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オーストラリアンキャンプへ

2014-06-07 23:35:39 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 新しいアイデアを思いつき、店じまい気分から一転して、もう一度がんばろうモードにスイッチを切り替えました。

 

 ハグルン自動車道から分岐してサランコットへ通じる道は、車が走る未舗装道路のはずですが、周囲に素朴なネパールの農村風景が広がっている気がしました。

 

 何か新しいものに巡り会えるかもしれません。

 

 ガイドブックにはない、ネット検索にも絡まなかった旅のアイデアに挑戦します。

 

 

 振り返ると、以外な大きさでマチャプチャレが神々しい姿を空に浮かべていました。

 

 

 尾根の上に、石畳みの道が、正面の丘へと伸びていました。

 

 取りあえず、あの丘を越えなければなりません。

 

 十分にやりがいがありそうです。

 

 

 目論見通りにサランコットに辿り着ければ、明朝は、朝陽に輝くマチャプチャレとご対面できます。

 

 

 11時頃にポタナに到着しました。

 

 今までの山村と違い、まるでリゾート地のような雰囲気を漂わせています。

 

 

 少々時間が早いのですが、次に食事が摂れる場所はオーストラリアンキャンプまでありません。

 

 ここで早目の昼食を摂ることにしました。

 

 今日の昼食はチキンカレーとチャパティです。

 

 

 今日は先が長いので、ゆっくりと時間を掛けて食事を済ませ、気持ちと体にエネルギーを補いました。

  

 ポタナを12時少し前に出発し、数分でダンプスとオーストラリアンキャンプの分岐を通過しました。

 

 

 その辺で、セティ・ガンダキ川の支流が、ダンプスの尾根を廻り込む様子を確認しました。

 

 この辺りは地図にない道が、尾根や沢から合流してきますので、地形を何度も確認します。

   

 

 やがて、森の中の緩やかな坂を登り、

 

 

 12時20分頃、オーストラリアンキャンプに到着しました。

 

 地名は、オーストラリア人がキャンプをしたことに由るそうで、ポカラから日帰りでトレッキングを楽しみたい時、手頃なルートを提供してくれるとガイドブックに記されています。

 

 

  

ヒマラヤ一人歩きの危険性

  

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ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 1

 

ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 2

 

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新しいアイデア

2014-06-07 21:58:14 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 あちらこちらに旧道跡が顔を出す道を進んで行きます。

 

 

 そんな道を1時間程も歩くと、尾根の上へと登るトレッキングルートの分岐点に出ました。

 

 

 その場所から、一軒のGH(ゲストハウス)の庭先を抜けるように石段の道を登り始めました。

  

 スミレの花が咲いていますので、標高が高くなってきたようです。


 ヒマラヤでは、標高が高くなれば気温が下がり、季節が後戻りします。

 

 

 尾根の上に再びアンナプルナ・サウスが見えてきました。

 

 

 

 森の中を登り続てけ、30分程でベリカルカのGHを通過しました。

 

 眼下に、先ほど歩いてきた、トルカへ通じる道が見えていました。

 

 

 この辺りは、以前のページで紹介した地図「Annapurna Base Camp」には、トルカから直接尾根へ上がるように記されていますから、注意が必要です。

 

 しかし、そもそも「地球の歩き方 ネパールヒマラヤ トレッキング 概略図」のトルカと上記地図のトルカの位置が違いますから、地形を読んで臨機応変に判断するしかなさそうです。

 

 

 ベリカルカを通過すると、20分程でビチュクデオラリのGHが見えてきました。

 

 

 そんなとき、高い木に咲く白い花を見かけました。

 

 残念なことに花の位置が高すぎるので、ズームを利かせても花にピントが合いませんが、モクレン科の花に見えます。

 

 標高は2100mを越えていましたから、モクレン科の植物に花が咲いても不思議はないはずです。

 

 

 

 この辺りが、今日のコース上で一番標高が高い場所になります。

 

 周囲に汗ばむ程の陽射しが降り注いでいました。

 

 

 まだ10時半にもなっていません。

 

 地図を確認し、この場所からポタナ→ダンプス→フェディ→ポカラと進む通常ルートとは異なる、オーストラリアンキャンプを経てハグルン自動車道を進み、サランコットまで歩くコースを検討しました。

 

 今日中にポカラへ戻らず、サランコットの丘に泊まって、明朝、朝陽に輝くマチャプチャレを眺めようという新しいアイデアです。

 

 ハグルン自動車道に出た後、12km前後、約3時間の行程と見積もりました。

 

 まだ昼前ですから、日暮れ前にサランコットに到着する計算が成り立ちます。

 

 

 そうと決めれば、先を急ぐほうがよさそうです。

 

 下の写真をご覧下さい。


 写真中央付近の一番奥で、サランコットの丘が、霞に浮かぶ島のような姿に見えています。


 あそこが、今日の新しい目的地です。

 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

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日本とヒマラヤを繋ぐもの

2014-06-07 18:27:58 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 

 3月14日

 

 いつものように夜明けを待ってベッドを抜け出し、ヒマラヤの黎明を楽しみました。

 

 清々しい大気の中に小鳥達の囀りが響き、今日も新しい一日が始まろうとしています。

 

 

 東屋に腰を下ろした私の周りで、中学生ぐらいの女の子が、丁寧に庭の掃除を始めました。

 

 GH(ゲストハウス)の周囲には雑草も見えず、几帳面な暮らしぶりを感じます。


 あれだけの段々畑を積み上げる人々が勤勉でないはずはありません。

 


 

 私は東屋で、今朝もティーの香と、明け行くアンナプルナ・サウスを堪能しました。


 今度こそ本当にアンナプルナ・サウスとはお別れかもしれません。

 

 周囲の木立に響く、小鳥達の声に心が和みます。

 

 リズミカルに石畳みをシュッ、シュッと掃く音が、私の足に歩く活力を蘇らせてくれる気がしました。

 

 今日はヒマラヤトレッキングの最後日となるはずです。 

 

 

 

 ドイツのフランクフルトから来た大学院生達が、一足先に出発して行きました。

 

 アウフ ヴィーダーゼーン、昨晩は楽しい時間を本当に有難うございました。

 

 

 朝食を食べ終わる頃、モディ・コーラの谷に陽が届き始めていました。

 

 

 会計を済ませに事務室へ赴くと、見覚えのある植物がテーブルの上に広げられていました。

 

 一瞬目を疑いましたが、確かにワラビです。

 

 まさかヒマラヤで、このような状況でワラビを目にするとは思ってもいませんでした。

 

 このワラビを見て、数千キロも離れた日本とヒマラヤを繋ぐ何かがあることを確信しました。

 

 

 

 Kさんはゆっくりと起きてきました。

 

 彼が帰国する予定日は、私より10日も後なので、旅を急ぐ必要はないのです。

 

 彼はこの旅を終えて故郷へ戻り、デザインの勉強を始めると言っていました。

 

 本当に気持ちの良い青年です。

 

 

 私は8時を少し過ぎた頃、Kさんに別れを告げ、GHを後にしました。

 

 尾根の斜面に伸びるトレッキングルートを歩きながら、アンナプルナ・サウスを何度も振り返りました。

 

 

 モディ・コーラに沿った長い尾根に、幾筋もの支流が沢となって食い込み、沢と沢を隔てる小さな尾根がカーテンの襞のように連なっています。

 トレッキングルートは、そのカーテンの襞をなぞるように山腹を横切ります。

 

 

 やがて、トレッキングルートは車道と合流し、幾つかの集落を抜けて、南へと向かいました

 

  

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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