プロコフィエフの日本滞在日記

1918年、ロシアの若き天才作曲家が、大正期のニッポンで過ごした日々

プロコフィエフ短編集

2008-08-24 | プロコフィエフ短編
かねてからご紹介しているプロコフィエフの短編集ですが、本国ロシアでもあまり出回っていないようで、昨年サンクト・ペテルブルグの大型書店を訪ねた時も見つからず、「ロシアのアマゾン」OZONで検索しても見当たりません。原書をお持ちのロシア人研究者は、モスクワの出版社を直接訪ねて入手したもようです。いったいどこで売られているのでしょう??

この本のデザインがなかなか素敵。黒表紙に白い帯。変形のコンパクトサイズで、本というより手帳のよう。装丁とイラストを担当したデザイナー、アレクサンドル・ヴァーシン氏のサイトで、表紙のほか本文中のイラスト何点かが見られます。こちらをクリック!

≪本書のデータ≫
ISBN5-85285-640-1
Сергей Сергеевич Прокофьев. Рассказы
セルゲイ・セルゲイヴィチ・プロコフィエフ『短編集』
テキスト編纂:アラ・ブレタニツカヤ
編集:A.L. ブレタニツカヤ
挿絵:A.A.ヴァーシン
レイアウト・製版:E.A.ヴァロノワ
校正:N.N.アレクセーンコワ

用紙70×100/32
発行部数10000部
出版番号10677
契約価格
Издательский Дом Композитор
出版社『カンパジートル(作曲家)』
103006 モスクワ、K-6、サドーヴァヤ・トリウムファルナヤ通り、14-12

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5 コメント

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ブログのリンクのことで (音の台所)
2008-12-23 22:01:27
はじめまして。昨日、わたしのブログからリンクを張らせていただきました。2009年3月20日に杉並公会堂全館で行われる予定の「春休み オーケストラ探検『ピーターと狼』の巻」の企画に関わっていまして、主催者である日本フィルのエデュケーション・チームのブログ「杉並日記」と並行して立ち上げたブログ「音の台所ひきだし日記」です。
本体の「杉並日記」がメインディッシュなら、わたしの方はサイドディッシュ的な話題をひろいつつ、プロコフィエフのこと、「ピーターと狼」のこと、ロシアの音楽のこと、絵本のこととか、いろんな話題をアップして行こうと思っています。
ひょんなことからこちらのブログを知り、しばらく前から拝見してました。これからも時々おじゃましようと思います。よろしくお願いします。
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はじめまして! (訳者)
2008-12-25 15:08:25
リンクありがとうございます!
以前にパルクさんからお話をうかがっております。
杉並公会堂の企画、面白そうですね。
折りを見てぜひご紹介させてくださいませ。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします!
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「ピーターと狼」 (音の台所)
2008-12-25 23:53:09
現在翻訳されている本はいつごろ出版されるのでしょう?
「ピーターと狼」は、かわいらしいお話と思える一方で、結末はきびしく、ず~っと(子どものころから)不思議に思っていたのですが、「毒キノコのお話」をことを読んで、なんとなくプロコの世界がうっすらと見えてきたような気がします。
それにしても、短編集がいつ読めるのだろう...... と、思ったりして。
クリスマス・シーズンにパルクさんに一度は行きたいと思っていたのですけど、行けず終い。ざんねん。

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短編集 (訳者)
2008-12-26 11:29:12
短編集の出版はほぼ決まっているのですが、まだ出版時期が確定していなくて、大々的にお知らせできない状況です。なので3月の「ピーターと狼」には間に合わなくて残念なのですが、何かプロコがらみの催しとコラボできたらいいな、と思っています。お知恵拝借することもあるかもしれませんが、今後ともどうぞよろしく!
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よいお年を (音の台所)
2008-12-29 17:07:16
ほんとに連動できたら面白いだろうなと思います。
小説と音楽、読むことと聴くこと、入口はちがっても、きっと好奇心の共通するところがあると思います。
出版楽しみにしています。そして、いつかどこかでお会いできる日も楽しみに。どうぞよいお年をお迎えください。
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