友情 後編(ピンチマン)

早速、悪友たちに昨日の出来事を話し、皆は僕の事を応援すると同時に「どうせならクラスでも優勝狙うべや！なぁ」といって放課後僕らのマラソンの特訓が始まった！
突然のことに先生は「おまえらシンナーでもやってんのかっ！」といったが、真面目に練習している僕らを見て先生は、泣きながらマラソンの練習に付き合ってくれた。

いよいよマラソン大会当日、狙うは１０位以内！
猛スピードでスタートした僕は校庭えを走りぬけ校外のコースへ出た。。。

軽快に走っている僕、すると目の前に隣中学のツッパリ連中が待ち伏せていた‥
(くそっこんな時に‥)実は先日、彼らとはケンカをしたばかりでその時の仕返しに来たようだ。
立ち止まり相手とにらみ合う僕を容赦なく後続が抜いていく‥‥
すると後ろから「輝っ行けっ！」と声がした、てっちゃんとトモくん、さんまに白根だ。
僕は「でっでもよー」相手は少なく見ても２０人は居た。
トモくんは「いいから行けって」　　白根も「あとは俺らでなんとかすっから行けって」　　さんま「１０位以内に入ってチューするんだろ、あいつと！」
てっちゃんはすでに相手を引き連れ「ここじゃセンコーがくっから」といって場所の移動を始めていた。
僕(ちくしょーこうなったら俺のやることは一つだ！)「マラソン終わったらすぐ行くからなっ！」
多分、この時点でもう５０位とかになってたんだろう、抜いても抜いても前にはランナーがいる、どうやら力尽きてしまうのかと思いながら校庭に入ると観客席に、
顔中晴れ上がり鼻血を出している４人の姿が見えた！
(後でわかったんだけど、今日のマラソン大会に手を出さないでくれという約束を相手として、その代わりに４人は袋叩きにあったのだ)
僕は観客席にいるあいつらの顔を見た時、多少なりとも察しがついた！
校庭のトラックをあと２周すればゴール、僕は叫んだ「輝彦ターボ全快！」
走った、僕は走った、そしてゴールし僕は倒れた。。。。
目を開けると僕のまわりには４人がいた、最初は顔がボッコボコで目を開けた瞬間は正直びっくりして心臓が止まるかと思った。
４人は「やったな輝！」といって僕を押さえつけてちゅーをしてきた、「やめろよー気持ちわりんだよー」と言いながら大爆笑をした。
まわりのみんなも、彼女も僕らの姿を見て笑った。

結果は８位になった。

僕はその後、彼女と付き合ったけど、いつもいつも男友達を優先してばかりいるので３ヵ月後に振られた。
この時も４人は『失恋パーティー』を開いてくれた。

やがて僕ら５人は進学し家庭に事情もあり別々の学校に進学したり進路を選んだ、
そして何年かの月日が流れ友達の結婚式で再会をした、その結婚式は中学の時に３ヶ月で僕を振った彼女とさんまの結婚式だった。

僕はスピーチをまかされていたので、あの時の物語を皆の前で話し、キレイになった彼女に真面目な顔で言った「そういえばチューの約束はどうなったでしたっけ？」
彼女はキョロキョロしながら少し困った様子だ。
僕は続けた「もしまだ、あの時の約束が有効ならば、その権利をさんま君に譲ります、それではこの場でお願いします。」といって会場は以上な熱気に包まれ盛り上がり２人は皆の前でキスをした。

友情 中編(ピンチマン)

最初は会話もないまま歩いていたが、僕が空手を始めた理由などを話してるうちに、なんとなく打ち解けた僕らは色々な話をした。
そして話題はマラソン大会の話しになった‥‥

彼女「ねぇ、今年もマラソン大会出ないの？」
彼女は何故か僕が１年も２年もマラソン大会に出ていないことを知っていた。
彼女「なんでマラソン大会に出ないの？ツッパってるから？ケンカばっかりしてて楽しい？空手とかやってんだから出なよ、マラソン‥‥」
僕「俺、マラソンとか好きじゃないんだよね‥‥(マラソンなんかより、おまえが好きだっ！なんちゃって‥)」
彼女「あのぉ輝彦くんて、付き合ってる娘とかいるの？」
僕「なっ、何言いだすんだよ‥いっ‥いねえよそんなの‥‥」
彼女「じゃあ、今度のマラソン大会で１０位以内になったら‥輝彦くんと付き合ったげる私‥」

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ　　　　　まっまっ！　　マジっすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！

僕「走ります！いや走りたいんです！！いや走らさせてください！！実はマラソン大好きなんです(やったぁぁぁぁぁぁぁ！)」

僕「あの確認なんですけど‥‥付き合うて事はあなた様は、僕の彼女になってくださるって事ですよね」
彼女「そっそうだけど‥」
僕「ていう事はちゅ‥ちゅ‥ちゅーとかもありなんですよねっ！そうですよねっ！」
彼女「もー男ってサイテー！‥‥まっ、まぁでも‥そういうことかな」
今僕の心の中は今風に言うと(地球に生まれて‥よかったぁぁぁぁぁぁ！)だ。

彼女の家の近くだという事もあり、僕は自分の家めがけ自転車を引きずりながら走った、「やったぁぁぁぁぁ！」叫びながら走った。
家に到着すると彼女から電話があり「あの、その自転車あたしの‥‥」
そういえば自転車を交換して引きずってたんだっけ‥‥

友情 前編(ピンチマン)

中学の悪友。

ロックンローラーの『てっちゃん』
女の子にモテモテの『トモくん』
硬派の『さんま』
ケンカ大好き怪力『白根』
そして僕の５人組みの友情とちょっぴり甘づっぱい恋のお話し


少しつっぱっている僕は、いつものように遅刻をして教室に入ると席順はかわっていて、隣の席はクラスで一番人気のある女の子が座っていた。
僕自身も好意は持っていたものの、なんだか人種が違うような気もしてあえて気に掛けないようにしていた。

すでに朝から始まっているクラスミーティングで話し合われていたのは、『今年のマラソン大会』についての説明で、どうやら今年は順位ごとに点数が付き、クラスでの順位も争われるとの事だ。
そしてクラスの取り組みとして、放課後部活のない人はマラソンの特訓をしようと話し合いが進んでいた。

僕は皆に内緒で空手道場に通っていた為、練習に参加することはなく、同じく悪友の４人も練習に参加する事はなく、放課後は溜まり場のゲームセンターに直行していた。


道場での稽古を終えて自転車での帰り道、今日隣の席になったクラスのアイドル『和枝（仮名）』が自転車を眺めながら困った顔をしてたたずんでいた。
僕は後ろから「コラっ自転車ドロボー！」
彼女は「きゃ」びっくりした、そして僕の顔を見るやため息をついた。
どうやら自転車がパンクして困っていたらしい‥‥

夜も２０時を回る頃だったので自転車屋さんもやってないし、彼女の家は随分と遠い。。。僕が「一緒に引きずって帰ろっか」というと彼女はニコッと笑った。
その笑顔は僕のハートに突き刺さった

　　　　　　　　　　　　　　続く‥‥

言葉って不思議

言葉って当たり前ですが、地域によって微妙に違ってきますよね。
関東では、関西弁はみな同じに聞こえるかも知れませんが、
実は、大阪の人は、神戸の人は、すぐ解るみたいです。
言葉の語尾が神戸は微妙に違うらしいです。
以前、大阪の知り合いに私が神戸弁やからすぐ神戸出身て解ると言われたことがあります。神戸弁てなんやねんと、ちと、いらっときましたが・・・

更新しました！（琉球通信）

那覇新都心園のキッズリンク更新しました。今回は英語教室の様子です。トップページの左側の「その他」のページからどうぞ。
http://www.kidslink.jp/palette-naha/
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優しさの声掛け運動 （ピンチマン）

駅付近で酔いつぶれて寝ている人を見ると、私は必ず声を掛ける、ただでさえ物騒な世の中だ。。。まぁ基本クラスの声掛けは「お客さん！終電だよ！」、とかだろう。。。が、この程度で起きない人には…「おいっ！どっ、どした！気持ち悪いのって、吐くの？ねぇ吐くの？吐いちゃうの？オイオイ駄目だよ、そこ人がいるって、よく見て！あぁーあぶなーい…」大半はこれで飛び起きる！