昔ながらのメバル釣りというとエビ撒き釣りが王道だった。
メバル釣りというとエビ箱にブツエビでの夜釣りというのがスタイルだった。
しかしほんとにそうかと言うと、かなり疑わしい。
以前、姫路市の家島坊勢島で夜釣りをしたことがあった。
餌には青虫を使った。
延べ竿に青虫をつけただけだったが、これに20cm以上のメバルばかりが一晩中釣れ続けた。
試しにエビでも釣ってみたが10cmくらいの小物しか釣れなかった。
結局トロ箱2杯を釣ってしまった
さすがに釣れすぎたので友人にお裾分けした。
昨夜、エビ撒き釣りをすると言っていた人に帰りの港で出会った。
釣れましたか、と聞くと、2~3匹でした。釣れませんでしたねえ、と言う。
私がトロ箱2杯釣ったというと驚いていた。餌は青虫だったと言うと、なお驚いて、青虫でも釣れるんですかと驚いていた。
これには、こちらのほうが驚いた。
播磨のメバル夜釣りは圧倒的に青虫が釣れる、というのはメバル釣り師さんの常識だからだ。
しかしエビが良い時もある。
時候のよい季節の昼釣りは圧倒的にエビがよく釣れる。