ビッグバン と 宇宙年齢

ホーキング博士の宇宙案内　の番組を見た。



ビッグバンから現在までの宇宙年齢は１３７億年なのだそうだ。

宇宙の終焉にはまだ５００億年かかると予測されていて、われわれの宇宙はまだ若いのだそうだ。

現在、宇宙は膨張し続けている。

それは謎の「ダークエネルギー」の働きによっている。

このエネルギーの正体はまだ解明されていない。

宇宙の終焉はビッグクランチ・・・ビッグバン以前の特異点まで収縮して終わる。

あるいは膨張を続け、冷え切った宇宙として終焉する、ビッグチルを迎える。

このどちらで宇宙が終焉を迎えるかはダークエネルギーの強さと引力の強さの、どちらが強いかで決まるのだそうだ。

宇宙の終焉以前に、３０億年後には我々の銀河は隣りのアンドロメダ銀河と衝突して合体するそうだ。

それまでに人類は銀河系から飛び出して、別の銀河に移動する手段を発見していることだろう。

そして５００億年後に我々の宇宙が終焉を迎えるころには、人類は別の宇宙に移動する手段も発見しているだろう、とのことだ。

そのためには、ビッグバンとは何か、なぜ起こったのか。
また我々の宇宙の「存在意義」は何なのかを見出さなくてはならない、とのことだ。

「宇宙の存在意義」とはすなわち「我々の存在意義」すなわち「実存の意義」ということに他ならない。

人類は「存在の謎」を解き明かすことを宿命付けられた「存在」であるようだ。