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プリティヴィ・ハイウエー

2014-06-10 23:52:41 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 3月16日

 

 ポカラを離れる日がやってきました。

 

 明後日の18日の朝、カトマンドゥからニューデリーへ、そしてその日の夜にJALで日本へ戻る予定です。

 

 インドの航空会社と空港はトラブルが多いそうなので、スケジュールに余裕を持たせ、一日早くカトマンドゥへ戻ることにしました。

 

 

 

 ポカラへ来るときと同様、ホテルのオーナーにツーリストバスの手配を依頼しました。

 

 バスの料金はカトマンドゥまで700Rsでした。

 

 ホテル ロータスインからシティ・バスパークまでのタクシー料金が200Rsですから、バス運賃は破格です。

 

 バスパークには2~30台のバスが並んでいましたが、ホテルのオーナーがバスターミナルまで送ってくれたので、不安なく乗車することがきました。

 

 

 カトマンドゥまでのルートは来るときと同じですが、車窓からの景色を十分に堪能できましたので、少し詳しくご紹介します。

 

 バスは朝7時半にポカラを出発しました。

 

 バスはポカラ市街を離れ、ポカラ市内を貫くセティ・ガンダキ川の河岸段丘に沿って、プリティヴィ・ハイウエーを走り続けます。

 

 ハイウエーとは言っても自動車専用道ではなくて、人も車も自転車も、みな共用します。

 

 

 出発して1時間半程で最初のパーキングエリアに入り、殆どの乗客がここで朝食を摂りました。

 

 私はここを出発するとき、最後部の席に移動し、窓を開け放って景色を眺め続けました。

 

 

 3月16日はネパールのホーリーという祭日でした。

 

 街道筋の町や村では、顔に赤い顔料を塗った人達がお互いに水を掛け合ってワァーワァーキャーキャー声をあげていました。

 

 

 ドウムレの町を通りを過ぎるとき、子供達がバスに向って水を掛けてきました。

 迂闊に窓を開けていると、とんでもないことになります。

 

 

 最後部の席から顔を出し、後ろに続くバスの様子などをカメラに収めました。

 

 日本でこんなことをしたらすぐ「窓から顔や手を出さないで下さい」と運転手に注意される筈です。

 

 

 アンナプルナ山群やマナスルを源にするマルシャンディ川に沿って、バスは渓谷の中を走り続けました。

 

 

 エメラルド色の水が、白い飛沫をあげながら流れていました。

 

 

 やがて、マルシャンディ川とカトマンドゥ方面から流れきたトリスリ川が合流する場所で橋を渡りました。

 

 

 バスは橋を渡ると、街道沿いのムグリンの街を抜け、トリスリ川に沿ってカトマンドゥを目指しました。
 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 1

 

ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 2

 

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本日は安息日

2014-06-10 00:12:13 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 3月15日

 

 サランコットの丘のGHで目を覚ましました。

 

 朝なのに外は明るくなりません。

 

 じたばたしても仕方ないので、ベッドの中で暫く大人しくしていました。

 

 7時を過ぎる頃、東の空を眺めると、お日様が雲の間から光を投げかけていました。

 

 

 再びベッドに戻り、ぼんやりと時を過ごしました。

 

 今朝は鼻の調子が悪く、水のような、たらたらの鼻汁が止まりません。

 

 何時もの寒暖差アレルギーと思いますが、鬱陶しいことこの上なしです。

 

 8時半頃に朝食をとり、再びベッドに戻りました。

 

 GH(ゲストハウス)をチェックアウトした時は10時半を過ぎていました。

 

 見上げると無数のパラグライダーが空に舞っていました。

 

 

 GHからポカラへ向かう石段を下って行くと、昨日バスに乗って来た道に出ました。

 

 その道の横で、ノボタンが埃だらけの花を咲かせていました。

 

 日本の温室では、特等席に花を咲かせますが、故郷では雑草扱いのようです。

 

 

 

 バス通りを横切り、斜面に伸びる道を下って行きます。

 

 下る途中で出会った、チョータラ(休憩所)に育つペアの木の整った枝振りに琴線が震えます。

 

 

 その場所を過ぎた辺りで、幼い女の子に英語で話し掛けられました。

 

 日本人? 観光に来たの? ポカラに泊まっているの? 私達の写真を撮って下さい。

 

 そして間を置いて、ギブミースイーツ、ギブミーマネーの言葉を耳にしました。

 

 え! まー ・・・ こんな日もあります。

 

 鼻をぐしゅぐしゅさせて不景気な顔をしていると、天使も避けて通るようです。

 

 しかし、今気が付きましたが、英語で話しかけてきた女の子、カメラに笑顔を見せていません。

 

 蛇足ですが、このような場合、はっきりと拒否すべきは言うまでもありません。

 

 蛇足ですが、ここで彼女達にお菓子やお金を渡せば、彼女たちは、一生物乞いの発想のままで生きてゆくことになるのです。

 

 

 眼下のフェワ湖に向かって、標高差700メートル程を下りました。

 

 

 フェワ湖畔に着くと汗だらけとなっていました。

 

 鼻アレルギーの症状も治まる気配はありません。

 

 すぐに通りかかったタクシーを拾い、レイクサイドのホテルへ向かいました。

 

 ホテルはトレッキング時に親切にしてくれたガイドのサンデシュさんが、ポカラに行ったら私のホテルに泊まって下さいと言っていた「ホテル ロータスイン」です。

 

 サンデシュさんのお姉さんのご主人がオーナーです。

  

 私は体調が悪いと写真まで撮れなくなるようです。

 

 サランコットの丘を下る途中からご覧頂ける写真が全くありません。

 

 

 本日は安息日と決めて、ホテルにチェクインするとシャワーを浴び、そのままベッドに倒れ込みました。

 

 長旅の疲れが出たのでしょうか。

 

 

 16時頃に目覚め、ホテルの周囲を散策しました。

 

 ブーゲンビレアの巨木が満開の花を咲かせていました。

 

 朝はスミレの咲く道を歩いていたのに、夕方にブーゲンビレアを眺めています。

 

 

 
 18時を過ぎた頃、ホテル近くのネパールキッチンという食堂に入りました。

 

 

 川魚のダルバートを注文しましたが、これがスパイスが利いた、なかなか結構な一品でした。

 

 

 ポカラのレイクサイドにある「ホテル ロータスイン」の宿泊料は一泊800Rsです。

 

 上の写真のように明るく広い部屋に、大きなベッドが二つ。

 

 近くに、高級レストランや家庭的な食事処まで揃った、便利な場所にあります。

 

 ポカラに行ったら、次回もお世話になろうと思います。

 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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