音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

環境耐性限界 と 現代文明

2013年05月10日 | 日常雑感

マヤ文明などの高度な巨石文明が滅んだのは、環境に負荷を与えすぎた為だといわれている。

高山地帯で過度に開拓を進めたため、気候変動の時期には対応しきれなくなり、食糧不足によって滅んだとされている。

現代文明も全く同じ状況だなあと思う。

地球という自然環境が機能しなくなるほどの環境負荷を加えているのが現状だ。

石油、天然ガスなどの化石燃料の濫用、都市化による自然環境の破壊、原子力発電による廃棄物汚染・・・など、自然環境の耐性限界はすでに超えているように思える。

生物種の絶滅は20世紀以降、急速に進み食物連鎖の輪が、急激に破壊されている。

この場合、食物連鎖の頂点にいるものが将来絶滅することになる。すなわち「人類」

自然環境の連鎖構造が破壊された時に起こるのは、害虫の大量発生、病原菌の蔓延などだ。

その結果、世界的な食糧不足が起きる。これは地球人類にとっては致命的だ。

環境耐性の限界を超えているのが目に見えて分るのが人口の大都市集中だ。

断層の上に大都市が建設されていたり、原子力発電所が建設されていたりする。

実際は地球上はどこでも大地震の危険がある。

そういった意味では大都市への人口集中は、あらゆる意味で自然環境の耐性限界を超えている。

戦争や領土問題や原発再稼動や、と目先の利権で争っているうちに、とんでもない事態が刻々と迫っているのが現実なのだろう。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿