント (2)