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プロコフィエフの日本滞在日記

1918年、ロシアの若き天才作曲家が、大正期のニッポンで過ごした日々

戦艦朝日とオリョール号

1918-05-27 | 日本滞在記
1918年5月27日(旧暦14日)

 今日は日本海海戦十三周年の日。それにしてもウラジオストックの港に戦艦朝日と、その朝日に拿捕された軍艦オリョール号が、今や両船とも日本の警備艇として並んで停泊しているのを見るのは妙なものだ(そのうちにウラジオストックを占領するのではないだろうか?)。

「夢」の話をかなり楽しんで書き、《Какие бывают недоразмения(誤解さまざま)》とタイトルをつけた。だいぶ前から、舞台はノルウェー、主人公は堅物の技術者……という設定で真面目な調子で書こうとしてなかなか書けなかったが、もっと冗談めいた調子をつかんでからは、たちどころに仕事がはかどった。