プロコフィエフの日本滞在日記

1918年、ロシアの若き天才作曲家が、大正期のニッポンで過ごした日々

ひき続き翻訳中

2006-07-13 | プロコフィエフ短編
過日の先生とはまた別の、ロシア史研究家のN・Y先生に翻訳の終わった短編小説を読んでいただいたところ、「大変興味深い文学作品。傑作です」とのお言葉。なんとしてでも、なんらかの形で皆さんに読んでいただけるよう、善処したいものです!

さて、『許しがたい情熱』は、どうやら日本滞在中に書いた4作のうちでは、最もプロコフィエフ的な作品といえそうです。ちょっとひねくれた人間観察や音楽的な言い回し……。ネタバレになるのであまり書けませんが、これが未完の作とは惜しい限りです。