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フードコートを出てMRTのラッフルズ・プレイス駅に向かいました。
途中の三菱東京UFJ銀行の前で静かな、しかし煌びやかな山車を囲んだインドの人達のパレードに遭遇しました。
そう言えば、ペナン植物園に向かうタクシーの中で運転手さんが「明日からインド人の盛大なお祭りが始まる」と話してくれたことを思い出しました。
ペナンでもシンガポールでもインドの人々にとって、今日は特別な意味を持つ日のようです。
この興味深いお祭りも、帰国してからネットで調べてみたのですが、どうやら私が見たのは「タイプーサム」と呼ばれるヒンドゥー教のお祭りの前夜祭のようです。信者は「ガバディ」という御神輿を担いで、鉄串などを身体に刺して、苦行の行進を行うのだそうです。インドでは、このお祭りは禁止されていて、シンガポールとマレーシアでだけ行われている様です。ネットで検索した画面では、体に金属の串を刺して行進する人の姿が掲示されていましたが、私は痛いものは見るのも痛いので、静かな行進を見るだけで済んで幸いだったかもしれません。
(怖いもの見たさ、で興味のある方は「タイプーサム」で検索されると宜しいかと思います)
空港に着いて時間を確認すると20時15分を過ぎていました。ポケットに50$弱の現金が残っておりましたので、例によって免税店で全部使いきって出発時間を待ちます。
シンガポール、チャンギ国際空港発、羽田行きJAL036便の到着予定時間は明朝5時40分です。
機内への通路の先には日本語を話すキャビンアテンダントが笑顔で迎えてくれる「日本の空間」が待っていてくれます。
私は熱帯の国の余韻を楽しむように、ゆっくりと日本へと続くボーディングブリッジに歩を進めて行きました。
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