株式会社スペックス社員日記

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友情  後編(ピンチマン)

2008年09月27日 16時25分41秒 | 日記
早速、悪友たちに昨日の出来事を話し、皆は僕の事を応援すると同時に「どうせならクラスでも優勝狙うべや!なぁ」といって放課後僕らのマラソンの特訓が始まった!
突然のことに先生は「おまえらシンナーでもやってんのかっ!」といったが、真面目に練習している僕らを見て先生は、泣きながらマラソンの練習に付き合ってくれた。

いよいよマラソン大会当日、狙うは10位以内!
猛スピードでスタートした僕は校庭えを走りぬけ校外のコースへ出た。。。

軽快に走っている僕、すると目の前に隣中学のツッパリ連中が待ち伏せていた‥
(くそっこんな時に‥)実は先日、彼らとはケンカをしたばかりでその時の仕返しに来たようだ。
立ち止まり相手とにらみ合う僕を容赦なく後続が抜いていく‥‥
すると後ろから「輝っ行けっ!」と声がした、てっちゃんとトモくん、さんまに白根だ。
僕は「でっでもよー」相手は少なく見ても20人は居た。
トモくんは「いいから行けって」  白根も「あとは俺らでなんとかすっから行けって」  さんま「10位以内に入ってチューするんだろ、あいつと!」
てっちゃんはすでに相手を引き連れ「ここじゃセンコーがくっから」といって場所の移動を始めていた。
僕(ちくしょーこうなったら俺のやることは一つだ!)「マラソン終わったらすぐ行くからなっ!」
多分、この時点でもう50位とかになってたんだろう、抜いても抜いても前にはランナーがいる、どうやら力尽きてしまうのかと思いながら校庭に入ると観客席に、
顔中晴れ上がり鼻血を出している4人の姿が見えた!
(後でわかったんだけど、今日のマラソン大会に手を出さないでくれという約束を相手として、その代わりに4人は袋叩きにあったのだ)
僕は観客席にいるあいつらの顔を見た時、多少なりとも察しがついた!
校庭のトラックをあと2周すればゴール、僕は叫んだ「輝彦ターボ全快!」
走った、僕は走った、そしてゴールし僕は倒れた。。。。
目を開けると僕のまわりには4人がいた、最初は顔がボッコボコで目を開けた瞬間は正直びっくりして心臓が止まるかと思った。
4人は「やったな輝!」といって僕を押さえつけてちゅーをしてきた、「やめろよー気持ちわりんだよー」と言いながら大爆笑をした。
まわりのみんなも、彼女も僕らの姿を見て笑った。

結果は8位になった。

僕はその後、彼女と付き合ったけど、いつもいつも男友達を優先してばかりいるので3ヵ月後に振られた。
この時も4人は『失恋パーティー』を開いてくれた。

やがて僕ら5人は進学し家庭に事情もあり別々の学校に進学したり進路を選んだ、
そして何年かの月日が流れ友達の結婚式で再会をした、その結婚式は中学の時に3ヶ月で僕を振った彼女とさんまの結婚式だった。

僕はスピーチをまかされていたので、あの時の物語を皆の前で話し、キレイになった彼女に真面目な顔で言った「そういえばチューの約束はどうなったでしたっけ?」
彼女はキョロキョロしながら少し困った様子だ。
僕は続けた「もしまだ、あの時の約束が有効ならば、その権利をさんま君に譲ります、それではこの場でお願いします。」といって会場は以上な熱気に包まれ盛り上がり2人は皆の前でキスをした。


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2 コメント

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目頭が熱くなりました (南の島より)
2008-09-27 17:17:16
とてもいいお話ですね。私にも保育園から高校まで一緒という、30年来の悪友がいますが今でも毎月会ってますよ。ちなみにムハマドさんはもう読んだかな?ムハマドさん、読んでたらコメントお願いしま~す
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コメント (ムハマド)
2008-09-27 18:36:21
アハハハ ヤメーテヨ ボクヲホメルノワ ヤメーテヨ テレクサイヨ ボクノハナシワトテモオモシロイダケド ホメルノワ ヤメーテヨ グタイテキニボクノ ドコノヘンガキニイッタカ ボクノドコガオモシロイカッタカ ヨカタラ ボクノダイスキナ カレラーメンノシル ワケタアゲヨカ ムハマドワニポンジンワダイスキダヨ
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